ユートピアの便器だ!
「雑記帳 上海万博に「金色」トイレ...INAX」(ヤフーニュースより)
すげー、まるでトマス・モアの「ユートピア」に出てくる便器みたいだ。ま、釉薬に使っているだけだからユートピアとは厳密には違いますけどね。
ユートピアの便器は黄金で出来ている。だから、ユートピアの人々は黄金を嫌忌している。そして、外国と戦争になりそうになったら、その黄金を集めてカネで解決する。ユートピアの人々は黄金が大切なモノとは思っていないから、喜んで供出に応じる、みたいな話だったっけ。
「雑記帳 上海万博に「金色」トイレ...INAX」(ヤフーニュースより)
すげー、まるでトマス・モアの「ユートピア」に出てくる便器みたいだ。ま、釉薬に使っているだけだからユートピアとは厳密には違いますけどね。
ユートピアの便器は黄金で出来ている。だから、ユートピアの人々は黄金を嫌忌している。そして、外国と戦争になりそうになったら、その黄金を集めてカネで解決する。ユートピアの人々は黄金が大切なモノとは思っていないから、喜んで供出に応じる、みたいな話だったっけ。
今日は、午前中にバイトの面接。9月の発表までの生活の糧を得るためのものですが、うまく採用されるといいのですが・・・・。
夕方に、東京の大手法律事務所の弁護士を招いての就職ガイダンス。札幌にいると全然わからないのですが、首都圏では相当早くに就職活動に動くんですね。合格発表時には山場が過ぎているとは・・・・。
大手とかはもともと興味がないし、向こうもワタクシに興味を持つことはないと思うのですが、さすがに合格発表前に就活はしたくないなぁ。後で不合格判明したら何だかいやだからなぁ。
ま、そんな感じで、少なからずショッキングなガイダンスでした。尤も、私が不勉強というか、昨今の事情に疎いだけなのかもしれへんけど。
話は変わりますが、昨日今日と、当ウェブログを訪問される方が相当多いです(昨日74人、今日は58人以上)。ありがとうございます。
恐らく多くの訪問者の方々が興味をお持ちと思われる新司法試験についての記事は、もう少し、お待ちください。
スラブ研究所からの撤収期限は今週の金曜です。でも、私は木曜から帰省ですので、水曜までに完全撤収しなければなりません。
予め月・火・水と自動車の入構許可をもらっていたので、まずタイヤの履き替えのために西区の板金屋さんに。なぜわざわざそんなところまで行ったかというと、その板金屋さん、自転車のリペイントもやっているということで、最近著しく老朽化してきたマイ自転車をリフレッシュできないかと思って、タイヤにかこつけてリペイントの値段を聞きにいったという次第。でも、2万くらいするということで、ちと予算オーバーやなぁ。自転車の本体価格3.5万やからね。
あと、ワイパーを冬用のものから夏用のものに交換しようとしたら、何か一本だけ固くて取れない。結局、ディーラーに持ち込みました。
自習室の荷物は、とりあえず細かいガラクタを持ち帰りました。本については、家の側で受け入れるためのスペースを捻出しなければなりません。もう一本、本棚買うか・・・・。
専攻長から、試験終了した我々のために檄文が出されていました。一休みしたら、合格・不合格の両方を見据えた勉強を開始すべし、という主旨。
明日は昼前にバイトの面接。あと夕方に、H大で修了生向けに、東京のローファームの弁護士さんを招いて就職状況についての説明会みたいなのがあるようです。
今日は、新司法試験の中日(なかび)、試験はお休みです。
昨日、一昨日と、短答式試験と選択科目(私は環境法)、公法系科目(憲法・行政法)の論述式試験が行われました。
全般的に、問題の毛色が変わったという感じで、何となく戸惑いました。で、特に公法系科目は、ちょっとやっちゃったかな、という印象。
ただ、明確に、基本的な理解を問うている問題の作り方だな、と思いました。
まぁでも、終わった試験のことはとりあえず気にしない。なんせ、あと2日間試験が残っており、残っている科目の配点もきっちり半分ですから。
(内訳)
1750点満点中、終わったのが、短答式350点、選択科目175点(素点100点)、公法系科目350点(素点200点)で計875点。
残っているのが、民事系科目(民法・民訴法・商法)525点(素点300点)、刑事系科目(刑法・刑訴法)350点(素点200点)で計875点。
ということで、商法の重要判例解説を読んでいたら、何となくお好み焼きが食べたくなってきた。ソースはイカリの方が好きなんですが[あ、でも今のイカリソース株式会社はブルドックソース株式会社の子会社(会社法2条3号)でしたっけ]。
いよいよ明日から、第3回新司法試験がはじまります。初日は、朝の8時半に試験会場に集合、9時半試験開始となっておりますので、24時間後には試験開始ということになります。
試験期日は5月14日(水)、15日(木)、17日(土)、18日(日)です。
東京会場で受験される方、18日は調布で不発弾処理があるため、電車の運休がありますよ。一応注意。
では、明日から頑張って4日間の試験を受けてきます。試験をうける読者の皆様、頑張ってまいりましょう。
(参考)
試験期間中の各地の天気予報
(気象庁・13日5時発表。天気、最高気温/最低気温、降水確率、信頼度の順に表記。14日の降水確率は6時間毎に0時から6時、6時から12時、12時から18時、18時から24時)
札幌市
14日:晴れ後曇り、13℃/4℃、10%、10%、20%、30%
15日:曇り一時雨、13℃/6℃、60% (B)
16日:晴れ時々曇り、17℃/6℃、10% (A)
17日:晴れ時々曇り、19℃/8℃、10% (A)
18日:晴れ時々曇り、19℃/9℃、20% (B)
仙台市
14日:曇り後時々雨、14℃/9℃、10%、50%、60%、50%
15日:曇り時々晴れ、18℃/10℃、20% (A)
16日:晴れ時々曇り、19℃/10℃、20% (B)
17日:曇り、19℃/11℃、30% (A)
18日:曇り時々晴れ、20℃/12℃、10% (A)
東京都
14日:曇り一時雨、16℃/12℃、20%、60%、30%、10%
15日:晴れ時々曇り、23℃/14℃、20% (C)
16日:晴れ時々曇り、21℃/15℃、20% (A)
17日:曇り時々晴れ、21℃/15℃、30% (A)
18日:曇り時々晴れ、22℃/14℃、20% (A)
名古屋市
14日:雨後晴れ、22℃/14℃、90%、50%、10%、0%
15日:晴れ時々曇り、23℃/11℃、20% (B)
16日:曇り時々晴れ、26℃/12℃、30% (B)
17日:晴れ時々曇り、26℃/15℃、20% (B)
18日:曇り時々晴れ、24℃/15℃、30% (A)
大阪市
14日:晴れ一時雨、21℃/15℃、70%、20%、10%、10%
15日:曇り時々晴れ、23℃/12℃、30% (A)
16日:晴れ時々曇り、25℃/13℃、20% (A)
17日:晴れ時々曇り、26℃/15℃、20% (A)
18日:曇り時々晴れ、25℃/16℃、30% (A)
広島市
14日:曇り後晴れ、21℃/10℃、10%、10%、0%、0%
15日:晴れ時々曇り、22℃/11℃、10% (A)
16日:曇り時々晴れ、24℃/12℃、30% (A)
17日:晴れ時々曇り、25℃/14℃、20% (A)
18日:曇り時々晴れ、24℃/15℃、30% (A)
福岡市
14日:曇り後晴れ、20℃/13℃、30%、10%、0%、0%
15日:晴れ時々曇り、21℃/12℃、10% (A)
16日:曇り時々晴れ、23℃/14℃、30% (A)
17日:晴れ時々曇り、24℃/14℃、10% (A)
18日:曇り時々晴れ、24℃/15℃、20% (B)
今日は司法試験の短答式試験日でした。
旧司法試験の方ですけどね。
旧司法試験の短答式は例年、母の日に実施という、親不孝を地でいくすさまじさでございます。あ、でも、私今年もカーネーションの一つも贈ってないや・・・・。
新司法試験は、明々後日の14日水曜日、開始です。
ところで、明後日の次の日、つまり3日後のことを私は「しあさって」といいますが、「やのあさって」という方もおられるみたいですね。
参照ページ:「特集・ご当地万歳!-ヤフー地域情報」
「<弁護士ゼロ地域>解消へ...最後の滋賀で6月に開業 日弁連」(ヤフーニュースへのリンク)
全国に203ある地裁支部管轄地域を単位として、支部管轄地域内に弁護士が1人もいない場合は「ゼロ地域」、弁護士1人だと「ワン地域」で、合わせて「ゼロ・ワン地域」と言ったりするわけです。
上記引用記事によると、1996年4月には、弁護士がいないゼロ地域が47、弁護士が1人だけのワン地域が31に上ったということです。それが、今年の4月でゼロ地域が2、ワン地域が22にまで減少し、6月には最後のゼロ地域にも法律事務所が開設される、とのこと。
2000年に日弁連が公設事務所(ひまわり基金法律事務所)を島根県の石見に設置し、以後各地に公設事務所が設置されていったのですが、少なくとも、私が北海道にくる前くらいだと、公設に応募するのは変わり者とみられていたようです。私がH大法科大学院に入る前の年、つまり2004年の9月に、前職の関係で道内某所の「ひまわり基金法律事務所」に調査に行ったことがありましたが、赴任していた弁護士はそういう話をしていました。
その時の調査レポートによると、2004年6月25日現在、ゼロ地域が17、ワン地域が38あったようなので、この数年で「ゼロ・ワン地域」は劇的に減少したといえましょう。
上記のような経緯もあり、弁護士過疎問題には少なからず関心をもっていた私にとって、このニュースはやや感慨深い。そして、やや出遅れたという気持ちも抱いたりして。
これ以上の遅れはもう許されないでしょう。試験まで、実質あと5日。
今日、学内で二人の実務家教員に会いました(法曹倫理担当の弁護士教員と、要件事実論担当の裁判官教員)。お二人とも、「とにかく、体調に気をつけて」とおっしゃっていました。ここまできて、体調不良では洒落にならん。
本試験まであと2週間少々です。まだまだ準備不足という感じですが、今更新しいモノに手を出しても仕方がなく、手持ちの武器で臨むしかありません。手持ちの武器の錆を落として、磨きまくって、腹をくくって頑張りますか。
(読者の皆様へ)
カウンターをみますと、毎日、延べ30~40名ほどの読者の方にお越し頂いているようです。ありがとうございます。
ここのところ、一応毎日更新をしている(ことになっている)当ウェブログですが、5月18日の第3回新司法試験終了までは不定期更新といたします。あしからずご了解くださいませ。
とりわけ新司法試験を受験される読者の皆様、お互いに頑張って参りましょう。
今日は直前模試の4日目、最終日ということになります。
今日は13時半から刑事系科目が4時間ということで、朝はゆっくりと。行きしなにドラッグストアでタウリン3000ミリグラム配合の何とかドリンクというのを買って飲みました。
で、カリカリと答案を書いていて、ふと時計をみると14時45分。ここでワタクシ、すごく焦ったのです。まだほとんど書けていなかったので。でも、何故。
・・・・本試験に合わせた今日の模試は13時半開始ですから、まだ1時間少々しか経過していなかったわけです。でも、これまで受けてきた論文式答案練習会は、13時開始の17時終了だったので、14時45分というとあらかた折り返し点ということになります。で、うっかりと答案練習会の時の感覚で考えてしまい、まだ1問目の3分の1しか書けていないのに、と、焦ったのでした。
直前になりましたが、予め4日間22時間半の試験日程を経験できたのは意義がありました。想像以上にきついというのがよくわかりました。
あと2週間ちょいですが、最後の最後まで、足掻きに足掻いて、1ミリでも合格に近づけるようにしていきたいです。
3日目は民事系科目。午前中は商法で午後は民法・民訴です。
模試ということもあるのか、どうも、調子が上がらない。商法はいわゆる三越事件が元ネタだったのですが、まさに「なぜだ」という感じですな。
あと一日、頑張らねばなりませぬ。
今日は、模擬試験の中休み。本試験も、水木・土日と中一日空きます。
本試験でも、この日の過ごし方は重要かもしれません。
全然話は変わりますが、道東の厚岸町でニシンがごっつう獲れているという記事があり、いたく食欲をそそられました。
朝日新聞の記事で写真をみたのですが、トロ函にはいってるニシンがさ、何かうまそうで。
(当該記事)
北海道では居酒屋でニシンの刺身が出たり、回転寿司のネタでもニシンがあったりしまして。関西時代は生のニシン、というのは食べた記憶がないから、やはり、産地ならではということなんでしょうか。
今日は模試2日目。午前中選択科目論文3時間、午後公法系論文4時間。ただ、選択科目の環境法が模試では用意されていないので、同一時間に自主答練という感じでしたが。
連続日程だと、頭がこれほどまでに回らないものか、と、いささか驚きました。何やら綺麗に書けない、という感じ。
本試験が、思いやられる・・・・。
あと、慢性的な鼻づまりに対処するために鼻腔拡張テープを使っていたのですが、一日貼っていると鼻の頭の脂でテープがすごいことになっていました。1日2枚使ったほうがよさそう。
今日から、眺めのいい予備校で本試験と同一日程による模擬試験。添削なしで書くだけ、ですが。
1日目は短答式。ここまでは、これまでも経験あり、ですが、明日以降の、連続して論文を書くというのは初めての経験。
しんどい、やろなぁ。
家に帰ったら受験票が届いていました。ペラッペラの紙ですワ。で、バーコードシールが12枚添付されていますが、短答式3科目で3枚、選択科目で2枚、公法系2枚、民事系2枚、刑事系2枚ということで必要なのは11枚。予備は1枚しかないということになりますな。
どうでもいいですが、今日で、ワタクシが煙草を吸わなくなってから1年。
ぼちぼち受験票も届き始めているようですね。
いわゆる光市の殺人事件で、事件当時18歳だった元少年に広島高裁が死刑の判決。いろいろ考えさせられる事件ですが、考えがまとめきれないのでとりあえず判決があったということを記すにとどめておきます。
明日から直前模試。
今日の短答式で、昨年の10月から受講してきた答案練習会が終了。いやー、ほんまに長かった。
短答式については、とりあえず数をこなしたことで、一定の効き目があったことは間違いないです。あとは、合格に必要なレベルにまで覿面に効いているか、です。こればかりはわからん。
読者の皆様からよく言われることですが、当ウェブログを読む限り、何やらワタクシ、勉強をさっぱりしていないような印象を受けてしまうのではないでしょうか。
当然のことながら、本試験まであと34日というこの時期、人並みには勉強しているつもりではあるのですが、勉強のことはつまらないからあんまり書いてないのです。ただ、勉強以外の雑事に逃避していることがあるのも確かな話です。うぅむ。
このウェブログも、逃避といえば逃避かもしれません。
今日は、くだらないことでイライラして反省。
先日のTKC短答模試、私の点数はほぼ平均点くらいだったようです。もう少し上乗せが必要ですな。
今日は区役所に行き、国民年金の免除申請を出してきました。学生の納付猶予は4月からの1年単位ですが、一般免除は7月からの1年単位なので、今日の申請は通ったとしても6月まで。中途半端です。
7月以降に再度申請しなければなりませぬ。
夕方に、予備校まで答案練習会の資料を取りに行って、帰りにマクドナルドでコーヒー飲んでましたら、去年合格した先輩で札幌で司法修習を受けている人に偶然会いました。私も、彼の後に続かなければなりませぬ。
当ウェブログをご愛読いただいているナターシャ・pp22様より、スラブ研究所入居に伴い、「Господин К(ガスパージン・K)」という新たな呼び名をいただきました。新しい自習室では、ロシア語のポスターを壁に貼ったりしております。「おしゃべりは敵に利益を与える」とかいうへんてこなやつです。「本は知識の源」というのも今度貼りましょうかね。
今日で3年間使ってきた自習室から完全に撤退しました。感慨にふける間もなかったけど。
んで、5月の試験までの間、無給の研究員として一応大学のスペースを使わせてもらえることになりました。大変有り難い話です。
今日は、大学でのバイトの最終日で、仕事終わってから自習室の移転の作業をやっていました。私は、スラブ研究所の一角にしばらく厄介になることとなりました。旧自習室の掃除、あんまり手伝えませんでしたゴメンナサイ。
まだ1年次の頃、ロシア語を少し喋っただけでロシア人留学生にスラブ研究所の人と間違われたことがありましたが、少しの間とはいえスラブ研究所の住人になるとは予想だにしていなかったなぁ。
H大法科大学院が、学校教育法109条3項により義務付けられている認証評価で「不適合」を食らったという話。
理由は、「入学者選抜において、3年課程と2年課程を併願した場合の3年課程の選抜については、法学未修者に対しても学修評価枠において主として法律科目試験の成績が考慮されており、法科大学院において教育を受けるために必要な入学者の適性及び能力等が適確に評価されているとはいえない」とのこと。
報道されているものだけみますと、H大は法学未修者の入学選考にあたって法律科目の試験を課していたかのような印象を受けかねないのですが、そういう話ではないのです。3年課程と2年課程を併願して、通常の3年課程の小論文試験に加えて法律科目試験を受けた者について、3年課程の入学判定の際に学部時代の成績に代わって法律科目試験の成績を見た、という話です。
この制度は、私のような、学部時代は授業なんぞさっぱり行かず、カフカ(可・不可)的成績を取っていた者にとっては、法律試験で頑張れば過去の悲惨な学部成績を帳消しにしうるという点でありがたいものだったのですが、今回の「不適合」を受けて廃止になるようです。
しかし、どうも腑に落ちないなぁ。認証評価の理屈だと、法学部卒の学生について学部時代の法学科目の成績を考慮してもNGということになりはしないでしょうか。
※学校教育法
第百九条 大学は、その教育研究水準の向上に資するため、文部科学大臣の定めるところにより、当該大学の教育及び研究、組織及び運営並びに施設及び設備(次項において「教育研究等」という。)の状況について自ら点検及び評価を行い、その結果を公表するものとする。
2 大学は、前項の措置に加え、当該大学の教育研究等の総合的な状況について、政令で定める期間ごとに、文部科学大臣の認証を受けた者(以下「認証評価機関」という。)による評価(以下「認証評価」という。)を受けるものとする。ただし、認証評価機関が存在しない場合その他特別の事由がある場合であつて、文部科学大臣の定める措置を講じているときは、この限りでない。
3 専門職大学院を置く大学にあつては、前項に規定するもののほか、当該専門職大学院の設置の目的に照らし、当該専門職大学院の教育課程、教員組織その他教育研究活動の状況について、政令で定める期間ごとに、認証評価を受けるものとする。ただし、当該専門職大学院の課程に係る分野について認証評価を行う認証評価機関が存在しない場合その他特別の事由がある場合であつて、文部科学大臣の定める措置を講じているときは、この限りでない。
4 前二項の認証評価は、大学からの求めにより、大学評価基準(前二項の認証評価を行うために認証評価機関が定める基準をいう。次条において同じ。)に従つて行うものとする。
「117年ぶり5日連続10度超 札幌 史上タイ記録」(北海道新聞より)
こいつが昨日の記事で、「117年ぶりとは面白いね」と思っていたのですが、今日の札幌も気温は10度超えました。で、こんな記事が書かれた次第。
「札幌で6日連続10度超す 3月で観測史上初」(北海道新聞より)
ま、とにかくここんところ、滅多にないレベルで札幌は暖かい、ということです。
さて、今日はTKCの短答式模試でした。本試験会場の北海道経済センター、机椅子は普通の会議室用のありふれたやつでした。4日間座っていたら疲れるやろなぁ。
模試の出来具合は、何とか及第レベルというところでしょうか。民事系が思いの外悪かった・・・・。
今日の午前中、札幌の積雪深がついに「0センチメートル」となりました。
んで、今日の昼から学位記授与式がありました。私は資料室でバイトをしていたので参加しませんでしたが、後で事務方から学位記を受領しました。
午後に、学部、研究大学院と合同の祝賀会。お世話になった先生方にお礼の挨拶を。私は朝にタミフル飲んでいたので、ひたすらウーロン茶を飲んでいました。
あと、コピーカードや自習室・ロッカーの鍵を事務に返しました。3年間使った、屋根裏部屋みたいな自習室ともまもなくお別れです(あと何日かは使用可能ですが、鍵は警備員さんが朝開けて、夜閉める)。
・・・・ということで、私の3年間の法科大学院生としての生活も終わりを迎えました。
ただ、前にも書いたと思いますが、修了はあくまでも通過点に過ぎず、50日後から始まる新司法試験が主戦場です。
ですから、総括的なエントリーは、あえて書かないことにします。
明日はTKCの短答式模試。
道内某所からの帰り、列車内で肢別本やってたらちょっと酔ってしまいました。
道内の特急は振り子列車が多いのですが(車体に「FURICO」と書いてある)、振り子列車というのは、カーブの多い区間で車体を傾けることで高速走行を可能にしているものですから、揺れるんですわ。
札幌市内の雪もかなり溶けてきました。23時現在で積雪深は36センチ。ここ数日、1日に5センチメートルくらいの勢いで少なくなっているから、来週くらいにはあらかたなくなっているかな。
海氷の漂う道内某港町まで、振り子列車に揺られてやってまいりました。移動法律相談のため。
私は昨年に引き続き二度目の参加ですが、昨年よりは、落ち着いて相談の受け答えができたと思います。場数というのは重要なようです。
夜は、ある先生おすすめの店に行くプランを幹事さんにたててもらったのですが、定休日じゃないのに開いてなくて、仕方なく別の店に行きました。でも、なかなかうまかったです。
「<インサイダー取引>宝印刷元社員を証取法違反容疑で逮捕」(ヤフーニュースより)
で、上記引用記事にはないんですが、インターネットで見たNHKのニュースによると、
「調べに対して、○○容疑者は「法科大学院に入学するために金が必要だった」と供述しているということで、札幌地検は不正の手口についてさらに捜査することにしています。」
という話が出ておりまして。
動機が報道されている通りだとしたら、少しだけ気の毒に思います。多くの法科大学院生にとって、経済問題は深刻ですので・・・・。もちろん、インサイダー取引はしてはいかんのですが。
今日は、本来明日実施の答案練習会の問題を予備校で受け取ってきて、一日かけて解いていました。明日は出席できないので。
明日は、H大法科大学院が毎年行っている移動法律相談で、道内某所に行ってきます。民法の教科書と、判例六法を持っていこう。あ、あとスーツと着替えも用意しなければ・・・・。
昨日の当地の最高気温、摂氏プラス7度。そして今日は摂氏プラス10.5度。
先月末の大雪で道幅が随分と狭くなっていましたが、この土日で随分と雪が溶けました。
あと2週間少々で、今使っている自習室を撤退しなければなりません。ボチボチ荷物を持って帰らなければ・・・・。
札幌駅直結の眺めのいい予備校、またまた書籍15パーセント引きですよ。
何も知らずに神田秀樹『会社法』の最新版買いましたが、ちょっと得をしました。
今日、修了認定が発表されて、私も修了が正式に確定しました。
ま、修了は通過点に過ぎないのであって、あくまでも焦点は5月の試験なのですが・・・・。
明日の札幌、最低気温摂氏マイナス4度、最高気温摂氏プラス7度という予報。プラス7度は、高いなぁ。すんごく雪溶けるだろうなぁ。
何度か書いたように私の選択科目は環境法なのですが、大抵の予備校は環境法の答案練習会がないのです。ま、全出願者7842人のうち、環境法選択者は453人しかいないのですから仕方がない話ではありますが・・・・。
で、司法試験予備校のうち一つだけ、模試の科目に環境法が選べるところがあるのですが、全科目セットでしか受験できないみたいなのよね。しかも受験料6万円以上するし。
本代はケチらない、と前に書いたような気がするけど、本代とはケタ違いの金がかかってきますので、ちと考えものです。
どうにも悩ましいですな。
今日で、昨年10月から受け続けてきた答案練習会のうち、論文式が終了(選択科目受験しないため)。
長かった。しかし、パワーアップを実感できるまでには至っていない。いろんな書き方を試しはしましたが・・・・。
しかし、とりあえず一山越えた感じです。
・・・・って、答練終わったって安心していてもしゃーないけどな。
今日から3月です。5月14日スタートの新司法試験は「再来月」ということになりますね。
今日も答案練習会。で、行く途中に昨日の記事で書いたPHSとかスマートフォンのモックをヨド●シで見てきました。
PHSの方は写真で見た印象と比べ、質感がイマイチという印象。スマートフォンはちょっと面白そうな感じ。
今日も雪がどさどさ降ってきました。札幌の積雪は22時現在で1メートル強。
去年の今頃は相当積雪が少なくなっていた印象があるのですが、今年は何やらすごいわ。路地の排雪は一冬一回で、うちの近所は今月の中頃に終わってしまっているし・・・・。
春は遠い。
商法の肢別本を解くに際して、久しぶりに「シケタイ」なんぞを引っ張り出して手形法の見直し。肢別本みるくらいなら、「シケタイ」ざっと読みでも何とかなりそうです。
今日、最後の成績発表があり、今学期の単位も無事取れていました。予想外の科目が高い評価だったり、意外な科目で低い評価をいただいたりと、いろいろありましたが、結局3年間、なんとか被弾(つまり不可)なくクリアできたのは幸いでした。
取得単位数は109単位。原則として年間36単位しか取得できないという「キャップ制」のことを考えると、めいっぱい単位を取ったなぁ、という感じです。卒業に必要なのは96単位ですからね。
例年、後期(冬学期)の成績は2月下旬に発表されていますが、今年は3月上旬に発表する旨、掲示が出ていました。
何で遅いんやろか、と思っていたんですが、今日になって、明日10時に一部科目以外発表というアナウンスが掲出。
実務家教員のボルボが学内に停まっていたから、「あ、今日は教授会なんや」思っていたんですよね。今日の教授会で成績が話し合われたに違いありません。
今日は体が重く、夕方まで寝ていました。折角、授業もなくなって試験準備に没頭できるようになるはずたったのに・・・・。
定期試験疲れ、か?
今日は、立法論と医事法・居住福祉法の試験。
医事法絡みで、医療訴訟の試験でも出たような問題がありました。
先週の環境法特論と行政法もかぶった問題があった(地方自治法の住民訴訟の環境訴訟における位置づけ)ので、今季の定期考査は、こういういわばシナジーが多いな。
・・・・似たような授業ばっかり履修している証拠かもしれませんが。
明日の司法制度論で、定期考査終了。レジュメの束がすんごい量になっていて、読み返すのが大変です。
1講時なので寝坊に気をつけなければなりません。程々のところで切り上げなければ・・・・。
今日は予備校に行って答案練習を受けてきましたが、先週・先々週の論文式答練の答案(刑事系科目)が返ってきて、思ったより不出来だったのでやや凹んでいます。
あまり一喜一憂するものではないですが、実際より出来ていると思っていた点が実にまずい感じがします。
話は変わりますが、TKCの「法科大学院修了生サポートシステム」、年間2万1000円と、前より値引きになっていますが、9月に実施の短答式試験受けたら割引になるというサービスがなくなっていて、私にとっては却って割高なことになっています。まー、破格であることは間違いないんで、別にいいんですがね。
今日は、先月にグループ報告のあった行政法の試験。この授業は、座学が3回と、グループ報告が10回あったのですが、試験にあたっては、グループ間の公平を期するために、多分、試験は座学の部分から出ると踏んでいました。
結果、半分当たりで、半分外れ。
第1問として、座学で取り扱ったテーマが出たのは予想通りでしたが、第2問として、各グループ報告にまつわる一行問題が10個出されて、うち一つに解答せよ、というものでした。そういう手できましたか・・・・。
試験は1講時で終わったので、雪まつり会場までちと歩いていきましたですよ。下の写真は、市民雪像の一つ。
マンガ「もやしもん」の菌でございます。でも、雪はかもせないのではないかしら。
今日は2講時に環境法特論の試験。良問だったと思います。
消費者法のレポートを脱稿。判例研究ということで、字数的には少々インチキといえましょう。
明日は行政法の試験ですが、授業のレジュメを綴じたファイル、大学の資料室に忘れてきたかもしれません・・・・。
まぁいいや。判例百選でも見ておきましょう。
昨日発表されていましたが、新司法試験の出願人数、7841人でした。受験者数は7000人前後になりましょうか。7000人受験で2000人合格だと、合格率は28.6パーセントになります。
液晶の不具合で修理に出していたEeePCが戻ってきました。某巨大掲示板などを見ても、液晶周りのトラブルは話題に上っていないので、よほど運が悪かったようです。初期化するかもしれないという話でしたが、されておらず助かりました。
早速、レポートを書いてみました。私はかな入力なので、小型ノートとかですと右端の方のキーが妙な配置になっていることもありとまどうのですが、EeePCは一応オーソドックスな配置なので(キーの大きさは小さいけどね)、大体においては大丈夫。
昨日、今日と定期考査はなかったのですが、明日、明後日は1科目ずつあります。
昨日、今日と答案練習会でしたが、明日から13日まで、最後の定期考査です。しかも、1講時の試験が多い・・・・。
明日の試験は何でも持ち込み可です。つうことで、要領よくまとめた「カンペ」、つまりカンニングペーパーを作るのが吉であります。でも、カンニングにならへんから、そもそも「カンペ」ではないのではという気もしますな。
そういえば、節分ということで、「丸かぶり寿司」を買ってきました。今年の恵方は南南東だそうですが、当ウェブログの過去記事によると、一昨年も南南東だったようです。そもそも恵方って誰が決めてるんやろ??
とりあえず、明日は寝坊しないようにしないと。
今日の憲法(立法論)の補講が、私の3年間の法科大学院生活における最後の授業でした。いつもと変わらず淡々と終わってしまいましたが、何やら感慨深い。
今日はあと、奨学金の関係の書類を提出。担任が出校中で助かりました。
消費者法のレポートを、指定のテーマ以外の関連項目にすることにしました。まもなく試験期間ですが、その合間を縫って作成しなければなりません。
(追記)
そういえば、5月の新司法試験の会場が発表されていました。札幌市は昨年と同様。
札幌市
北海道経済センター(札幌市中央区北1条西2丁目)
仙台市
東北学院大学土樋キャンパス(仙台市青葉区土樋1-3-1)
東京都
TOC(東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル13階)
サンシャインシティコンベンションセンターTOKYO(東京都豊島区東池袋3-1 文化会館)
TOC有明(東京都江東区有明2-5-7)
名古屋市
愛知大学車道キャンパス(名古屋市東区筒井2-10-31)
大阪市
マイドームおおさか(大阪市中央区本町橋2-5)
大阪商工会議所(大阪市中央区本町橋2-8)
広島市
広島国際大学国際教育センター(広島市中区幟町1-5)
福岡市
南近代ビル(福岡市博多区博多駅南4-2-10)
今日は民法の発展科目の補講で、「居住福祉法学」という聞き慣れない概念についての授業。震災による住宅喪失とか、ホームレス問題とかの話で興味深い。
やや脱線系の話として一番興味深かったのが、入会権者の資格を原則として男子孫に限定する会則が民法90条の規定により無効とされた、最判2006(H18).03.17の話。「何で今更入会権が騒ぎになるの?」とか思っていたんですが、米軍基地による補償金が絡んでいる、とのこと。
ま、詳しくは判決文見てください。(最高裁サイトへのリンク)
今週で、正規の授業期間が終了。
尤も、火曜日の授業については、来週に補講があるものが多く、今日でおしまいだったのは1講義のみ。
今日は論文式答案練習会。
何か、微っ妙ぅーに、体調が悪かったのよね。何となく疲れが溜まっているといいますか・・・・。
その程度の体調不良で、答案の方は酷いことになってしまいました。何か、書いているうちに頭がぼぉっとした。
体調は完璧に近づけておく必要がある、ということです・・・・。
今日は短答式答案練習会。何か、首が凝って、動かすといやな音たてていました。出来の方は、まだ確認していないや・・・・。
写真は、学内の小川なんですが、暇な学生(K迪寮生?)が、周りに氷の灯籠を並べたところ(「暇な」ちゅうのは失礼か)。
なかなか、気の利いたいたずら。
全国的に寒い日が続いていますが、当地もここ数日、真冬日が続いています。
そんな中、相変わらず自転車で通勤していますが、今日は今季初の転倒。厳密には、足付いたところで車体だけ滑って転んだので本人は無傷というか、そもそも転けてすらいないわけですが。クラスの人がいたので「よぉっ」と手を挙げたところで、ブレーキ操作をミスりました・・・・。
なお本日は授業がありませんでした。大学入試センター試験の準備のため。
書き忘れていましたが、水曜日にグループ報告が終わっていまして、あとは各自でレポート作成するのみです。今日はそのレポートを作ってしまいました。
定期考査の日程が発表に。科目数少ないのですが、分散してしまい、ちと面倒な感じ。
医療訴訟の担当教員(弁護士)が、正月にヨドバ●で富士通のドキュメントスキャナー「スキャンスナップ」を買ったとのことで、弁護士会の企画の案内のチラシをPDF化したものがメーリングリスストを経由して届いたりしています。
スキャンスナップは、そのうち買おうと思っているブツですが、目下のところ、本代が優先でございます。今月も、すでに3万近く使ってしまいました。スキャンスナップが買えるな、3万あれば。
スキャンスナップの広告には、ルー大柴氏が登場しております。氏は近頃「ルー語」とやらで再び話題を集めておるようですな。でも、スキャンスナップの説明は、あまり「ルー語」っぽくないです・・・・。
ステープラー(ホッチキス)で紙を留めることを「パッチング」と呼ぶ用法を法科大学院関係者で流行らせて、次回の『広辞苑』改訂に収録させよう、というpyonpyon21様の野望、乗りますぜ。
今後とも懲りずに「パッチング」と言いまくることとします。
pyonpyon21様の御宅には兵庫県の浜坂からお取り寄せになった、「つばす」やえびといった海産物の詰め合わせが届いたとのこと。送料込み3000円で結構な量が入っているようで、お得感満点ですな。さすがに北海道ですと送料別途730円とのことですが。
「つばす」といいますと、兵庫県に実家がございますワタクシには、何やら懐かしい響きがございます。「つばす」とは、ぶり(鰤)の小さいやつのことね。ぶりは出世魚やから。関西では、つばす→はまち→めじろ→ぶり、だそうな。関東やと、わかし→いなだ→わらさ→ぶり、のようですな。北海道ではつばす・わかしに該当するのは「ふくらぎ」です。
「つばす」という魚には、ちょっとした思い出が。ワタクシの実家、ネコを飼っておるんですがね(2匹)、まだ関西に住んでいるころに、実家に帰りましたら晩御飯のおかずが「つばすのあら煮」でしてん(なお「あら煮」は「あらだき」と読んでくだされ。「関東煮」を「かんとだき」読むのと同じこっちゃな)。その時のワタクシとお母んの会話。
私 「なんや、つばすなんか買うたんや(注:「なんか」ちゅうのは「珍しいな」という趣旨ね)」
母 「それね、○○ちゃん(注:ネコの名)にね、お刺身食べさせてあげよう思って買うてん」
私 「お母様!(注:普段お母んに対してこんな呼び方はしない) それってワタクシはネコの余り物を喰っているということですか??」
母 「・・・・」
たまにしか帰ってこない息子なんてね、もはやネコ以下の扱いってことですよ。ま、飯があっただけでもよしとしなければならないのかもしれません。また、わざわざ魚屋で「つばす」を所望してネコに刺身を喰わせているお母んの「ネコかわいがり」ぶりにも、注目しなければなりませぬ。ネコのために「つばす」やなんて、どれだけ贅沢やねん。うちのネコちゃん達、「モンプチ」喰ってるブルジョワな感じのネコよりグルメちゃうか。
さすがにこれ以来、ネコに刺身が出ているときは私も刺身を喰わせていただける程度にはお母んも配慮してくれるようにはなりましたが、実家のソファの特等席で丸くなっているネコを追い払って私が代わりに座ると、両親に怒られるのは相変わらずです・・・・。
(この話、以前に当ウェブログで書いたことがあったような気もしますが、検索の結果出てこなかったので書きます。)
さて、今日は論文答練。今週から、毎土日が答案練習になるのでした。いよいよ、直前期という感じだなぁ。
某予備校の書籍割引、明日まででしたので、思い切って買っちゃいましたよ、12月に出たばかりのスタンダート10○(第6版)を6科目分。あと行政法はスタン10○がないので12○選を。2万円くらいかかった。
弁護士会館の会議室で、医療訴訟の補講授業としての模擬尋問がありました。私は被告医師側の代理人役。
相手方の尋問に対して異議を出すタイミングが、まことに難しい。結局出せずじまいでした。ま、私も誘導尋問ぽいのをやりまくってしまいましたが相手側から異議は出なかったですけどね。
民事訴訟法には責問権の喪失という規定がありますが(民訴法90条)、尋問中の異議は、まさにその瞬間に反射的に出さないと、一瞬にして機会を喪失してしまうわけです。だから、とりあえず直感的に「おかしい」と思ったらまずは「異議」と声を出して、それからその直感が異議事由の何に当てはまるのか、理由考えるような感じでいくのがいいようです・・・・。
なかなか、難しいモノですね・・・・。
授業終了後、担当教員(弁護士)の事務所の勤務弁護士さん達も交えて懇親会。担当教員のセレクトで、西18丁目のイタリアンでした。ワインもうまく、受講生や弁護士さん達ともいろいろと話ができました。
今日は、いよいよ今度の水曜日に〆切が迫った授業報告にむけた打ち合わせ。ようやく、目処がつきました。的確なレジュメを適時に出してくださったメンバーに感謝です。
今週は、あと木曜日に医療訴訟の授業で模擬尋問があります。おいらは何故か病院側の代理人役。
今日は新年一回目の答案練習会。短答式の公法系でしたが、ふと気が付くと、時間前にほとんどの人が解答終わって教室を出ていまして、最後までいたのは私を含めてほんの数人だけ。
みんな速いなぁ・・・・。
毎年のことですが、今日からH大は授業開始。仕事始めという次第です。
授業は実務家教員担当のものだけでしたが、先生普通に私服でしたワ。いつもは「今日は尋問で疲れました」とか言うてはるのに・・・・。
弁護士は基本的に自営業ですから、営業日程は大学みたいな「お役所」ほど厳格にせずともいいわけです。んで、今日さえ休みにしておけば、7日スタートと正月休みを長くできるので、今日は法廷の日程が入りにくいという話をどこかで聞きましたが・・・・。
昨年末に入手した、複合機のOCR機能の使い方について、いろいろと研究した結果、だんだんコツがつかめてきました。
判例百選を読ませる、というのを題材にしますが、一番のコツは、読み込みの際にモノクロ一色で読み込んでしまうということ。今までは何も気にせずカラーで読み込んでいたのですが、モノクロにすると早い上に縦書きでもまあまあの認識率になる模様です。
・・・・つうことで、百選の事案判旨部分をテキスト化したものを鋭意作成中。
OCRの性能を試すために、いろいろ読み込ませていますが、とりあえず、昔の縦書きの判例百選は全くといってよいほど読み込みできませんでした。
文字が小さいということもあるのでしょうか、隣り合った二文字を一文字として認識してしまっているようで、結果として全く読めやしません。
研究が必要ですな・・・・。
今日は、別日程(論文式答練)と被ってしまい、会場受験が出来なかったTKCの短答式模試をやりました。インターネット受験というやつで、時間計って解いて、後で答えを入力してね、という仕組みです。
たまには河岸をかえるか、と思い、自習室ではなく、附属図書館の開架閲覧室でひたすらやっていましたが、図書館が冬休み短縮開館なものですから、時間が足りず、慌ててやってしまいました。
そのせいなのか、出来の方も今ひとつと思われます・・・・。
あとですね、ネット経由で答えをちくちく入力するわけですが、2択の問題もラジオボタンが10個あるのはいただけません。すごく面倒くさかった。
なお、新司法試験の短答式は、2択の問題はちゃんとマーク欄2つになっていますよ。
今日は午前中にショッピングモールに出向いて買い物し、午後に大学に出勤、夕方から答案練習会で予備校、と、ちょっとだけ休みの雰囲気、しかしある意味受験生らしく、完全に休むことは出来ないという一日でした。
答練後、家で晩飯食いながら、何か忘れていることがあるような気がして考えていましたら・・・・
思い出した! 今日は冬至やから南瓜喰わないとあかんねや。
んで、も一度着替えて近所のスーパーに行きましたら、幸い総菜コーナーに南瓜の煮物がありました。
今日で、年内の授業日程は終了しました。とは言っても、答案練習会や模擬試験などがあり、来週いっぱいは活動しなければなりませぬが・・・・。
年内最後の授業は環境法特論。環境法百選つぶしですが、予習をしていて「なんじゃこりゃ?」と思ったのが「いじわるの家」という言葉。横須賀野比海岸事件[横浜地裁横須賀支部1979(昭和54)年2月26日判決、環境法判例百選67事件]の判決文中に出てくるのですが・・・・。
(事案の概要)
文筆業を営むX1、X2夫妻は、横須賀市野比海岸の眺望の優れた海岸近くに家を建てた。ところが、Yが、Xの家の隣地に高さのある建物を建築したので、Xの家からの「眼下に半農半漁のひなびた家並みと松林、中間に浦賀水道の潮の流れとそこをいきかう様々な船舶、遙か東に房総半島の山々、西に三浦海岸から剣崎に至る丘陵をパノラマ式に見渡すことができる」眺望が阻害されてしまった。
そこで、Xらは、眺望権が阻害されたとして、Yに対して、主位的にYの家の2階部分の収去を、予備的に謝罪広告と損害賠償を請求した。
ここで、予備的請求として「謝罪広告」を求めていることがよくわかりませんでしたので、判決原文に当たってみますと、大要以下のような論理になっているのでした。
○Yの家は、ベイルートの「いじわるの家」と同じである。「いじわるの家」とは、ある者の家から地中海の景色が見えなくするように別の家を建てることで、そのある者に社会的制裁を加えるものである。
○Xらの家からの眺望を阻害するYの家の存在により、Xらは継続的に社会的制裁を加えられ、名誉を毀損されている。
○その名誉毀損を回復するために、謝罪広告を求める。
「いじわるの家」なんて言葉は初めて知りました。なお、ネットで検索をかけても全く引っかからないです。
おそらく、Xらの近所の人も、Yの家がXらの家からの眺望を阻害しているからといって、Xらの名誉を毀損するものとはとらなかったでしょう。
・・・・つうことで、その点に関するXらの主張は立ちがたいと言わざるを得ません。
今日は、67番まではいかなかったから、この判例は次回回しですがね。
今日は3講時が休講でしたが、4、5講時と授業で、そのあと授業報告の打ち合わせ。
複雑な事案なので、結構話し合いに時間がかかって疲労困憊。しかも資料のコピーとかしていたので、飯抜きだったし。
雪の中帰る途中で気付きましたが、自転車の泥よけの留め具がいつの間にか脱落してしまいました。留め具だけ売っていればいいのですが・・・・。
当ウェブログのアクセスログを精査していましたら、「判例六法」についてのエントリーに対するアクセスが突出して多いということが判明しました。
1か月ちょいで3200ヒットくらいありました。カウンターの回りは大体月1000くらいですから、3倍近い。
尤も、おそらく多くが有斐閣のブログから流れてきていて、記事に対する直接のアクセスなので、カウンターの回りには影響していないようです。
今日は朝から大学のバイトで(結構忙しかった)、昼休みに銀行に行ってきて、TKCの模試の受験料支払ってきました。あと、このウェブログで使っているドメインの更新料も支払いました。
学費納付と、奨学金返還の手続[返還用の口座引き落とし(リレー口座)の手続]もしないといけないな。特に、奨学金は今週中だ。
TKCの実施する短答式模試に申し込んだのですが、受験料の振り込みが17日月曜日〆切であるにもかかわらずまだできておらず、しかも月曜日は一日バイトなので、今日のうちに行っておこうと、グランドホテルの近くにある某都市銀行のATMコーナーまで行ってきました。その銀行、同行支店間の振込は無料であるため。
あいにくと口座残金が足りなかったので、入金しようとしたら、タッチパネルの画面に「ご入金」がなーい。土日は出金だけで入金はできないようです。
結局、雪の中自転車漕いで行ったのが無駄足になったのでした。やれやれ、月曜日の昼休みに外出して入金するか。
土曜日恒例の短答式答案練習会でしたが、どうも不調。公法刑事民事と一巡して、今日から公法の応用編がスタートしたのですが、行政法がかなりひどかった。細かな判例や法令を、より精密に覚えていかなければなりませぬ。
ふと気付くと、音もなくしんしんと雪が降り積もっていて、23時現在で積雪20センチ。レーダーの予報を見ても、雪雲が石狩上空に居座っている感じなので、今晩は積もりそうです。明日は雪かきしないとね。
昨日書き忘れていたこと。
以前に書いたように、論文式の答案練習会でペリカノジュニアという万年筆を使っていたのですが、どうも私には合わない、という印象をもっています。
持った加減はいい感じなのですが、インクの出具合や、紙への引っかかりなど、微妙にストレスがたまります。あと、どうもインクの質が答練用の厚手の答案用紙に合っていないようにも思われます。
結局、長いこと愛用しているパイロットのVコーンに落ち着くことになりそうです。
今日の答案練習会は論文式民事系。午前2時間、午後4時間と骨でした。終わったら頭が痛いのなんのって・・・・。
しかし、本試験はこんな感じで4日間やからなぁ。いやはや、先が思いやられる・・・・。
新司法試験、出願しました。
写真は出願料として願書に貼った収入印紙。
試験会場(札幌市)と選択科目(環境法)のコード番号が同じだったので、書類作成中瞬間焦りました。ボールペン作成で書き直しきかないですから。
今日は、自習室のエアコンも一応温もっているので、一安心。
昨日書き忘れていましたが、「小問戦隊」の答案、思ったよりはよい点数がついていました。ただ、裏を返すと添削が甘いということにもなりそうですので、考えものですな。思い切って「不良」たる41点以下をつけてもよかったのではないか、とも。
一昨日は、住民票を取得するために区役所に。新司法試験の出願に必要です。住基ネットなんぞ使われてたまりますか。奨学金の関係でも住民票が必要だったので、ついででもありますし。
今日から12月なわけですが、自習室のエアコンが故障してしまいました。
前にも書いたかも知れませんが、私の使っている自習室は、図書館の書庫棟を改装したとおぼしきもので、暖房機器がエアコンしかきていません。12月ともなりますと、そこそこ寒い日もあるわけですが、どうもこのエアコン、何度直しても冬に調子が悪くなるというのが恒例行事になっているかのようです。
今日は答案練習会の準備のために昼頃に出校したのですが、エアコンが使えないため、札幌駅のスター●ックスに避難して、夕方まで、大変にやかましい店内でひたすらに肢別本を読んでおりました。
一心不乱に読んでいたといいたいところですが、隣の席の二人連れの話が耳に入ってしまって結構気が散ってしまいました。二人連れの片方(50代くらいの方)がどうも法科大学院に入ろうと考えている様子でした。今日、某司法試験予備校の塾長が来札して講演会を開催していましたので、それに参加した模様。
割と正確に法科大学院や司法試験を巡る情報を把握していらっしゃるようでしたので、入学して「こんな筈では」と思うことも少ないでしょう。是非とも頑張ってほしいものだ、と心の中で密かにエールを送っておりました。
今日は、環境法特論の授業。環境法百選の判例をつぶしています。
大阪国際空港事件[最判1981(S56).12.16]の、評判の悪い「不可分一体」論の意味、やっとわかった感じ。厚木基地事件[最判1993(H05).02.25]と比較するとわかりやすかったです。
最高裁がいわんとするところの意味はわかったと思うけど、けったいな話ですね、やはり。
あと、この授業の担当教員は、アメリカの大学に留学して環境法の勉強をしてきた弁護士なので、アメリカ法を使った訴訟の話がでてきて、大変興味深かったです。沖縄県名護市の海上ヘリ基地の建設止めるためにアメリカの「国家歴史遺産保護法(National Historic Preservation Act)」を使うとかね。そんな手は、なかなか思いつきませんね。
(追記)大阪国際空港事件最判について、私なりの理解を図にしてみたので、よかったら見てみてください。んで、間違っていたら教えてください。
今日は、鹿児島の志布志であった選挙違反の無罪事件(「踏み字」事件で有名な)について、被告の弁護人をなさった弁護士が来学されて講演を行いました。
大変だったことの一つとして、刑事事件、とりわけ否認事件では、一に接見、二に接見、三四がなくて、五に接見と、とにかく毎日接見を確保することが必要であるが、志布志は鹿児島市から片道2時間程度かかるので、接見だけで5時間近くかかってしまうので、3人でチームを組んで交代で接見に行くようにしたというエピソードが紹介されました。
この事件では、7人の被告人が起訴され、途中で亡くなった方を除く6人が無罪となったわけですが、7人それぞれについて3人チームをつくって接見するとなると、21人弁護士が必要ということになります。鹿児島県弁護士会は100人近く会員がいるようですが、たとえば函館弁護士会(33人)のような小規模会ですと、ほとんど会員総出で弁護に当たらなければならないことになるなぁ、と思いました。
それでも、無罪であるべき人が有罪とされないためには、防御権を十全ならしめる必要があるわけですから、やり抜かねばならないわけですが・・・・。いやー、でも、やっぱり大変だわ。
朝から大学の仕事だったけど、ルーティンをこなしたらすることがなくなってしまい、待機している間、授業の報告のための判例調べ(これがなかなか骨である)をしていました。夕方からは自習室でお勉強。
実に淡々とした一日でした。
明日から木曜日まで、札幌駅直結の高層ビルに入居している予備校で書籍が15パーセント引きですよ。まぁ、この間も同率の割引やっていたけどね。
タイトルの言葉、某巨大掲示板発の用語のようですが、今年の新司法試験を受験した人にはおなじみの用語かと。
今年の新司法試験で、論文式刑事系の第1問が、こんな感じの聞き方やったんですわ。
第1問 以下の事例に基づき,甲及び乙の罪責について論じなさい(特別法違反の点を除く。)。ただし,論述に当たっては,後記の小問1及び2に対する解答を必ず含めること。1 Aは,・・・・・・・・・・・・・・
(中略)
なお,乙は,・・・・・・・・・・・・・・ものと考えていた。
小問1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・事実について,甲に・・罪及び・・罪が成立するか否かを,・・・・・・・・・・理由に留意しつつ,具体的事実を示して論じなさい。
小問2 後記最高裁判所決定を踏まえ,本事例において・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が認められるか否かを,具体的事実を示して論じなさい。
んで、論文式では事例を読む前に、小問があったら小問を先に読んで、何を聞かれているかを把握してから事例を検討するのが定石か、と思うのですが、そうすると、本来聞かれているのは「甲乙の罪責」なのに、何やら小問について答えればええねんな、と誤認するんですワ。んで、そういう誤解をした人が続出して、巨大掲示板ではそのミスをした人を「小問戦隊」などと呼んでいた模様。
で、今日受けた答案練習会で、やっちまったよ小問戦隊。今日の答練が、今年の本試験の様式を模していて、何やらボンヤリしていたおいらは見事にかかった。今年の問題一応見とってんけどな・・・・。
いや、言い訳はやめよう。そして、本番で同じミスはせぬよう肝に銘じよう。
つうかミスったのが答練でよかった。本番やったらマジで泣いてたかもしれん。
23時現在の札幌の気温、マイナス5.5度です(アメダスによる)。道はうっすらと雪化粧していて、おそらく凍結しているでしょう。
自習室で昨日の短答式答練の復習をしていたら、こんな時間になってしまいました。
ユニクロで買ったばかりのダウンジャケットを着てきたのは正解でしたが、靴が、アディダスのCLIMACOOLという、底に通気口が開いているタイプのスニーカーであることは大失敗といえましょう。
では、今から自転車に乗って帰ります。スパイクタイヤが大活躍しそうなのは今季初です。
今日もまた、眺めのよい予備校に行って答案練習会を受けてきました。短答式民事系。
まだ基礎編なので、1時間半で45問と、本番よりコンパクトな構成です。
し、しかし、基礎編の筈なのに、なんでまたこんなに出来が悪いのか・・・・。
理由ははっきりしていて、まだまだ決定的に準備が足りていない、ということにしかならないのですが、本試験まであと半年弱ですから、えらいことです。
とにかく、今日間違えた問題は、二度と間違わないこと。これに尽きる。本番で間違えさえしなければいいのだから。
・・・・しかし、予想以上の不出来に、浮き足立ってしまいそうです。前の日曜に書いた刑事系の論文答練も、イマイチな出来だったしなぁ。
前にも書いたとおり、有斐閣のプレゼント企画で、リニューアルされた「判例六法」を頂きました。ご恵贈くださった有斐閣様にはあつく御礼申し上げます。
なにぶん受領したばかりでまだほとんど使っていないのですが、パッと見た感じの感想めいたことを書いてみようかと思います。
なお、この度プレゼントで当選したのは「判例六法」であり、今年発刊された(そして、多くの皆様にとって興味のあるであろう)「判例六法プロフェッショナル」ではございません。以下に記載するのは、従来から有斐閣より刊行されてきた「判例六法」が携帯版になったものに関する感想です。
あと、判例付き六法としては、世の中には三省堂の「模範六法」をはじめとしていくつかあるわけですが、私はこれまでも有斐閣の「判例六法」しか使ったことがございません。感想としては、従来の有斐閣「判例六法」との比較が中心となることをお断りしておかなければなりません。
1.見た目について
従来の「判例六法」と比べて、一回り小さい「ポケット六法」サイズになっています(出版界で使用する用語に従えば、従来の「菊判」から「B6変形判」に変更)。しかし、1頁毎の文字数はほとんど減っていないようなので(日本国憲法のページ数で比較すると、昨年版の「判例六法」が48頁なのに対して最新版は50頁)、その分活字のポイント数が小さくなっています。私は格別気にはならなかったのですが、細かい字だと見えにくいという方もおられるでしょうから、なかなか難しいところです。
製本は、従来のビニール表紙から紙表紙になり、また背表紙に糊付け製本になっています。従来の製本は、率直出来がよいとは言い難く(昨年版は製本不良による交換もあったようです。私が交換を知ったのは相当使い込んだ後だったので頼みませんでしたが)、製本方法の改良は賛成。ただ、新しい製本が果たして「改良」になっているのかについては、使い込んでみないと何ともいえません。
なお、私の元に届いたものは、紙表紙から接着剤が一部はみ出していました。使用上は全く支障がありませんが・・・・。
あと、表紙のデザインがとてもかわいらしくなってしまったのに驚きました。有斐閣もずいぶんと思い切りましたね。好き嫌いが分かれそうですが、私は結構気に入った。
2.二色刷について
発売開始までの間、書店で見本などを見た限りでは、「あれはイカンよな」と思っていたのですが、実物を目にしたら、「意外と悪くない」と思いました。すごく見やすくなったわけではないけど、少し見やすくなった感じ。少なくとも、目障りで却って見にくいということはないです。
3.判例について
これは従来からですが、簡潔かつ当を得た要約で、判例の知識をざっと確認するのに適しています。
また、判例百選やジュリスト重要判例解説の番号がひけるのは学習上利便性が高いです。ただ、「三菱樹脂事件」に憲法百選第4版の番号が付されているなど、昨年版出版以降に出版された最新の判例百選の番号に切り替わっていない判例があったのが悔やまれるところです。
4.お値段
昨年版が税別3800円だったのに対して、最新版は税別2500円と、大幅値下げ。三省堂の「コンサイス判例六法」や岩波の「判例基本六法」とほぼ同じ価格帯になりました。
学習用の六法と考えた場合には、先述した、判例百選やジュリスト重要判例解説の番号がひけるのは有斐閣の強みではないかと思います。ただ、有斐閣「判例六法」は収録法令数が圧倒的に少ないのが難点。コンサイスが167件、岩波が136件(2007年版)に対して、有斐閣は102件。この点をどう評価するか・・・・。収録法令数が多いと「お得感」があるのは間違いないんですよね。
5.まとめ
学習用のサブ六法としてみた場合、判例六法は十分に使用価値があると思います。どうせ定期考査には判例付き六法は持ち込めませんから、定期考査用に別途六法を用意するので、収録法令数の少なさは率直気になりません。そして、学習用六法は常時携帯するので、小さい方が便利です。その観点からは、今回の判型変更はうれしい。また、貰ってしまった私は関係ないっちゃあないけど、値段が大幅にさがったのはいいですね。
ということで、判例六法については非常に満足度が高いです
ただ、有斐閣が小六法を休刊してしまったのは学習用六法と試験用六法を分けるという私の使い方からすると痛いです。これまでは、判例六法と小六法を組み合わせていたので。
有斐閣としては「判例六法プロフェッショナル」があるじゃないか、と考えているのかもしれませんが、前記したように判例付き六法は定期考査に使えないんですよ。あ、でも、判例六法プロ+ポケット六法という手もあるか。しかし、学習用六法は常時携帯するので、さすがに判例六法プロを携帯するのはなぁ・・・・。
判例六法プロフェッショナルから単純に判例を除去するだけでもいいので、小六法的なセグメントの六法を出してほしいな、と思います。判例六法の感想からは離れますが・・・・。
昨日、今日と予備校の答案練習会に行ってきました。短答式は、昨日が刑事系第3回で、これで公法と刑事が各3回ずつ完了。次週からは私にとっては一番の鬼門と思われる民事系です。
んで、今日は論文式。刑事系の1回目でしたが、先日購入した「ペリカノジュニア」を使ってみました。
感想としては、紙面に対して一定の角度を維持することが求められる万年筆を使いこなすには、少し鍛錬がいるなぁ、と思いました。でも、4時間書いた後の疲労感は、今まで使っていた水性ボールペンのVコーンより軽いように思えました。Vコーンは軸が細くってね・・・・。
とりあえず、も少し性能試験(要は答案練習などにおける使用ね)を継続してみます。
答練の出来は、というと、どうも今ひとつな気がします・・・・。
(追記)
司法試験でペリカノジュニアを使う場合、一つだけ注意点が。ペリカノジュニアに標準で入っているインクの色は「ロイヤルブルー」でして、黒インク必須の司法試験では使えません。司法試験で使う場合には別途、黒のインクカートリッジ(5本入り525円でした)を買う必要があります。
このウェブログを読んで、「おいらも司法試験でペリカノジュニアを使ってみよう」と思う方がおられるのかどうかわかりませんが、念のため書いておきます。
午前中に、先日当選した「有斐閣判例六法」が宅配便で届きました。
同封されていた送り状には、以下のようなことが書かれていました。
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ご送付にあたり,一つお願いがございます。
この六法をご利用になった感想を,当社のブログ,あるいはご自身のブログで
(当社ブログにトラックバックしていただき)お書きいただけないでしょうか。
来年版以降の参考にさせていただきますので,この六法について賛否を問わず忌
憚のないご意見ご感想をいただければ幸いです。
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・・・・ちゅうことなので、近日中にレポートをアップいたします。
当ウェブログには、2008年新司法試験にむけたカウントダウンをつけていましたが、試験の開始日が予想より1日遅れ、2008年5月14日開始である旨、昨日になって発表されました(司法試験委員会の会議では8月の段階で決まっていたようですが・・・・)。
それに伴い、カウンターも1日巻き戻して、2008年5月14日開始ということで再設定しております。
なお、日程の詳細は以下の通り。
5月14日(水) 短答式(民事系2.5h、公法系1.5h、刑事系1.5h)
5月15日(木) 論文式(選択科目3h、公法系4h)
5月16日(金) 休み
5月17日(土) 論文式(民事系第1問2h、民事系第2問4h)
5月18日(日) 論文式(刑事系4h)
試験開始日まで1日延びました。大勢に影響はないですが、個人的には1日延びたことで、せっかくの誕生日が試験日であるという、つまらないことになってしまいました。
来年に受験する皆様、改めて残り少ない日々を頑張っていきましょう。
前にも書きましたが、新司法試験の論文用の答案用紙は、法務省のサイトからPDFをダウンロードすれば本物の書式が入手できます。しかし、あのデータはスキャナーで取り込んだみたいで、どうもイマイチです。
予備校の答練用紙も、売り物としてはないようです・・・・。
そこで、それっぽいものをエクセルとか一太郎で作ってみました。よろしければ使ってみてください(ファイルはPDF化しています)。
touan_youshi.pdf touan_yousi.pdf→答案用紙のデータです。
touan_hyoushi.pdf→科目毎の表紙のデータです。
科目毎に、表紙と所定の枚数の答案用紙を重ねて、用紙左上をステープルで留めてあげれば、ぐっと本試験っぽくなります。
ただ、すべての科目分を用意しますと、答案用紙が64枚に表紙が8枚要りますので、72枚も印刷しないといけません。インクジェットだとかなりインクを消費しますし、コピーでもカウンターがどんどん回ります。レーザープリンターでしたら、コストや仕上がりの面で有利でしょう。
話は変わりますが、民主党の小沢党首、辞意表明ですか・・・・。また一段と先行きが見えなくなってきましたね・・・・。
(2011年5月27日追記)
このページで公開している答案用紙のデータ,1行だけおかしなところがあるので今更ですが直しておきました。
(2012年1月7日追記)
同じく@京大ロー様のご要望をうけ,2ページになったデータを用意しました。ご活用ください。
1
昨日のことですが、ある教授に民事法研究会の『ロースクール研究』No.7をいただきました。特集として、第2回新司法試験の検証記事がでています。
この間の授業で、法科大学院生があまりに新司法試験の情報に疎いことを危惧なさっている旨仰っていましたので、そういう点への配慮だと思います。
自習室に置いていますので、ご覧になりたい方はお問い合わせください(事実上、オフラインで私のことを知っている札幌の方限定になってしまいますが・・・・)。
2
これまた昨日のことですが、札駅付近のコンビニで立ち読みしておりまして、ふと気付きますと、すぐ横に法科大学院の教授がおりました。
ちょっとひっかけての帰りだった上に、立ち読みしていたのが『週刊○○』の、しかも「朝青龍モンゴル巡業に細木数子とTBSが3億円・・・・」などというくっだらない記事だったので、ごっつう気まずかったのですが、教授も『週刊プロレス』を所望してコンビニに来店なさったので、あちらはあちらで気まずかったのかもしれません。
3
昨日の自民党の福田総裁と民主党の小沢党首の会談。そうか、そういう落としどころを考えていたのか。しかし、大連立構想にしても、自衛隊海外派遣恒久法にしても、なにやらおぞましい話ですな・・・・。
4
昨日の話ばっかり書いているので、今日の話も書いておかないと。今日はなかなかに暖かな日和で、H大では銀杏並木が車両通行止めになっていたので、観光客がいっぱいきていましたよ。
夕方は短答式の答案練習会。刑事系でしたが、問題の難易度の割にはちと時間がかかりすぎた・・・・。
今日は論文の答案練習会。4時間で2問の解答をせなあきません。
前回は、1問目に時間をかけすぎて2問目が時間足りず失敗。今回は、とりあえず1問目、2問目ともに答案構成をつくってから、答案作成にかかりました。
うーむ、しかし、今回も時間切れギリギリ。前回より、2問目のやっつけ度が低い(←主観的には)のがせめてもの救いでしょうか・・・・。
今日は行政紛争解決法の授業。要は行政訴訟関係の事例検討ですな。
お題が国立の高層マンション問題で、景観利益の話が出てきたのですが、ここでふと、楳図かずお氏の赤白しましま邸宅の問題はどうなるかなあと思ったのですが、あの問題、住民側ついに提訴したのね・・・・。
これからの時期、ほしいのが本番仕様の答案用紙。
新司法試験用の答案用紙の書式は、法務省からPDFデータで入手可能ですが、あれってスキャナーで取り込んだみたいであまりきれいではありません・・・・。
あと、紙質が、コピー用紙と比べるとかなり厚いようです(今年の合格者に確認済み)。
予備校の答案練習会で使っている答案用紙が紙質的には近そうなので、あれが大量に手に入れば申し分ないのですが、あれって売ってるのかしら(旧試験用の用紙は売っていたけどねぇ)。
手に入らないようだったら、紙屋で似た紙買ってきて、印刷機で作るかな(近所にリソグラフ貸してくれるコピー屋があったはず)。
#いよいよキリ番迫ってきました。29999、30000、30001を踏んだ方、粗品進呈しますので、証拠の画像データを添えてメールくださいね。
owner@rigorist.net(半角に直してください)
現在受講中の答案練習会、次から短答式刑事系科目なんですが、民事系と勘違いしていて、商法と民訴の肢別本(2008年用)を買い込んでしまいました。ま、いずれ買うからいいんですが、今月の出費が増えてしまいました・・・・。
この間の日曜日に受験した論文答練の添削が返ってきたんですが、点数の基準がいまいちよくわかりません。いや採点基準という話ではなくて、ほんま、点数の話でして。
旧司法試験の答練やったら、25点でまあ合格答案、28点やったらホームラン、21~2点やったらまーアカンわな、ちゅう感じやったと思うんですが、新司法試験の場合、旧の25点に当たるような指標になる点数がそもそもあるのか、あったとして何点くらいなのか、わからへん・・・・。
また、調べないとあきまへんな・・・・。
(追記)
で、私なりに調べた結果です。まぁ眉に唾付けつつ。
昨年11月の司法試験委員会考査委員会議の申し合わせ事項によると・・・・
新司法試験の論文式で「優秀」と評価される答案(上位5%程度)には、
○200点満点で150点以上
○100点満点で75点以上
○50点満点で38点以上
・・・・の点数が配点されます。
「良好」な答案(「優秀」に至らず上位30%程度まで)には、
○200点満点で149点~116点
○100点満点で74点~58点
○50点満点で37点~29点
・・・・が配点されます。
「一応の水準」(「良好」に至らず上位70%程度まで)だと
○200点満点で115点~84点
○100点満点で57点~42点
○50点満点で28点~21点
・・・・が配点されます。
上記未満だと「不良」な答案として上記未満の点数が配点されます。
一方、最終合格の最低点は、第1回が915点、第2回が925点です。申し合わせによると、短答:論文は1:4で評価されますので、論文式は800点満点を1400点満点に換算しています。
んで、短答試験で210点取らないと論文を見てもらえなかったわけですから、論文式の安全圏は第2回で715点、素点では408.6点です。素点100点あたり51点てところですかね。
来年の第3回新司法試験は合格がさらに厳しくなることを考えると、安全マージンを取って素点100点あたり60点程度を合格ライン(つまり、旧司法試験答練の「25点」の答案)として考えるのが無難なような気がします。今年仮に論文式ですべての科目について6割とれていたら、短答式が210点ぎりぎりでも総合1050点で、大体上位2割程度には位置することができるわけですから・・・・。なお、短答式210点で上位3割(総合点1007点)に食い込もうとしたら、素点100点当たり57点弱が必要です。
上記は、短答での逃げ切りを考えると若干変わってきます。第2回は短答平均が240点程度だったようですから、短答240点で総合925点に届かせるためには論文は685点、素点だと391.4点だから、100点あたりで49点弱で届く。短答240点で上位2割の1050点に届かせるためにも、58点弱ですむから、ぎりぎりで「良好」か、「一応の水準」の中でまぁあともかな、というものを揃えればOKちゅうことになるね。
参照:
○「採点基準及び成績評価等の実施方法・基準」(2006.11.16司法試験委員会考査委員会議申し合わせ)
○「平成18年新司法試験の結果」(2006.09.21法務省大臣官房人事課)
○「平成19年新司法試験の結果」(2007.09.13法務省大臣官房人事課)
体調は8割方回復したようです・・・・。
んで、有斐閣からこんなメールが来ていました。
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kumamine様
ご応募ありがとうございました。厳正なる抽選の結果,リニューアル版「有斐閣判例六法」のプレゼントに当選いたしました。
つきましては,書籍送付のために郵便番号,住所,氏名,電話番号を,このメールアドレス宛ご返信ください。よろしくお願いいたします。
なお,当選の書籍につきましては郵便により11月9日の発送予定でございますので,今しばらくお待ちください。
有斐閣
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町村先生、情報提供ありがとうございました。
腹風邪のせいで、調子イマイチ。本当は午前中に予習したかったんやけど、ぐずぐずとしていたらギリギリ出勤になってしまい、判例の読み込み不十分で授業で当てられたときにとんちんかんな答えをしてしまうし・・・・。
医事訴訟の授業で、「札幌在住の患者が、稚内の病院の医療過誤に対して不法行為に基づく損害賠償を求めるとき、管轄裁判所はどこか」との問いに対して、「まず被告住所地の旭川地裁稚内支部、つぎに・・・・」という感じに答えたのですが、よく考えると「稚内支部」は余計だったかも。地裁の本庁・支部の関係は事務分掌にすぎないから、特定の支部を指定する管轄合意は出来ないと、何かの授業でやったような気がするので、あくまでも管轄裁判所は「旭川地裁」と答えた方が正解だったかも・・・・。
その日の医事訴訟の授業でも、後で支部の管轄合意の話になりましたしね。
特定の支部を指定する管轄合意の問題、北海道だと割と切実なようです。札幌地裁管内ですと、岩内とか浦河の支部は札幌からかなり離れているので、札幌の弁護士としては本庁に持ってきたいのですが、それはできひん、というので大変やということみたいですな。
午後から3講時連続で疲れたので、授業終了後早々と帰宅。体調回復に努めます。
今日は論文式の答案練習会。公法を4時間で2問解くというスタイル。
4時間、長くて大変やな、と思っていたのですが、意外と時間が足りないものだと思いました。
勿論、長くて大変なのは間違ってはいない話で、終わったときには腕は痛いし首が凝り固まっていやな音を立てていました。
新司法試験は、気力体力とも消耗するものですね、やはり。
結局雪は降りませんでしたが、やや寒い一日です。
昼から大学に行き、肢別本をちまちま。夕方は眺めのよい予備校で短答式答案練習会。風邪が治りきっていないのか、微妙に頭の芯が重いような感じ・・・・。
明日は眺めのよい予備校で論文式の答案練習会です。とりあえず、早めに寝た方がよさそうですね・・・・。
どうでもいいけど、「肢別(あしべつ)」という言葉、我らがATOK博士はご存じないです。「あしべつ」と入力して変換すれば、「芦別」が出ます。北海道芦別市、ですな。
芦別といえば、「ガタタン」が有名です。
「ガタタンは豚骨や鶏ガラなどで取ったスープに白菜、タマネギなどの野菜やフキ、タケノコなどの山菜のほか、豚肉、イカゲソ、小麦粉で作った親指大のだんご、こんにゃくなど10数種類の細かく切った具を入れ、片栗粉でとろみをつけ溶き卵を加えた「具だくさんのボリューム満点中華スープ」のことです」(芦別市役所のサイトより引用)
以前通りかかったときはうっかりと食べそこなってしまいましたが、なかなか美味そうな感じです。
またまたどうでもいいけど、北海道は「○○別」という地名が多いですな。思いつくままにあげても、芦別、愛別、紋別、士別、当別、門別、登別などなど・・・・。
アイヌの言葉で「ペッ(pet)」というのが「川」であるらしく、「**な川」という感じで「○○別」という地名になっていることが多いようです。
眺めのいいビルに入っている予備校での新司法試験答練が今日から開始。手始めは短答式。
短答式、どうにも点数がのびません。まずは、条文・判例知識を堅牢無比なものに作り上げていかなければなりませぬ。
今だと、ちょっとひねられると「あれっ??」となってしまうことが多いですから。
前期の要件事実論、レポートの出来が悪いと教員(裁判官)の研究室に出頭を求められるという、通称「マル研」があったのですが、定期考査で成績がイマイチだった者は、再度答案を作成して研究室に持参されたいという、事実上の「マル研」のお呼び出しが掲示されていました(義務ではないが再提出を強く期待する、とのことでした)。
私は、結局最後の最後まで「マル研」から逃れられませんで、再提出の対象となるイマイチな成績を取ってしまいました。
しかし、「マル研」は担当教員の思いやりみたいなもので、理解が不足しているところをマンツーマンで説明してくださる(ちゅうかガンガン詰められる)のですから、いい機会であると思わなければなりません。
んで、再提出答案を作っていたのですがね、考えれば考えるほど、ボロが明らかになってきまして、何やら笑うしかないという感じになってきました。
〆切は来週ですが、今日もオフィスアワーで教員が出校していましたので、とりあえず再提出答案を提出し、併せて私の答案のどこが特にやばかったのかを聞いてきました。大体、予想通りのところがよくなかったようでした。
ただ「・・・・について口語体で説明せよ」のところは、幸いなことに悪くない評価だったようですが・・・・。
前期の民事法の試験講評会に出れなかったので、今日担当教員(弁護士教員)のオフィスアワーに出向いてきました。
講評のプリントで「諸君の解答と、同じ問題を若手弁護士に解答してもらったものとの差異は、意味のあるものである」という趣旨の記載があり、「何のこっちゃ」と思っておりましたが、学生の解答は論点に飛びついた感があったのに対して、若手弁護士の解答例は、設問にでている書類の持つ意味を丁寧に考えていって、そこから議論を組み立てているという違いがあったとのこと。
なかなか、難しいものです。
有斐閣から「新・法律学の争点シリーズ1」として「民法の争点」が出ましたですよ。
当ウェブログをご愛読いただいているpyonpyon21様が先週お買い求めになったとのことで知りましたが、149の争点が解説されていて3000円は、安いでしょ! 1争点あたり20円。
しかも、眺めのいいビルに入ってる予備校に行ったら書籍は1割引ですからね、ということで、件の予備校に答案練習会の相談に行ったついでに早速購入しました。
勉強のための本代は、いっさい惜しまない。
そうそう、以前書いた答案練習会のグループ割引、あれからクラスの人と協力して声かけしまくったら、人数集まって適用可能になりましたですよ。うれしいな。
今日は前期の成績発表でした。
修了に必要な単位を無事揃えることが出来ました。修了が確定し、やれやれ一安心です。
しかし、今回の成績はこれまでで一番アカンかったなぁ。GPAが下がってしまいました。
今日は新司法試験の合格者祝賀会でした。
合格者が異口同音に言うのは「やっぱり短答式が大事」ということ、でした。
TKCの短答式試験、受けました。
去年の年末に受けたときよりは、多分ましになっているとは思うのですが、民事系の科目が時間が足りません。
やれやれ、まだまだ修行が足りない。
札幌駅近くの眺めのいいビルに入っている予備校に受講相談に行ってきました。5月くらいに行ったきりご無沙汰でしたが、雰囲気が少し変わっていました。ポスターとか、自動販売機の品揃えとか・・・・。
新司法試験用の短答・論文答練、30人まとめたら20%オフ、だそうです。
受講する人どれくらい居てはるかなぁ・・・・。
(9月17日追記)
上記の記事を書いた9月16日のカウンターがちょうど30人でした。
読者の方がみんな申し込んでくれれば2割引だっ!
・・・・というわけにはいかないよね。遠隔地の方もおられますし、来年に新司法試験を受けない方もおられる。
一昨日、新司法試験合格発表だったわけですが、北日本新聞のサイトに出ていた合格者名簿で、関西時代の友人の名前を確認して、「おめでとう」メールを送ったんですが反応がございませんでした。
同姓同名の可能性もないわけではないから、もしそうだったらまずいなぁと思っていましたが、昨日電話があり、一安心いたしました。
発表後、非常にどたばたしていたとのことで。というのも、合格した年の期(今年やったら新61期ですな)から司法修習受けるためには、合格発表後速やかに申し込みが必要で(今年ですと9月20日〆切)、そのためには出身大学・大学院の成績証明書すべて(私みたいに学部、修士、法科大学院と行っていたらそれ全部ということ)とか、健康診断書とか、登記されていないことの証明書(欠格事由の関係ですね)とかを揃えなければなりません。そのせいで、高裁に行ったり(修習の申込書の交付を受けるため)、出身校に行ったり、健康診断を予約したり、と、大変だったそうです。
合否の見込みにかかわらず、書類は予め用意しておくのが吉ですね。
その友人は環境法選択で、私も環境法で行くつもりなので、いろいろアドバイスをうけました。
その中で、プレップ環境法も見ておけ、という話があり、今日買いました。
見た感じいかにも入門書という雰囲気で今まで本屋で開いたこともなかったのですが、環境法を学ぶ上での考え方というか、勉強の進め方を書いてあるので、有効かと思いました。
余談ですが、その友人に、修習地の第6希望くらいに旭川か釧路を書いてみてよ、という提案をしたのですが、一瞬で却下されました・・・・。
1851人が合格ということです。合格した方、おめでとうございます。
でも、1800~2200人といわれていましたから、ちょっと絞ったかな、という印象ですね。
(追記)北日本新聞社のサイトに合格者名簿が掲載されていました。→こちら
所信表明演説の2日後に辞任表明とは驚いた。体調悪いらしいけどね。
さて、定期考査は今日の法曹倫理2で完了。長かった。不可即留年科目があったので精神的に辛かったです・・・・。
今日は、1講時が少年法/経済刑法の試験。多分、何とかはなっています。
3講時は民事法の試験。珍しく、六法以外にノート持ち込み可、という試験で、ノートをしこしこ準備して臨んだわけですワ。
・・・・む、難しすぎです。全くもってノートは使わなかったし、使う暇もなかった。多分、今回でダントツの激ムズ試験でした。
ノートをしこしこ準備した時間は、定期考査対策という観点では、全く無駄でした。
明日はテストなしで、明後日いよいよオーラスの法曹倫理2の試験です。
今日は、要件事実論の試験。こいつは、必修科目なので不可即留年の恐ろしい科目です。
事例問題でしたが、面白かったのが、弁護士と依頼者の問答に続いて、「・・・・について口語体で説明せよ」という問題があったこと。
どこかの法科大学院の入学試験の法律科目で「・・・・について高校生の弟妹に説明するつもりで記述せよ」ちゅうのがあったと記憶していますが、それを彷彿とさせるものがあります。
めっさ関西弁にしてしまいました。あ、でも、札幌という設定やったな・・・・。
今日は法曹倫理の試験。
昨日、例の光市の事件に関する懲戒請求騒ぎで、弁護人がH下弁護士に損害賠償請求したという話がニュースになっていたので、この辺も見ておくか、ということでちょこちょこ確認しておりましたら、これがビンゴ。
昨日の公法といい、今回はヤマカンが冴えている、かもしれない。
でも、こんなことを口に出したら、途端にカンが当たらなくなるに違いない・・・・。
今日から期末考査です。本日は倒産法と公法。
倒産法、私は素直な条文操作の問題だと思っているのですが、ひねりに気付いていないだけだったらまずいですね・・・・。
公法の試験の前に、最近の判例が元ネタになると踏んで、ジュリストの重要判例解説を読み返していたのですが、どうもこれだ、というのがありませんでした。まぁとりあえず、ということで、学校における君が代職務命令の解説などをぼんやり眺めていたのですが、それがビンゴ。もう少ししっかりと見ておけばよかったなぁ。
放射性同位元素などが自習室にないか点検調査して報告してほしい、という依頼が事務から来ていました。メールボックスに依頼文が入っていた模様。
全学的に調査をやっているのでしょうが、法科大学院自習室にラジオアイソトープがあることはまずあり得ないでしょうね・・・・。
話は変わりますが、ウェブをみておりましたらNECのサーバーが18690円というのが出ておりまして、間違いかと思いまして確認しましたところ、間違いではなかったのですが、HDDレスモデルでした・・・・。
今日は皆既月食が観測できる筈でしたが、当地もやや曇りで、ほとんど見えませんでした。
要件事実論の試験準備、やや面倒くさそう。大体の問題形式は分かっているのですがね・・・・。
先月に電動バリカンを買ってセルフ散髪にチャレンジしたという話は当ウェブログにも記載しましたが、素人散髪とプロに任せるのの違いは、やや伸びてきたときに形としておかしくならないか、というところにあるように思いました。
ま、自分でやる分には散髪の頻度を増やすことができるわけですから、いいっちゃあいいんですが。
今日、第2回目のセルフ散髪を敢行しましたが、今回はかなりの失敗。後頭部がかなりひどい。むぅっ。
夏休みも終盤です。9月の頭から定期試験ですが、別件で忙しくしていたこともあり、試験勉強が手つかずです。
別件もボチボチ一段落するので、試験勉強せなあきません。
久しぶりに買いました、ゼブラのチェックペン。
インクのにおいが何ともいえない独特な感じなのも昔と変わらないですね。
今日は、自習室の数人で教室を借り切って今年の司法試験短答式を時間通りに解きました。
朝9時半から夕方の5時半までですから、なかなか骨ですな。蒸し暑かったし。
あと280日弱で本試験を受験する筈なわけですが・・・・。
集中講義の環境法が終わりました。やったー夏休み!
・・・・とはいかないのが、辛いところですね。試験が控えているというのもありますし、大学のバイトが週3日あって(そのうちの2日は昼休み1時間だけですが)、結局大学に来なくちゃあいけないことになるので・・・・。
今日は夕方くらいに、えらい雷雨が降りました。
環境法の補講も3日目。長かったようですがあと1日です。
担当講師の専門分野は自然保護法なので、今日はその話にかなりシフトしていました。教える方としては、専門分野だとやりやすいというのもあるでしょうね。ただ、司法試験の選択科目の対策としては、どうなんでしょうか・・・・。
「んなところ出ねぇよ」と断言できるほど、環境法という分野は固まったものではないと思うので、難しいところです。
もぐりですが、環境法の集中講義に出席。
4講時連続は辛いです。木曜まで、このペースで続くのか・・・・。でも、これに出席するためにバイト代わってもらったし、サボるわけにはいかない。
昨日行われた参議院選挙は、自民党が歴史的な大敗。
選挙といえば、先週末に、関西時代に住んでいたアパートの管理人さん(ある政党の支持団体の熱心な活動者)から留守番電話が入っていたけど、今までそんなことなかったから、よっぽどせっぱ詰まっていたんやろなぁ。
今日も刑事実務の補講でした。内容は、証人尋問の記録をみて、どこで異議を出すか、それに対して反対当事者、裁判所はどのように対応するか、ということをやりました。
異議に対して理由なしと判断する時は、異議は却下でなく棄却なのね(刑事訴訟規則205条の5、なお不適法な異議は却下。205条の4)。「異議は却下します」とやって教員に訂正されてしまいました。
今日は、刑事実務の補講で、検察官の教員が、従来型の冒頭陳述と裁判員裁判向けのパワーポイントを使った冒頭陳述を比較する、というのをやりました。
パワーポイントの方は、わかりやすくする工夫が随所に感じられました。ただ、裁判員模擬裁判での話として、検察側・弁護側のパワーポイントの巧拙が裁判員の心証に一定影響があるようだ、ということが言われ、そうだとすると難しい、というか、悩ましいところだと思いました。
正規の授業期間は昨日まででしたが、今週は毎日補講が入っていて、来週は集中講義です。
今日は、企業法務の補講。札幌弁護士会館まで出向いて、公認会計士で弁護士という方のお話を聞きました。
その後、弁護士事務所数軒をざっと見学しました。担当教員の事務所は札幌では大きい方で、しかも法人になっていて、地方都市に支店があります。そのため、テレビ会議システムが備えられていたのが興味深かった。
弁護士法人は、司法過疎問題の解決のための運用が期待されていたところですが、実際にはそういう運用をしている事務所はあまりききません。担当教員の事務所は、そういう意味でとても希少な事務所です。
法曹倫理の授業の一環として、元裁判官で現在公証人をなさっている方のお話を聞きました。
内容の一つとして、タイトルに掲げた「裁判官はスターたれ」という言葉を黒板に書かれたので、何のこっちゃ、と思ったら、裁判官の仕事はいろんな人に支えられてやっているのであるから、その支えてくれている人々を落胆させるようないい加減な仕事をしちゃあいけないよ、という趣旨でした。
授業料免除申請に必要な書類を整えました。
すごい数ですよ。
○申請書一式(計5枚)
○両親の課税証明書
○両親の源泉徴収票の写
○両親の確定申告書の写
○私の課税証明書
○私の報酬調書の写
○私の確定申告書の写
○私の住民票
○私の保険証のコピー
全く、用意するだけで大変です。
・・・・というブログを有斐閣がつくったらしいですよ。11月までの期間限定ですが、有斐閣六法の「豆知識」的なものを紹介してくれるようです。
トラックバックいただきましたので、紹介させていただきます。
今日の行政法の授業で、FD委員会の授業アンケートが行われました。ということは、最終授業ということになります。
ぼちぼち今学期も終盤ということですなぁ。
刑事実務の授業で、ある模擬事件教材を使って「公訴事実」の起案をするというレポートと、起訴状に被告人の前科記載をした場合の問題点についてのレポートが出されていました。
後者は、有名な論点であり、前科記載は例外的な場合を除いて、いわゆる起訴状一本主義に反し、予断を排除するために起訴自体が無効となる、というのが最高裁判例です。
当然レポートもその線で書いたわけですが、一方でワタクシ、公訴事実の起案の方で予断を抱かせるような書き方をしてしまいました。
事例としては、事後強盗か、それとも窃盗と傷害の併合罪か、か微妙な事案で、併合罪の線で起案せよ、という指示が出されていたのですが、その場合、公訴事実に「警備員である被害者」とか「捕まえられるや逃れようとして」なんて書いちゃあ「事後強盗」ぽい事案であるという予断を抱かせることになりますわな。授業で担当教員の話を聞いて、しまった、と思いましたよ。
起訴状一本主義、というものが骨身にしみてはわかっていないということを露呈してしまう結果になってしまいました・・・・。いやはや、まだまだ修行が足りません。
法律相談実習にも行ってきました。3月の移動法律相談同様、こちらでも修行の足りなさを実感しましたですよ。
元日弁連会長の中坊公平氏が大阪弁護士会に入会申請と弁護士再登録申請を行っていたが、申請を取り下げたというニュース。
弁護士倫理の問題を考えるテーマとしては、興味深いものだと思います。
企業法務の授業で特許の話が出て来るということで、資料を見ておりましたら、「イオン歯ブラシ」の話でした。
「イオン歯ブラシ」については、昔、「フクバハイジ」という製品名で、製造元が微妙に怪しげな広告を出していたのを覚えているのですが(しかも結構な値段だった)、そのうち「フクバキスユー」という製品名で、ドラッグストアとかで安く売られるようになっていました。そのころに一度買った記憶があります(効果の程については率直実感できなかった)。
ネットで調べますと、「フクバ」じゃないけど「ハイジ」という製品名で「イオン歯ブラシ」を作っているところがあって、しかも、そこが、昔見た記憶のある微妙な広告を今でも出稿中の模様。
何やらややこしい話のようです・・・・。
Westlaw Japanという法情報データベースが使えるようになりました。
既に、TKCのLEX/DBが使えるわけですが、データベース毎に得意/不得意というのがありそうです。
せっかくなのでこちらも使い込んでみよう・・・・。
答案練習会を行った司法試験委員の教授は、結局考査委員を解任された、とのこと。
・・・・まぁ、さすがにあれは反則やからなぁ、仕方がないでしょうね。
今日は大学入試センターの法科大学院適性試験日だったようですね。受験した方、お疲れさまでした(読者に受験者がおられるかは知りませんが)。
昨日、H大法科大学院でしばしば企画されているフットサル大会に参加して、手首足首をねんざしたようです。今日になっても痛い・・・・。
「新司法試験、考査委員の慶大教授が類題演習…法務省が調査」(ヤフーニュースへのリンク)
考査委員が答練やって、しかも本試験に出る論点を扱ったという話のようです。これは反則でしょう。
受験生としては、こういうアンフェアなことをやられたのではたまりませんよね。
有斐閣のホームページを何気なく見ましたら、「『有斐閣判例六法 平成19年版』製本不良のお詫び」なる記事が、1月17日付で掲載されておりました。
記事によると、「製本不良は,本文用紙と背表紙との接着不良によるもので,一部の頁(主に本文30頁と31頁,2338頁と2339頁の間)が割れてしまう場合がございます。お買い求めになられましたお客様は,今一度お確かめください。製本不良につきましては早急に交換させていただきます・・・・」とのこと。
手持ちの判例六法も見事に30頁と31頁の間が割れていました。元々製本はよくないと聞いていたので、木工ボンドで補修していたのですがね・・・・。
しかし、今更交換してもらっても、手持ちの不良品は自分で引線・書き込みしまくって「カラー六法」化したものなので困ります。
おニューにするのは諦めて、もうしばらく、この「カラー六法」と付き合いますかね・・・・。
刑事法の演習で模擬事件記録を読み込んでいますが、その関係で、事後強盗罪における「暴行」の程度についての判例を調べていました。
教科書やら判例六法によると、戦中の判決[大判1944.02.08(S19.02.08)]があったので判例データベースで検索したのですが、事件名が「戦時強盗、戦時窃盗被告事件」になっていました。なんじゃこりゃ??
調べましたところ、「戦時刑事特別法」というのがありまして、どんな法律かというと、「戦時下の特例法として、刑法に定められた罪の一定部分についてその刑を加重する(第9条)とともに、「国政を変乱することを目的」とした殺人(第7条)、その予備、陰謀、教竣、煽動等の行為、生活必需品の買占め、売り惜しみ行為等を死刑等の厳罰に処した」ものだそうです。
詳しくは松山大学の田村譲教授のサイトまで。
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/sennjikeijitokubetuhou.htm(2007年6月19日アクセス)
昨日あくせくやっていた本日分の予習は、ある本にほぼそのままの内容が載っていることに気づき、あっけなく終了してしまいました。
さて、法科大学院最終学年ということで実務系の科目が多いということは以前にも書きましたが、今週は、民事も刑事も模擬事件記録を使った授業で、そのせいでそれなりのページ数の記録を読み込まなければなりません。
何やら不慣れなもので大変でございます・・・・。
今日の4講時は民事実務演習。今日から、事件記録を使った事実認定の演習に入りました。
今回は、クラスをいくつかのグループに分けて合議をするという事前の告知だったので、記録だけ読み込んでいたのですが・・・・
3講時の直前になって、簡単なペーパーの提出が求められていたことを思い出しました。
仕方がないから、授業直前に手書きで書いたものを提出しました。先生ゴメンナサイ・・・・。
事件記録は、実際のものに基づいて作られたものだったので、なかなか問題点の抽出が大変でした・・・・。
今日の1講時は少年法/経済刑法で、前半の少年法部分についてのレポートを提出。授業の最後に集めるとのことで、いつもより出席率がよかったような気がします・・・・。
2講時は行政法。抗告訴訟以外の行政訴訟ということで、民衆訴訟とか、でてきましたよ。ほどほどの予習でしのぎました。
3講時は破産法の中間テスト。解説が早速ウェブにアップされていましたが、微妙に間抜けなことを書いてしまったような・・・・。
今週の金曜日にレポート〆切があるのをすっかりと忘れていました。しかし、何やら授業の準備が忙しく、大変なことになりそうです・・・・。
今日からH大は学祭期間で授業はお休みですが、私、大学のバイトがありましたので、朝から出勤して働いておりました。仕方ないですが、何だか損した気分です・・・・。
学祭期間、法学部など文系学部の建物前は留学生の模擬店がでるのが通例です。その中に紛れて、札駅近くのベルギービールの店のマスター(ポールさん)がローストチキンを売っています。おすすめです。
モンゴルのゲルも建っていたなぁ。入ってみたい!!
今日は先週にレポート出した民事法の授業でした。お題は在宅投票制度廃止の国賠請求訴訟。
本件事案で訴訟形態として何を選択すべきか、という発問があり、私は選挙訴訟なども考慮しうるという意見を出したのですが、それに対して、選挙訴訟は目的に照らすと本来一番いいのだが、(当時の)参院全国区とかだと裁判所の管轄が東京高裁になり、原告にとっては負担であろうという話が教員からでてきました。その点は全く考慮していなかったので、「しまった」という感じです。
特に、本件では原告が外出できないほど体が不自由であり、その中で支援者とともに訴訟を進めていくというためには、裁判所の管轄が近場の裁判所である方が圧倒的にやりやすいでしょうね、確かに!
今日は、日曜ということで、予習の貯金を作るために大学に出勤してぽちぽちと勉強していました。少しだけ予習先行。
H大は次の木曜日から学祭期間ですが、来週頭にレポートの〆切と小テストがあったりするので、簿記の勉強はいよいよできなさそうです。簿記に限らず、プラスアルファの勉強をするという、心のゆとりがありません・・・・。
そんなことではいけないのでしょうが。
来週の民事法に向けたレポートを提出しました。
テーマは国賠訴訟で、在宅投票制度廃止の事例(あの裁判は小樽の人が訴えたんですね)が素材だったので、何やら公法のレポートみたいになってしまいましたが・・・・。
要件事実論の「マル研」に出頭してまいりました。
担当教員、開口一番、以下のようなかなり辛辣なお言葉を発しました。
担 「熊嶺さん、あなたのブロックダイヤグラムはなぜこうなったのかさっぱり分からない! 特にここ、ここになんでこれがくるの? これがここにきちゃうってことは、熊嶺さん残念ながら全然分かっていないということになります! とっても罪な間違いですよこれは・・・・」
私 「え、え、えぇぇっ・・・!?」
担 「何でこうなったか説明できますか?」
私 「あっ、いやっ、そのー、できません」
担 「では、もう一度考え直してきて、なぜ間違っているかを説明できるようになったらもう一度お越しください」
私 「はぁっ」
・・・・ちゅう感じにですね、ごっつうダメ出しされてしまいましたワ。
で、教科書などを読み返しつつ考えましたら、おかしな点にすぐ気づきました。
研究室にすぐに戻って、一応当初意図していたこと(つまり、「これがここにきちゃった」理由ですな)と、それが改めて考えた結果としてどうおかしいと思ったのか、を説明して、(まぁ結構突っ込まれましたけど)一応「分かっていないというわけでもないことが分かってよかったです」と言っていただきました・・・・。
※で、結局「罪な間違い」がどういう種類のものであったのかは、上記を読んでもさーっぱり分からないですねぇ。説明しようと思うと起案の内容に立ち入らざるを得ず、ややこしい上に次年度以降受講される読者の方にとってはネタばらしになってしまうので・・・・。
本稿の主旨は、ワタクシがごっつうダメ出しを食らってたまげたというところと、「罪な間違い」という言い回し自体が面白かったというところに主眼があるということでご容赦ください。
今日は1講時から3講時までが授業で、うち2講時目が憲法の小テスト。
珍しく、1講時開始の15分前には教室に到着していました。2講時目の憲法の小テストも1講時の授業と同じ教室ですから、テスト用の道具立て(つまり、六法とボールペン)を確認しましたらば、カバンに入れてあったはずの小六法が入ってなーい。
慌てて自習室に確認に戻るもそこにもなーい。
・・・・ということで、家までダッシュで戻りました。家が自転車で5分内外で到着する近場である、というのはこういう時には助かりますね。
明日、憲法の小テストがありますが、全然勉強していません。これから教科書でも読み返すか、と思いつつ、この先生のテストで、事前の準備が役に立った試しがないものですから、どうもやる気がわきません。
勉強していないといえば、再来週に日商簿記2級の試験があるのですが、ほとんど手つかず。そもそも、合格する、しないは二の次で、(商法の御大のお言葉を踏まえて)勉強するのが目的だったのですが、これでは、全くもって目的に合致していないではないか・・・・。
数日前に、カリキュラム変更に伴うゴタゴタについて投稿しましたが(リンク)、今日になって、事実上当該ルールを撤廃するという発表がなされました。
やれやれ、です。
明日の法曹倫理の授業で割り当てられた設問が、そのままある本に掲載されている、ということがわかりましたので、早速コピーをして、大いに参考にしてレジュメを完成させました。
助かりました。
前期の集中講義日程が発表されたんですがね・・・・。
カリキュラム変更の関係で、去年まで4単位だった科目が2単位×2になっていて、一つは前期の集中講義というのがあるんですが、新入生以外(すなわち昨年度から在籍している学生)は、後期に開講されるもう一科目の方も履修しないと単位を認めない(つまり、セットで履修しなくちゃいけないよ、ということ)、という趣旨の掲示が出ていました。
どういうこっちゃ!? そんなルールを今更になって決めるとは。
せっかく履修しようかと思っていたのですが、後期の履修登録の自由度が減殺されるので、やめることにします・・・・。
第2回新司法試験受験者の皆様、お疲れさまでした。
4日間の長丁場大変だったでしょうね。
来年は自分自身が受ける予定なので他人事ではないですが・・・・。
まずは、ゆっくりと疲れを癒してくださいませ。
要件事実論、未だにしっくりときていません。どうも問題点が理解できていなかった模様です・・・・。
精進しなければなりませぬ。
今日は1講時から4講時まで授業が詰まっておりました・・・・。
んで、夕方から明日の民事実務(要件事実論)の予習をしておりましたが・・・・
どうも、よくわかりません。とりあえず、「ブロックダイヤグラム」を書いていて、ブロックに付した記号が(あ)からはじまって、請求原因だけで(さ)までいってしまったという段階で、なにやらギョッ、とせざるを得ません(つまり、請求原因だけで11項目も出てきたということです)。
どこか勘違いしていると思うのですが、現段階ではさっぱりわかりませぬ・・・・。明日の授業でその勘違いをしっかり解きほぐしていかなければなりませぬ。
昨日、旧司法試験の短答式が実施され、明日から新司法試験が実施されます。
我々は来年の新司法試験を受験する予定ですが、来年の日程が今年同様、旧試験短答式直後の火曜日からだと仮定すると、5月13日開始ということになります(正式日程は未定です)。
来年の5月13日まで、あと365日、でございます。
トップページの左カラム、カレンダー下に、2008年5月13日までのカウントダウンをつけておきました。ご参照ください。
明日からの試験を受験される皆様、頑張ってください。
旧司法試験の短答式が今度の日曜日、新司法試験が来週の火曜からの日程で開催ですな。
受験される皆様、頑張ってくだされ。
今日は天気がよく、授業の合間にキャッチボールをしたりして、比較的のんびりと過ごしていました。授業が1、2、5講時と、途中2コマ空いてしまっている、というのが問題なのですが。昼下がりの時間帯がぽっかり空いている、という次第で・・・・。
今日は朝からバイトで、バイトの後補講が入っていたので、結局9時-17時で働いているのと大差ない感じの忙しさでした。
雨が降るという予報でしたが、結局降り出したのは22時くらいで、家に辿り着いていたので助かりました。
今日は、民事実務の授業がありました。民事実務というのは、要は要件事実論なんですが、担当教員の用意した罠に、きれーいに、引っかかりました。
・・・・間違いつつマスターしていく、ということでよいでしょう。
法曹倫理の授業では、ABAの「法律家職務模範規則」使いましたですよ。ようやく出番が。
今日は1~4講時連続授業です。
一言。夏目漱石の『こゝろ』を経済学の定理で説明しよう、というのは無理があると思いました。
連休も終わり、再び授業、授業、授業の日常です。
今日の2講時は公法(行政法)。授業中はかなりの勢いで指名され、発言が求められます。当然ながら、予習は必須です。
今日は、ついに、教室の全員が指名され、最初に当たった人に戻ってしまいました・・・・。
黄金週間中といいつつ、今日は4コマしっかり授業でした。
民事法の授業で、今日は交通事故紛争を題材とした設例をやりました。
んで、交通事故紛争の解決方法ということで、ADR(裁判外紛争解決)が紹介されたのですが・・・・。
前提として、ワタクシ、電子辞書を授業には携帯するようにしています。わからない単語出てきたりしたときにパッと調べられますから。
教員から「ADRて何の略語ですか?」という発問があり、電子辞書を引きましたところ、出てきたのは・・・・
「American Depository Receipt 米国預託証券」
別に、間違いであるとは言いませんが、発問に対する正解としては「Alternative Dispute Resolution」でしょうね。
昨日、民事実務のレポートが返ってきました。点数評価はしない、というので、間違ったこと書いているな、と思いつつそのまま提出していたのですが、返ってきたレポートには「研」という漢字を丸で囲んだ印がついていました。
何の印かといいますと、後で教員の研究室に出頭せよ、という意味でございました。
・・・・ということで、今日出頭して参りました。
尤も、出来の悪さを叱られるとかいう話ではなくて、知識や理解の曖昧なところを個別にご指導いただいたので、助かりました。
アマゾンで注文していたABAの「法律家職務模範規則」が届きました。
んで、早速法曹倫理の授業に持参したのですが、今日に限って全然参照しなかったです・・・・。
今期は授業を週12コマ登録したんですが、授業以外に、バイトの拘束時間が5コマ分あります。
実質的には週17コマあるのと大して変わりません。むぅっ・・・・。
今期火曜日は、1講時から4講時まで連続で授業という日程。法科大学院入学以来、このような時間割を組んだのは初めてです。
かなり、しんどいです・・・・。
今日は、1講時から授業です。少し細かくいうと、先週、公法の「アンバランス」を引き起こした裏番組の科目が、2講時から1講時に移動。本来なら履修できない科目でしたので、ありがたく出勤。なお、科目は少年法・経済刑法です。
2講時は公法。お題は行政調査。川崎民商事件とか、著名判例が題材です。教員に指名されたとき、六法の別のところを見ていたので(所得税法を見ていたら国税犯則法について質問された)、割と簡単な問いに答えられませんでした・・・・。
3講時は破産法。担当教員はコンピュータ大好きで、パワーポイントを使った授業。
文書共有システムにレジュメがアップされていたので昨日のうちに出しておいたのですが、「今朝修正版をアップしました」とのこと。あらあら・・・・。
4講時から夕方まで大学のバイト。雑用で疲れました。
夕方に、札駅近辺までちょっと買い物に行ってきました。ついでに晩飯。晩飯中に、一緒に行ったクラスの人と話をしていて、刑事法のレポートで論点を見落としていたことに気付きました。
大学に戻って、そのレポートを脱稿。
明日も1講時からだから、ぼちぼち帰ろうと22時過ぎに大学を出ますと、職場から電話。水曜日の業務の件で少々。
・・・・慌ただしい。
(追記)気付きましたら、これが800本目のエントリー。無駄話も積もり積もるとそれなりに感慨深いです。
今期の授業をつらつら見ていますと、半分以上、実務家教員の担当する授業で埋まっています。
話としては、いずれも興味深いところですが、レポートとかかなり毛色が違うことを求められそうで、やや戸惑い気味の面もあります。
ま、ぼちぼち頑張っていきましょうか・・・・。
今日は、H大に今月開設されたアイヌ・先住民研究所の開設記念式典に参加してきました。
時折霙の降る中、屋外でのアイヌの祈りの儀式からスタート。その後、アイヌ古式舞踊の公演と、国際法の横田洋三・中央大学教授の講演の二本立て、でした。
終了後、法曹倫理担当の実務家教員と遭遇しました。
「話の要点わかった?」
「ええっと、どこになるでしょうか」
「一番大切なのは、少数民族と先住民族は定義が違う、というところさ(注:横田教授は、南米では先住民族が多数派であるにも拘わらず、少数派たるヨーロッパ系の人々が支配階級にいるという例をあげつつ、そのことを説明)。少数民族は国際人権B規約27条で権利が認められているけど、先住民族はそうじゃないんだよ。で、日本政府はアイヌが先住民族であることを認めないわけさ。」
「なるほど」
「ま、二風谷ダムの判決とか、よく勉強してください」
・・・・つうことで、とりあえず「環境法判例百選」をひもといています。
昨日書いたABAの「法律家職務模範規則」について、担当教員は「必携」であり、どうにかして持ってくるように、との指示でした。
よろしい。そこまで言うのであれば、入手しましょう。
・・・・ということで、アマゾンで注文しました。
明日から授業がはじまる法曹倫理の授業で、ABA(アメリカ法曹協会)の「法律家職務模範規則」をコピーして持ってこい、という指示が出ています。
ABAのウェブサイトで閲覧できる、というのですが、こんなページなんです。PDFとかだったら気楽なのに、よりによって各条毎に違うページになっています・・・・。
いちいち印刷してられません・・・・。
アマゾンでペーパーバックの「法律家職務模範規則」が2000円ほどで見つかりました。本当に、必要だというならば買うことに吝かではないのですが・・・・。
日弁連が日本語に翻訳したものもあります。こちらは5000円強と、ちと高いです・・・・。
今日の2講時は公法の授業でした。
教室に入ってびっくり! 20人もいない。
前提として、H大では2年次以降の授業は2クラス開講のものがあり、学籍番号でクラスが割り当てられるのですが、選択科目と重なっている場合、指定クラスから移動することができます。
件の公法は、2、4講時開講で、2講時は「裏番組」の選択科目がありますが、4講時は選択科目がありません。その結果、2→4講時に移動する人はいても、4→2講時に移動する人は原則として出てきません。
人数のアンバランスが生じると困るので、移動希望が多いと抽選になる旨掲示が出されています。しかし、抽選に漏れると「裏番組」の選択科目が履修できなくなるわけですから、それはそれで困る・・・・。
4講時クラス配当の人で2講時の「裏番組」をとらない人に、自主的に移動してもらうしかないでしょうね・・・・。
(追記)ひょっとしたら、2講時の「裏番組」の方が別のコマになるかもしれないようです。
前期開講予定のある授業が急遽不開講になってしまいました。夏期集中講義になる予定ですが、あくまでも予定、ということで、見通し不明確です。
こいつが取れなければ、前期で卒業単位揃えるという野望が打ち砕かれることになります。
ちょっと、計算が狂いました。
今日、明日と民事執行・保全法の単位外補講でございます。
今年は非開講なので、担当教員のサービスで開講、という感じ。
1日4コマの集中講義なので、大変です(今日は寝坊してしまい、2講時から参加しましたが・・・・)。
新学期に向けて、指定書を読み始めていますが、一つ疑問に思ったことがありました。
いわゆる要件事実に関して、ドイツ語の略語で請求原因をKg、抗弁をEなどと表示することがある旨、教科書には記載されています[例えば、『問題研究 要件事実-言い分方式による設例15題-』(2003 財団法人法曹会)20頁など]。
この、KgだのEだのを、「カーゲー」という感じにドイツ語風で読むべきなのか、「ケージー」という感じに英語風に読むべきなのか・・・・。
一番リスキーなのは、「ケージー」と読むべきところを知ったかぶりして「カーゲー」と読んでしまい、何格好つけているのか、と笑いものにされることでございます。逆に、「カーゲー」と読むべきところを「カーゲー」ときっちり読めば、よくわかっておる、と、高評価を受けることになりましょう。
「ケージー」と読んだ場合は、それが正しければ普通にそれまでですし、間違っていたとしても恥をかくことにはならないでしょう。
・・・・うぅむ、悩ましいところだ。
この点について、友人で弁護士をやっている人に、「研修所ではどう言ってた?」という質問をしましたところ、「ケージーだったと思う。ただ、そもそも請求原因と日本語でいうことが多かった」ということでした。
「カーゲー」にせよ、「ケージー」にせよ、無理して略語を使うことを考えるより、まずはきっちり概念を理解することが先決、ということですな・・・・。
憲法判例百選を買いました。
読んでいて思ったことですが、最近はインターネットの情報を引用する際に、URLの記載に加えて、「○年○月○日アクセス」などというのを付記するのが習わしになっているようですね。
例)
http://www.rigorist.net/weblog/archives/2007/03/post_762.html(2007年3月29日アクセス)
私が修士論文を執筆した数年前は、まだこういう習わしはなかったように思いますし、そもそもインターネットの情報を引用するのはよくないことであると言われたこともあります。
記載の永続性を保障できない、すなわち読む人に再検証の機会を保障できない以上、インターネット情報は引用元として好ましくない、というのはその通りであり、しかし一方でインターネットによる情報収集が盛んになってきた以上、インターネット情報を引用する必要性があるということで、上記のような様式は妥協の産物なんでしょうね。
(私信)今日は貴重な時間を割いていただいた上、いろいろと情報を頂きありがとうございました。
昨日、新学期のシラバスが未配布である旨投稿しましたが、今日になって配布されました。
時間割を計画しましたら、頑張れば前期で卒業単位を揃えることが可能と判明。週12コマ入れて全部単位が取れれば、ですが。
少なくとも、必修の単位は押さえなければ一発で留年確定ですので、何とか頑張っていきたいと思います。
あと、日商簿記3級の合格証書が今日から配布になったので、商工会議所に出向いて受け取ってきました。次は2級合格に向けて頑張らないといけませんが、勉強時間とれるかなぁ・・・・。
来週から新学期です。
法科大学院も4年目ということで、カリキュラムの見直しが行われている筈です(筈です、というのは、新学期のシラバスがまだ配られていないため)。
そのおかげで、履修計画が立てにくい・・・・。
今日は、H大法科大学院で毎年開催されている移動法律相談で、道内某所に出向いて法律相談を行ってきました。
守秘義務がありますので、内容には触れることはできませんが、咄嗟に法的論点と解決策を提示するには鍛錬が必要である、と痛感しました。
昨日は札幌地裁に刑事裁判の傍聴に行ってきました。
即決裁判手続(刑訴法350条の2以下)による公判を見ることができました。
来年度前期分の学費免除申請を出しました。必要書類が多くて、面倒くさいことこの上ありません。
どんな書類が必要かというと、私自身の所得証明、確定申告書のコピーなんかはわかるのですが、それに加えて住民票、健康保険証のコピーが必要です(独立生計者としての申請のため)。さらに、両親の所得証明(または非課税証明)、給料・年金などの源泉徴収票、確定申告書のコピー等々・・・・。
全く、揃えるだけで一苦労でした。やれやれ。
別に、そういう出版物があるわけではありません。
ワタクシ、有斐閣の判例六法を使っているのですが、掲載判例がジュリスト判例百選に掲載されている判例なら赤、ジュリスト重要判例解説に掲載なら緑、古い版の判例百選に掲載なら橙といった感じに、判例にちまちま印を付けております。その作業を見たクラスの人が「カラー六法つくってんの?」という感想を。
この作業、判例の見直しの際に重要度がわかるかな、と思って始めたのですが、色が付いていない判例でも重要なものがあるのに見落としたり、色分けしただけで、何となく勉強した気分になるのがよくないところです。
まずはきっちりと頭に入れなくては・・・・。
なお、私の六法の使い方ですが、授業の際は判例六法と小六法を携帯して、判例六法は専ら書き込み用、小六法は判例六法に載っていない法令を引くのに使い、あと小六法は試験の時に活用しています(試験用六法は引線ができませんので)。あと、小六法は大学に置いてありますが、判例六法は普段から持ち歩いて細々と見たりしています。
判例つき六法は他を試していないので善し悪しはわかりませんが、判例六法は百選等とのリファレンスがされているのが便利だと思います(だからこそ、「カラー六法」が可能になる。)。ただ、判例六法一本でいくのは難しいです。なんせ、収録法令がすごく絞り込んでありますからね。判例六法+小六法という今の組み合わせは結構いいと思っています。
あと、ぼちぼち試験用六法を手に入れて、本試験の時の「法文」に慣れなければなりませんな。
本日、後期の成績発表があり、無事3年次への進級が確定しました。
成績の方は、真ん中くらい、という感じでしょうか。良が多く、優が少し、可も少し、です(で、優と可でほぼ「中和」される)。
昨年の今頃に、「擦れた答案」の話を書きましたが、今期はどうだったのでしょうか。少しは、マシになっていればいいのですが。
あと1年で修了→司法試験です。的確・正確な知識を身に着けて、何とか突破できるようにもっていかなければなりません。
今日の当地は、予報通りの雨です。気温もかなり高いですが、明日はまた真冬日に逆戻りとのことです。
今から、銀行に行って当ウェブログが使用しているサーバーの使用料金を振り込んできます・・・・。
生協が取り扱っていた、短答答練を通信で受講しました。
やはり、通信だと「時間に追われる」という感じが出ませんね。
・・・・がございました。法科大学院は今年で開設より3年になりますので、相当数の実務家教員が交替となり、H大を離れてしまわれます。残念ながら、ほとんどの教員の授業は受けられずじまいになってしまいました。
店を変えつつ、結構遅くまで飲んでしまいました・・・・。
昨日ですが、環境法の試験をもって今期の定期考査が終了しました。
んで、今日は、ニセコにスキーに行ってきました。
ニセコは最近、外国人スキーヤーがたくさん押し寄せていると話題になっていますが、ホンマ、すごいですよ。
倶知安までJRで行って、そこから路線バスに乗ったんですが、途中の「倶知安十字街」のバス停とかで、普通にボード持った西洋人が乗り込んできます。
ゲレンデでも、ちときつめの斜面でワタクシが派手にすっころんでいますと、後から滑ってきたスキーヤーに「ユゥ、カーイ?」と聞かれたりします。早口なんで最初わからんかったんですが、「Are you OK?」でやんした。オージーはOKを「オーカイ」といいますからね。
「大丈夫、怪我はないっす」と日本語で答えておきました。
タイトルのような報道がなされています。(ヤフーニュースへのリンク)
えぇっ、と驚くような少人数です。
今年の新司法試験は、今年法科大学院を卒業する約5700人と、去年の卒業者のうち、不幸にして第1回新司法試験に不合格だった1100人程度が受験資格保持者であるはずですので、出願者が6000人を下回ることはないと思っていましたが、「たった」5401人とは・・・・。
尤も、上記の、「今年5700人が卒業」というのは定員ベースでの値ですから、定員をやや下回っている現状では卒業予定者はそれよりは少ないでしょうし、新司法試験は「卒業後5年以内に3回」という受験回数制限がございますので、受験回避する方が一定数存在するのは仕方がないですが、それにしても少なすぎる。
私が法科大学院に入る前に、新司法試験の合格率を試算したことがあるのですが(そのときの試算結果はこちら)、その試算だと、第2回新司法試験の合格率は24%~31%と出ました。しかし、当該試算は、出願者数を7200~7400人と予測してのものですので、実際の出願者数を踏まえると記事の通り、合格率は33~41%となりそうです。
尤も、合格率がどれだけ高かろうが不合格になるときはあるし、合格率がどれだけ低かろうと合格する者はいる、ということで、合格率に一喜一憂するのはよくないのでしょうが、出願者がこれほどまでに少なかった原因は、分析する必要があると思います。
今日は民訴の試験でした。
上訴における不利益変更の禁止とか、争点効あるいは信義則とか、反訴と二重起訴とかが論点の模様。
量は書きました。質は、どうでしょうか・・・・。かなりややこしく、最後殴り書きでしたからねぇ。
さて、明日は私にとっては定期考査最終日で、科目は環境法です。
(追記)それにしても、今日はよく雪が降った。気温も低めですし、折から開催中の「札幌雪祭り」にふさわしい天気といえましょう。
今日は、行政法の試験でしたよ。
元ネタは横浜地判2006(H18).10.25。無認可保育所で経営者が預かっていた子どもに暴行を加え、死亡させた事件について、児童福祉法、警察法上規制権限を行使しうる神奈川県が権限を行使しなかったことが国賠法上違法になるかという問題です。
あと、小問として、経営者が児童福祉法による保育所閉鎖命令を予期して、当該命令の差止訴訟(行訴法上の)を提起できるか、という問題があったのですが、設定時期は1999年~2000年。このままじゃあ、現行行訴法(2004年改正)は使えませんねぇ。
この点については、担当教員から2004年改正後の行訴法を前提にせよという指示が追加で出されました。
時間足りなかったので、十分には書けませんでした。単位落としたりはしないと思うけど。
明日は、民事訴訟法の試験です。ひそかに鬼門です。
今日は、労働法と不法行為・不当利得法の期末考査でした。
労働法は、意表をついた問題が。全くわかりません、という問題が試験で出されたのは、本当に久しぶりです。
その問題とは・・・・
「労組法の条文につきその趣旨・目的がはっきりしない規定をあげ、はっきりしない理由を説明しなさい」
ま、尤も、この問題は、担当教員も「できないだろう」という予測のもと出したようなので、もう一問の、割とオーソドックスな問題が出来ていればそれでよし、という話ですが(出来たかどうか知らんけど)。
で、タイトルの「自己新記録」とは何か。
前提問題として、H大の定期考査は、解答用紙の「お代わり」がOKです。すなわち、解答用紙(B4縦長表裏)を書ききったら、2枚目をくれて、提出時はホチキス止めで出す、というシステムになっています。
教員によっては、「1枚に収めなさい」という指示を出される方もいますが、大抵はお代わりOK。最初はびっくりしたんですがね。出身校ではお代わりなんてあり得ない話でしたから。
んで、今日の不法行為・不当利得法のテスト。論点がややこしく絡んだ問題で、ついに、私としては史上初の、「3枚目お代わり」をやってしまいました。B4表裏を2枚書いて、まだ足りなかったと言うこと。
いやー、とにかく書きまくりですよ。
そうだ。書き忘れていましたが、H大の定期考査では、「鉛筆ガイドライン」作戦は使えません。試験中、机の上に「ボールペンまたは万年筆、学生証、持ち込みの許可された六法、時計」以外の物は置いてはならない、からです。
仕方がないから折り目を入れています。どうせ名前書いて出すので、司法試験の時みたいな「特定答案」を気にする必要がないですからね。
(「鉛筆ガイドライン」作戦については、去年の12月17日のエントリーを参照してください)
今日は定期考査の1日目です。科目は借地借家/金融法と、刑事訴訟法。
前者は、ヤマを微妙に外しました。後者は、多分、そんなに外してはいないように思います・・・・。
本日をもって、後期の授業期間が終了しました。
来週末から定期考査開始です。精一杯準備しないといけません。
あんまり認識していませんでしたが、今週いっぱいで授業期間は終了です。
あと一息、なんですが、今週は格段に忙しい!
水曜日午前中に商法の前倒し期末試験があり、水曜日の夕方には仕事に行かなければならず、木曜日は(予習が一番大変な)行政法の補講・・・・。
とりあえず、試験の準備するでしょ、で、試験が終わったら大急ぎで仕事の準備するでしょ、んで、それから行政法の予習、って、夜の10時過ぎに心底疲れて帰ってきてから、膨大な量の予習ができるのか??
ちなみに、普段ですと月曜日が行政法の授業ですので、その予習は土日に時間をかけて一気に終わらせてきたのですが・・・・。
なお、「忙しいのわかっていながら何故予習を前倒ししなかったんだ?」とお感じになられる読者の方もいらっしゃるでしょうから補足しますと、行政法の授業は、毎回授業の最後に、次回の授業で取り上げるケースブックの問題と、ヒント的なものがプリントで配られるというシステムになっております。で、今日になって、木曜日の授業の予習用プリントが配られたので、こういう羽目に陥ったという次第です。
水曜日の商法試験までは、商法の勉強したいですしね。
なお、商法は、会社法の計算、新株、設立、事業譲渡あたりと、手形小切手が範囲です。六法持ち込み、今回も不可なんだろうな・・・・。
あ、あと、2月25日実施の日商簿記試験を出願してきました。前期に開講されていた商法の担当教員が、「簿記2級くらい取っておくと、会社法がわかりやすくなる」と仰っていましたので、やってみようか、と(とか言いながら、とりあえず3級を出願したんですが)。
札幌の場合、出願は明日23日の19時までですよ。北1西2(市役所の北側)の札幌商工会議所に直接出向いて申し込んでください。
(詳しくは札幌商工会議所のサイトでご確認を)
本日、期末試験の日程が発表されました。私は、2月2日から8日までの1週間、試験ということになります。
商法だけ、前倒しで期末試験やってくださった/くださるので、負荷としてはやや軽いです。2日、5日だけ一日2本で、あとは一日1本ずつですから。
今日は民訴のテストでした。
お題は和解です。
予告されていましたし、別にそんなひねった問題ではなかったと思います。
しかし、量多すぎ。小問3まであって、小問3にかかったところで残り15分。ほとんど箇条書きで書き殴りました。
鉛筆ガイドライン作戦、今回は失敗。ガイドラインを左に取りすぎました・・・・。
H大は今日から授業開始です。しかも、いきなり小テスト×2本。
商法は、倉庫が出るはずだったんですが、あれは運送ではないかしら。
行政法は、最判1998(H10).12.17が元ネタ。パチンコ屋の周辺住民が、パチンコ屋の営業許可処分取消訴訟の原告適格あるか、という話です。パチンコ屋さんから相談受けた弁護士として、何アドバイスしますかという設問。
何か疲れたので、今日は早いけどもう寝ます。
冬休みにやらなければいけないこと、の途中経過(その1)。
○課題中、労働法のレポート終了、民法のペーパー大体終了。
△環境法の報告準備は途中。
×テスト準備は手つかず。優先度としては、行政法、商法、民訴法の順番でしょうか。
△TKC模試の復習、民事系だけほぼ終了。アホさ加減を痛感せざるを得ません。
あまり捗っていないです。
今日は、判例検索システムを提供しているTKCが主催の短答式模試。
新司法試験用の短答模試を受験するのは初めてです。5時間半短答はきついです。
出来も最悪です。まったくもって、修行が足らなさすぎる、と、思います。
「スラムダンク」の安西先生風に言えば、「まるで成長していない」というところでしょうか。
(尤も、安西先生が「成長していない」と言ったのは、まれに見る逸材たる谷沢君に対してなのであって、おいらはそもそも逸材でも何でもないという点が大きく異なる)
「スラムダンク」といえば、作者の井上雄彦氏が奨学金をつくったそうですよ。
バスケ留学のためのだけどね。
年内の授業が終了しました。やらなあかん課題多いから、あまり休みという感じではないですが・・・・。
(おまけ)大学に自転車1日放置していたらこんな感じになっていました。
昼に答練。鉛筆ガイドライン作戦により、行頭揃えは完璧なれど、内容的にはすっとこどっこいなことを書いてしまいました。
札駅の地下の本屋さんで、菌ストラップつき「もやしもん」発見しました。ぬるい。ぬるすぎる。
夜は、今日誕生日のクラスの人の誕生会ということで鍋をしました。
久しぶりにまとまった降雪でした。
備忘録的メモです。
○労働法レポート(1月10日〆切)
○行政法小テスト(1月4日)の準備
○民訴法小テスト(1月11日)の準備
○商法小テスト(1月4日)の準備(倉庫のあたりを軽く)
・・・・ざっとこんなところかな。
ちなみに、12月25日まで授業あり、26日にはTKCの短答模試を受けるので、実質的には27日からが冬休み。
新年の授業は1月4日からです。
(追記)
追加。環境法の報告準備。
(また追記)
民法のペーパー出てました。X社の文書管理システムでDLできます。
今日は商法の小テストでした。
昨日の段階では、「六法の持ち込みOKにしようか、駄目にしようか、迷っているんですよね」というのが担当教員の話でした。
んで、今日の1講時、件の教員、教室に入ってくるなり黒板に「持込不可」と大書き。
短答式対策としては、うろ覚えの知識では駄目である、という、担当教員の親心であると解釈しましょう。正誤問題とか、判例の言い回しの穴埋めとか、簡単な定義問題とかですから、「本来ならば」問題なくできなければなりません。
・・・・つうことで、「本来ならば」できなければならないことができなかったワタクシは、単位とれるかどうかの危機に陥る。
「被告を16日間不当拘置、検察官ら5人処分…長崎地検」(ヤフーニュースへのリンク)
勾留状の発布を受けている事件と受けていない事件があり、前者について罰金刑、後者について実刑の判決が出された。この場合、刑訴法によると勾留状が失効するにもかかわらず、検察官が見落として身柄拘束を続けた、とのこと。
うぉっ、こんな条文あったかな、と調べましたら、345条ですな。なお、344条も関連してチェックすべき、かと。
刑事訴訟法344条
禁錮以上の刑に処する判決の宣告があつた後は、第六十条第二項但書及び第八十九条の規定は、これを適用しない。
刑事訴訟法345条
無罪、免訴、刑の免除、刑の執行猶予、公訴棄却(第三百三十八条第四号による場合を除く。)、罰金又は科料の裁判の告知があつたときは、勾留状は、その効力を失う。
パソコンでの文書作成に慣れてしまうと、手書きの文書作成はなかなか苦痛ですが、試験答案は手書き、しかもペン書きというのがこの業界ではデフォルトでございます。
字が汚いのは、まぁ仕方がないことです。読めないレベルではないのが救いかな、と。
問題はですね、行の頭揃えるのが猛烈に苦手なんですよワタクシ。
どういうことかといいますと、端的にこんな感じになるのです。
何かますます汚らしく見えてしまいましてねぇ。予備校答練でも注意されたことあるし、何とか直そうとはしているのですが、気がついたらこうなっている。
答案用紙に折れ目とか入れたら、個人特定答案になってしまうんやろか。
なお、答案作成用のペンは、この数年来一貫して「パイロットVコーン」です。直液式の水性ボールペン。
(追記)
pyonpyon21様は、鉛筆でうすく縦線を入れて、提出前に消すという方法をお使いのようです。
これは本試験でもOKのようですね。以下に法務省サイトの「平成19年新司法試験に関するQ&A」の一部を引用します(傍線引用者)。
Q44 定規,付せん,クリップ,ペーパーナイフ等を使用することはできますか?
A 定規,付せん,クリップ,ペーパーナイフ等は使用できません。試験時間中は,受験票,時計,鉛筆,消しゴム,ボールペン,万年筆,ラインマーカー,又は色鉛筆以外の物は,すべて鞄の中にしまってください。筆記用具入れも鞄にしまってください。机の中には何も入れないでください。ただし,司法試験委員会又は試験監督員から使用許可を得たものは,使用することができます。
ただ、消し忘れには注意が必要です。以下、やはり法務省サイトの「平成19年新司法試験に関するQ&A」からの引用(傍線引用者)。
Q25 答案の作成に当たって注意すべき点はありますか?
A まず,答案が無効になる場合は,以下の3つの場合です。
(1)解答欄に受験者の氏名又は特定人の答案であると判断される記載のある答案,指定の筆記具(黒インクのボールペン又は万年筆,ただし,インクがプラスチック消しゴムで消せないものに限ります。)以外で記載された答案は,無効答案として零点となります。
今日は民事訴訟法の小テスト。テーマは遺言執行者の当事者適格など。
(やや簡略化した設問)
Aが死亡した。死亡時Aには配偶者はなく、子BCDEがいた。Aは、死の2年前に「所有の甲不動産をB、乙不動産をDE、丙不動産をCに与え、Fを遺言執行者とする」という内容の自筆証書遺言書を書いていた。この自筆証書遺言書は家庭裁判所の検認を受け、Fは遺言執行者としての職務を行うことを承諾した。
一方、Aには「良い仲」のGがおり、死の1年前からAGは一緒に乙不動産で暮らしていた。Gの申し立てにより、A死亡の4ヶ月前に作られた「乙不動産をGに与える」という内容の公正証書遺言書があることが判明した。
BCDE間では、自筆証書遺言が有効であるか否かについて争いがあったものの、とりあえずGには共同対処しようということで、自筆証書遺言の有効・無効は棚上げにして、乙について相続を原因とする所有権移転登記(持分4分の1ずつの共有)を行ったが、これにFは関与していなかった。
1)BCDEが、Gに対して、自筆証書遺言については触れないで、公正証書遺言は無効であり、相続によりBCDEは乙につき共有持分を有するとして、Gに対して乙についてのBCDEの共有持分確認、ならびに共有持分に基づく乙引渡を請求する訴訟を起こした。Gはどのような主張を行うか。また、裁判所としてはどのように判断すればよいか。
2)Gが、反訴として、BCDEに対して遺贈を原因とする移転登記請求訴訟を起こしたとすると、この反訴は適法か。
・・・・率直、難易度高いと思うのですが、どうでっしゃろか。
なんか、ねじれ現象があるのよね。後に作られた公正証書遺言が有効だとすると、乙不動産についてFは管理処分権限ないことになるので、Bらに当事者適格があるけど、Bらが負ける。逆に公正証書遺言が無効だとしたら、乙について管理処分権限を有するFに当事者適格が認められそうな気がする。すると、Bらに当事者適格は認められないので、請求は却下・・・・。
何か、とんでもない勘違いをしているような気もしないではないのですが、どなたか考え方を教えてくださいな。
今日の当地は雨模様。全くタチが悪い。雪が中途半端に溶けて、汚らしいかんじだし、何よりも自転車で走りにくい。
授業は民事訴訟法。えらくつっこまれました。逃げようと思っていたところで逃げ切れませんでした。
明日は民事訴訟法の小テストですが、夕方は仕事があったので、準備ができませんでした。
とりあえず、今から一式持って帰って足掻きます。
今日は、答練(きょうから刑訴法)受けてから、月曜の行政法の予習をやっています。
答練は、典型論点であり、論点は大体理解していたつもりであったにもかかわらず、答案としてきっちり書けたとは言い難いのが辛いところです。
行政法は、行訴法上の取消訴訟の原告適格についての話で、これもまた有名どころの事件がでてきているんですが、悪い癖で、すぐに脇道にそれてしまい、例えば長沼ナイキ事件だと「長沼ってどの高射群かな」とか全くいらんことを調べだしてしまうものですから、時間がかかっています(なお、長沼は千歳の第3高射群が展開しています)。
あと、「そろそろ寒くなってきたからワカサギの穴釣りできるかな」とか考え出したり、「穴釣りで使える魚群探知機っていくら位するのかな」と考えてオークションサイトみたりしました。魚探は5000円くらいで買えそうですな。
・・・・イカンイカン。早く予習を済ませよう。レポートもあることだし・・・・。
今日〆切の刑訴法のレポート、突然の事ながら来週水曜に〆切が延びました。配布されているべき問題資料が一部抜けていたため。
普通ならやれやれ助かった、というところなんですが、来週は、金曜〆切のレポートがあり、さらには商法と民訴法の小テストがあり、民法のレポート代わりの問題演習(授業でプレテストの問題検討をするので、どうせだから時間測って解く機会を設けましょうということで、補講が設定されました)があり、と、タイトな日程です。
そうしましたら、学内で商法の担当教員と会い、「掲示板にも出すけど、来週の商法テスト再来週の水曜に延期ね。来週は休講にしなければならなくなったから。みんなにも言っといてね」とのこと。
・・・・やれやれ。これで、かなり助かりました。
課題がかなり蓄積されています。ちょっと始末におえないな・・・・。
明日、久しぶりに仕事やからその準備もしないといかんし。
・・・・少しはわかったような気がします、行政法。復習が必要ですが。
今日レポート〆切の民法も実はイマイチわかっていません。授業で理解できればいいのですが。
うーん、どうもよくないですねぇ。予習が捗りません。
前回の授業も、一番わからないと思っていたところをバッチシ当てられましたからね・・・・。
そういえば、環境法のレポートも〆切間近だなぁ。何やら忙しさにかまけて後回しになっていた。
今日は、刑訴法の授業で類型証拠開示請求(316条の15)について勉強しました。
公判前整理手続の一環として導入された制度ですんで、教科書とか見てもほとんど書いてません。
何となく、イメージはついたかな・・・・。
今日の札幌、夕方前からガンガン雪が降ってまいりました。積雪深10センチ程度。いよいよ根雪になるかな、という感じ。
借地借家法の授業が終わって、今週から金融法の授業になりました。んで、第一回目の授業で担当教員が申しますには、「根抵当の「根」っていうのは、あれだ、根雪の根と同じ意味なんだね」とのこと。
どういうことかと言いますと、「どちらとも、いつまでも残る」ということです。
さて、今日は行政法の中間テストでした。事案の詳細が資料としてつけられている、かなり骨な問題。
なお元ネタは、最判2006(H18).02.07、広島県教職員組合事件でした。
結局、行政法はいまいちよくわかりません。不十分ですが、とりあえずわかったところだけまとめました。
どうか、指名されませんように・・・・。
現在、午前5時半過ぎです。家にいます。
外は風が強いようで、時折ガラスに飛雪がビシビシ当たっています。
民法のレポートが明日金曜日〆切で、不覚にも昨日まで提出当たっているのを知らなかった上に、何やらややこしいという噂がそこかしこでなされているので、帰ってきてから取り掛かって先程一気に仕上げました。
そんなわけで、珍しくこんな時間に起きて活動しているという次第。
どんな問題かというと、失火責任法と、民法714条、715条の関係です。二つの判例を無理矢理一つの事例にしているので、小学校5年生くらいの子どもが「バイト中」に失火したという設定になっています。労基法56条違反やがな・・・・。
でも、これって判例のまま組み立てたらいいと思うんですがね。判例の扱いは一見矛盾しているように思えますが・・・・。
さて、終わったから寝ようっと。寝坊してもいいや。
(余談)民法714条は前提として712条、713条の責任能力が問題となるわけですが、712条の「自己の行為の責任を弁識するに足りる知能」が問題となったリーディングケースが「少年店員豊太郎」事件と、「光清撃つぞ」事件であります。どちらも大正時代の大審院判決。豊太郎は11歳11ヶ月、「光清撃つぞ」の加害者は12歳2ヶ月で、前者は責任能力肯定、後者は否定と、微妙なところで結論が分かれたというわけです。
「光清」を空気銃で撃った加害者の名前というのは咄嗟には出てきにくいと思います。この際覚えましょう。「秀麿」です。
あと、大審院の判決文、カタカナで区切りが無く、とても読みにくいのですが、こんなサイトがあります。
「大審院判例簡易化ソフト」だそうです。要は、カタカナをひらがなにして、さらに句読点を付け加えて少しは読みやすくしてくれるというものです。
名古屋大学工学部のサーバーの中にあるようですな。監修したのは加賀山茂・明治学院大学法科大学院教授。
次次回の刑事訴訟法の問題、難しそうです。資料も多いし、「なんじゃこりゃ」みたいな設問。
実務家教員の担当ですので、大変興味深いのですが、準備大変そうだなぁ・・・・。
何が、かといいますと、大学の自習室のエアコンが故障しているということ。
H大はさすが北海道という感じで、教室からトイレに至るまで、そこら中にスチームの暖房がありますが、我々の使っている自習室は(多分)元は書庫棟なんで、スチームが来ていないのです。
んで、唯一の暖房装置がエアコンなんですが、室外機(この建物は3系統の室外機で運用している)の冷媒が漏れたとかで、今日からメーカーが来て、修理しているみたいです。道理で効きが悪いと思っていましたよ。
雪の中、修理お疲れさまなんですが、修理中は当然エアコンは動かないわけで、ま、外は雪模様だというのに暖房なしは、さすがに耐え難いですな・・・・。
つうことで、今日も早めに帰宅。最近、マメに自炊をしていることもあり、残業をあまりしなくなっているな・・・・。
今日は借地借家法の授業。お題は賃借権の譲渡・転貸。
賃貸人をA、賃借人をB、転借人をCとします。Bが、Aに無断でCに転貸しました。この場合、無断転貸による賃貸人の解除権を定めた民法612条2項は、いわゆる信頼関係理論によってその適用が制限されるというのが判例なわけですが、一方で、無断転貸はBC間では有効ながらAには対抗できないとされているので、AとしてはBとの賃貸借契約を解除しないで、Cに立ち退きを求めるのは、できるはずですな。
担当教員の問題意識は、これって矛盾してないか、これでいいのか、という点。教員自身もよくわからないな、といってるんですが。
あー、よく考えれば、おかしいわな。
ここんとこ、どう考えればいいんでしょうかね。
あと、どうでもいいけど、賃貸人、賃借人をそれぞれ大家、店子というのが私の癖。
今日は、サラ金訴訟で著名な宇都宮健児弁護士が来学され、講演会が開催されました。
チワワのCMで有名な某「消費者金融」の取り立ての様子ですとか、リアルに話されまして、大変興味深く拝聴いたしました。
いわゆるグレー金利(利息制限法と出資法の狭間の金利)について、ワタクシ理解不足であったことを痛感しました。
今日は2講時が休講になり、1講時で授業終わってしまったので、やや早いですが、今度の月曜提出の民法のペーパーを作成しました。ま、課題は出来るときに早めに済ませるのが一番。
交通事故により重傷を負った人が、後に別の交通事故で死亡した場合、逸失利益とか介護費用とかの賠償責任の分配がどうなるか、という問題だったのですが、判例[最判1996.04.25(H08.04.25)、1999.12.20(H11.12.20)など]の規範当てはめたら終了、ということで、思いの外すぐに書き上がってしまいました。
で、ついでに、ライプニッツ式とホフマン式による中間利息控除の計算をやりました。本問の解答に当たってはここまでは要求されていないとは思いますがね。
[設定(ややいじっています)]
・交通事故で被害者死亡(即死)。
・事故当時の被害者の収入は共済年金(年間300万円)のみ。
・被害者の就労能力はなし。
・事故時における被害者の平均余命は13年であった。
・生活費30%とする。
・被害者の請求権は遺族が相続したものとする。
・遺族年金の控除は考えない。
この場合、中間利息控除の簡易な計算式は
300万円×(1-0.3)×係数
・・・・であり、年利5%、13年で係数をとると、ライプニッツ式が「9.39357」で、ホフマン式が「9.82177」だそうですので、結局
ライプニッツ式-1972万6497円
ホフマン式---2062万5717円
・・・・ということになるようなのですが、これで考え方としては合ってるんでしょうか。
詳しい方いらっしゃいましたら、ご教示頂ければ幸いです。
しかし、単純に合計したら、300万円×13年で3900万円のところ、一括とはいえほぼ半額に値切られるのは、痛いですな・・・・。しかも、最近の実務の方向は値引率の高いライプニッツ式で統一されているみたいだし(ホフマンが大阪方式とかいってたのはずいぶん昔になるんですなぁ・・・・)。この低金利の折、5%の民事法定利息なんか適用するなよと思いますが、最高裁はあくまで5%に固執しているようで(結構最近にそういう判決だか決定だか出ていたよね)。
(追記)上記の、「あくまで5%に固執している」判例は、最判2005.06.14(H17.06.14)民集59.5.983です。
あ、あともう一つ。ほぼ半額ってのはよく考えたらおかしいわな。生活費は生きてたら使うんやから控除は当然なんで、上の設定に従えば、300万円×13年やのうて、210万円×13年(生活費30%)、すなわち2730万円と比較しないといかんね。
今日は答練を受けてきましたが、やっちゃいました。解答用紙の取り違え。
終了30秒前に気付きました。本番なら0点ですな・・・・。
今回は試験監督に申告して事なきを得ましたが・・・・。
大学入試の時も、センター試験の模試で、数学の選択問題のマーク忘れて50点丸々失ったことがありました。その時は進路指導主任にごっつう怒られて、以後気をつけるようになりました。
今回も教訓として肝に銘じなければなりません・・・・。
(追記)本試験でも、解答用紙の取り違えに時間内に気付けば何とかなるのね。以下、法務省のサイトから。
(旧司法試験に関して)
「答案用紙は,第1問用と第2問用が指定されています。解答に際し,答案用紙を取り違えた場合には,必ず試験時間中に申し出てください。試験終了時刻後の申出には,一切応じません。」
(新司法試験に関して)
「答案用紙の取り違えに気付いた場合は,必ず,試験時間内に,黙って手を挙げて試験室の監督員の指示に従ってください。試験終了時刻後は,答案用紙の取り違えの申出には一切応じません。」
今日は商法が小テストでした。
まだ修行が足りない、という感じです。うぅむ。
来週の商法の授業で、最判1986.09.11(S61.09.11)を報告しなければなりません。
その関係で事案を調べていたんですが、あれっ、と思うことがありました。
本件紛争は、新潟県三条市にあるX会社が、当時設立準備中であったY会社の発起人Aとの間で、
・新潟県長岡市にあるXの小型ディーゼルエンジン製造工場の営業をAに譲渡する。
・Yが設立されたときは、上記契約に基づくAの権利義務をYが引き継ぐ。
・・・・という契約を結んだ、ということに端を発します。
この契約は、Xからすると営業譲渡(会社法における事業譲渡)であり、Yからすると財産引受ということになると裁判所はいっているんですが、旧商法245条1項1号にいう営業譲渡についての判例の定義、すなわち「営業そのものの全部または重要な一部を譲渡すること・・・・(中略)・・・・譲渡会社がその譲渡の限度に応じ法律上当然に同法25条に定める競業避止義務を負う結果を伴うもの」[最判1965.09.22(S40.09.22)参照]に照らしますと、本件ではそもそも営業譲渡にならないのでは、と思ってしまいました。
旧商法25条1項は「営業ヲ譲渡シタル場合ニ於テ当事者ガ別段ノ意思ヲ表示セザリシトキハ譲渡人ハ同市町村及隣接市町村内ニ於テ二十年間同一ノ営業ヲ為スコトヲ得ズ」とありますが、現在三条市と長岡市はばっちり隣り合わせになっています。
判決原文に当たっていただければ社名が出てくるのでわかるのですが、X社はたばこ製造用機械ではトップシェアの会社であり、また、自動車のエンジン部品も一貫して作っています。
とすると、本件でXは競業避止義務負担してへんやないか、ということが言えそうに思ったんですね。
この辺は、新潟出身のクラスの人に聞きましたところ、「昔は隣り合ってなかった」という証言を得ましたので、実際には無問題であるということがわかり、やれやれでございます。
改めて地図を眺めますと、長岡市、いつのまにやら大きくなって、日本海にまで到達しているではないですか(寺泊とか食われたのね・・・・)。三条市も2町村を併呑して大きくなってるし・・・・。
市町村合併は何やらややこしいですな。しかし、こんなところで問題にぶつかるとは予想外でしたよ。
(注)競業避止義務の負担が営業譲渡の要件である、なんて書きましたら、うちの担任のO先生に「そりゃー違うぞ」と怒られそうですが・・・・。
来週水曜の民訴法が、レポート提出に当たっていて(レポートといっても、担当者数人で合議してペーパーを出し、それを素材に当日議論するという趣旨のもの)、合議のための準備に取り掛かっているのですが、何やら予想外に手こずってしまって、終わる気配がないです。
もう少しで一段落つくと思いますが、こりゃまた大変なことになってしまいました。月曜の行政法も予習まだだし、そもそも明日の答練も準備していないではないですか。
刑訴法の課題の元ネタとなった事件の場所が結構近所でしたので、「実況見分」してきました。
元々ゲームセンターだったらしいのですが、今では飲食店になっておりました・・・・。
しかし、日没間際に行ったもので、やたらと寒かったな。
「熊嶺さん、次回の民法って答案当たってましたか?」と、クラスの人に聞かれました。
うっかり確認していなかったので、確認しましたら、私の番号からご指名ではないですか・・・・。
ということで、問題を大学の文書管理システムから取り出して、一気呵成に仕上げました。
仕上げてから、〆切が次の日曜だということに気付きましたが(金曜くらいだと思っていましたよ)。どうせ雨降りで帰るのイヤだったんで別にいいんですが・・・・。
ま、改めてじっくり見直しましょうかね(字数制限があるので大変更は不可能ですが)。
さて、帰るか。雨もほとんど止んだみたいだし。
今日から某予備校の答練受け始めてます。旧試験の論文対策用のだけど。
とりあえず、書くことで、知識の確認と定着を図りたいというのが目的。あと、添削で徹底的にダメ出しを喰らえば、危機意識が高まるかと・・・・。
今日は商法。まあ、典型論点かと思いますが、いざ書いてみるとなかなか難しいものです・・・・。
この間、ある教授にあったときに「調子はどうだ?」という問いをうけ、「まぁ、4合目くらいには来たと思います」とか言っちゃいましたが、3合目くらいかなやっぱり。頂上(つまり合格やね)は遙かに遠い。
(おまけ)一つ前のエントリー、改めて読み返すと何が何やらわからない。酔っぱらうって怖いね。
このサイトはMovableTypeというプログラムをレンタルサーバーに入れて運用しているんですが、酒飲みながらネット見ていましたら、昨日時点で使っておりましたバージョン3.2(ちと古い)に脆弱性ありという話がありました(9月下旬から告知されとった)。こりゃあいかん、と、慌てて最新版の3.33をダウンロードして入れたんですが、その際設定ファイル間違って消してしまいまして、バックアップもとってなかったものですから、cgiが全く動かなくなっちゃったのよね。んで、酒で朦朧とした意識のなかで、何とか復活させようとしてたんですが、やればやるほどこじれる感じで、えらい苦労しました、という話。レンタルサーバーの仕様も変わっていて、結構大変でしたよ。ま、データベースも安定性の高いものに替えることができたので、よし、としなければなりませんがね。
(改めて書いたものもわかりにくいな。ま、こんな舞台裏の話、読者の皆様にはどうでもいいですよね)
(も一つおまけ)トップバナーの写真、久しぶりに替えてみました。後方羊蹄山の頂上の写真です。
今日は刑訴の授業。教室に法廷セットを組んで(H大の法廷教室は常設じゃあないのよ)、実務家による模擬裁判を傍聴する、という内容。
法廷傍聴は結構行ったことがありますが、刑事の公判を通して傍聴したことはないので、結構勉強になりました。
司法修習のいわゆる「二回試験」の追試がなくなるとのことですな。(→ヤフーニュースへのリンク)
昔修習が2年だった頃は、追試が6月頃なものですから、不幸にして二回試験に落ちてしまい、追試で拾われた人は「あじさい」とか呼ばれていたそうです。
追試が年末くらいになった今では何て言うんでしょう、と、かねてより思っておりましたが、検証する時間もなく、追試自体が廃止とは・・・・。
ま、私の場合とりあえず二回試験を受けることが出来る立場にならないことには、話になりませんがね。
昨日、刑訴のレポートが難しいという話を書きましたが、今日になって、レポートは全員が出す必要はなくて、しかも私は今回は提出に当たっていなかったということが判明。
そんなぁ・・・・。
連休明けで、授業再開です。
刑訴のレポートの〆切が近いのですが、事件記録の読み込みで吐きそう・・・・。
ま、頑張ってやっていかねば。
商法の報告は、明日打ち合わせたらOK。思ったより楽でした。
そうだ。このウェブログ、10月8日で1年365日欠かさず記載、を達成しましたですよ。後でまとめ書きとか、ズルをしつつも・・・・。
つまらないウェブログですが、今後ともご愛顧頂ければ幸いです。
今日で後期開始から最初の一週間が過ぎました。一応一通り、授業が済んだことになります(環境法だけ休講だったから「一応」なんですが)。
今日は、刑事訴訟法の授業。実務家教員の担当で、結構ビシビシ当てられます。事前課題のレポートかあったということもあり、結構予習をしっかりしていったので、ま、大丈夫でしたが・・・・。
今日は行政法の小テストがありました。1回目ということで、確認的な内容にするという予告でしたが、ま、何とかなったと思います。どうせ10点だしね・・・・。
急に商法の報告を当てられたので、急遽検討しなければなりません。営業譲渡(事業譲渡)に関する著名判例(最判1965.09.22)なので、概要は知っているつもりですが・・・・。
明後日から後期授業開始ですので、予習に追われています。
とりあえず、行政法の第一回と、借地借家法の授業の予習は明日中に終わらせないといけません・・・・。
あ゛ー、しかし腹減ったなぁ。
今日は、前期の成績が発表になりました。何とか単位は取れていました。
しかし、もうすぐ授業再開なんだよなぁ。何だかピンと来てないワ。
調査旅行とか行っていてやや遅い投稿になってしまいましたが、新司法試験の第1回合格発表が21日にありましたね。
1009名ということで、ま、当初予定の範囲の中間を取ったという感じですな。
合格した方、おめでとうございました(遅くなったので過去形)。
再来年には自分が喜んでいられるように精進しなければなりません。
(このエントリーは9月25日に記載しました)
今日は、昨日インタビューに伺った司法書士さんが受任している訴訟の期日が入っている、ということで、北見の簡裁にいってきました。
期日は14時からだったので、午前中は能取湖のサンゴ草群生地とか、サロマ湖の一番先端に行ったりしました。
昼くらいに北見に着いたけど、昼飯食う場所が見つけられずに、結局市内のK工業大学(伏せ字にするのは無意味かな・・・・)の学食に行ってしまいました。H大の生協と大して変わらない・・・・。
北見の簡裁は、釧路地裁の支部と同じ建物に入っています。2年前に紋別の地裁支部に行ったときは、転補日でなかったので閑散としていましたが、北見の支部は、月曜以外は大体期日が入っているようなので、そこそこ繁盛(?)していました。
簡裁での期日を見たあとは、知床まで移動。以降の日程は、調査と関係ない享楽的なもの・・・・。
知床の夕日は綺麗でした。
スナックで、別の客に対して「デブ」などと繰り返しけなしたとして、侮辱罪に問われた被告人が、拘留29日の刑に確定というニュース。
「デブ」は名誉毀損罪に関する刑法230条1項にいう「事実」には当たらないわけか。前田の刑法各論なんかを見ると、同条項にいう「事実」は、人の社会的評価を害するに足るものでなければならないとされており、具体例として「被害者の・・・・身体的・精神的特徴」があげられていますが(前田雅英『刑法各論講義(第3版)』119頁参照)、肥満は身体的特徴といえないでしょうか。一方で同書は、侮辱罪の説明で、視覚障害者に対して差別的な言葉をもって罵声を浴びせる行為は事実の摘示に当たらないとしてはいるのですが(前田・前掲書129頁参照)、そうだとすると、「身体的特徴」を摘示することで刑法230条1項の「事実を摘示」したことになる事例というのが、具体的に思い浮かびません。
とりあえず、肥満しているということ自体は社会的評価と直結しないという判断なのでしょうかね。
あと、拘留は「30日未満」でしたな(刑法16条)。30日を越えると禁錮との区別がつかなくなるから(刑法13条1項参照)、マックス29日になっているわけか、なるほど。
(追記)上記した、「身体的特徴」を摘示することで刑法230条1項の「事実を摘示」したことになる事例、思い出した。ある町議会議員が政治的に無節操であるということを、その議員の身体的障害と結びつけて誹謗したのが、名誉毀損罪に当たるとした事例があったね[最判1953.12.15(S28.12.15)刑集7.12.2436]。
後期に向けた準備に着手しています。まずは、行政法から。後期開始早々に小テストをやる旨告知が既に出ているため。とりあえず、原田の行政法要論を再読することにしましょう。
他の科目も、課題がどんどん出てくるんやろうなぁ。
テストにかまけて、授業の一環として行く調査旅行の準備が全然出来ていませんでした。
来週に、道東地方の司法過疎問題を調べにあちこち行くんですが、まだアポイント取れていない調査先もあったりして、大変です。
家のFAXを押入から出して繋がないと・・・・。
定期考査、終了しました。
「無事」終了したとは言い難いです。最終日の民法×2本がちょっとやってしまったかも、という感じなので。
今日は刑法総論のテスト。
元ネタは名古屋地豊橋支判2003.05.28(H15.05.28)。
Xはトラックの前面にAがしがみついた状態で高速道路を5.5キロ走行させ、最終的にしがみついていたAがインターチェンジのランプウェイで飛び降りた後、Yの運転する後続車にはねられた、という事例で、XYの罪責を問う問題です(元ネタではYにはねられたという話はでてこず、Aは無事でした)。
元ネタではXは殺人未遂になっています。
さて、明日は一日空いていて、明後日民法×二本です。うぅーっ。
今日は刑法各論のテスト。
簡単に思えたのですが、却って何か論点を落としているのではないか、と、不安になります。
明日は刑法総論(ひそかに鬼門)、一日空いて金曜日が民法×2本、です。
一応半分は乗り切ったことになるのか。全然実感がないなぁ。
今日は会社法と憲法のテストでした。
会社法は、株主総会の招集通知の瑕疵とかがごちゃごちゃとした問題。いくつか論点落としたようですが、時間ギリギリだったし、思いついても書けなかったでしょう・・・・。
憲法は、国籍法3条1項に関する東京地判2005.04.13と、その控訴審たる東京高判2006.02.28を素材とした問題。両当事者の主張を書け、という形式でした。
国籍法2条1号の適用に当たっては認知の遡及効(民789条1項)は認められないというのが最高裁判例としてあるのね(最判2002.11.22)。ワタクシ、遡及効により日本国籍取得、って書いちゃった。ま、原告の主張としてはあり、か。
明日、明後日と、刑法各論、総論一本ずつ。今から刑法をもりもりやらねば(しかし刑法総論って、どうもストンと落ちない、というか、よくわからないんだよな相変わらず)。
いよいよ明日から定期考査です。いろいろ準備不足の科目もありますが、頑張ってやっていくしかありません。
しばらく前から準備が進んでいたのですが、H大法学部の建物の耐震改修が本格的にスタートしました。
しばらくは、不便を強いられそうです。
今日は8月9日。定期考査まであと3週間強、というところでしょうか。
そろそろ、定期考査を念頭において、試験対策を意識した勉強もしなければなりませんな・・・・。
今日で、前期の授業は終了。辛かった・・・・。
明日は、前倒しになった憲法の定期テスト。
1講時なんで寝坊しないように気を付けないと・・・・。
今日は、刑法総論の授業でした。お題は「罪数」。
盗った他人の預金通帳と印鑑を銀行に持っていって、払い戻し用紙にその他人の名前を書いて印鑑押して、窓口に持っていって、預金を引き出したら、私文書偽造(刑159条1項)、偽造私文書行使(刑161条)、詐欺(刑246条1項)になりますな。その罪数について、レポーターは私文書偽造と偽造私文書行使が牽連犯(刑54条1項後段)、偽造私文書行使と詐欺が牽連犯で「かすがい」になる、としたのですが、担当教員から「そうなのか」という疑問が。
私も最初レポーターの説明聞いたときは「かすがい」でOKかな、と思ったのですが、教員の話聞いてたら、違うかも、と思いました。
「かすがい」というと、教科書的には、住居侵入してAさん、Bさん殺したとかいうときに、本来Aさん殺し、Bさん殺しは併合罪(刑45条)になるはずのところ、住居侵入とAさん殺しが牽連犯、住居侵入とBさん殺しが牽連犯、になる結果として、全体として科刑上一罪になる、という話ですよね。
でも、本件は、私文書偽造、偽造私文書行使、詐欺が、一連の流れになっていて、ちょっと違うかな、と。
絵にすると、こんな感じかしら・・・・。
・・・・とまぁ、こんな絵を授業中レジュメに落書きしていました、ということを書きたいがために、珍しく法科大学院生的にまじめな話を延々と書いてきたという次第。
偽造私文書行使と詐欺は観念的競合(刑54条1項前段)ちゃうか、という説もあったりするわけですが、ま、結局、科刑上一罪になるのはいいと思うんで、あんまり実益のある議論ではないですな・・・・。
今日は憲法の小テスト。お題は「上海蟹」。
・・・・なんのこっちゃ、という話ですが、今日のテスト形式が、仮想法案の憲法問題について摘示し、その中で最も重要と思われる論点について論ぜよ、という、ある意味新司法試験的な問題でして、今回の仮想法案が「特定外来生物」絡みだったのよ。
その外来生物の中に、「上海蟹」があったので、「上海蟹を食べる自由が憲法上保障されるべきか」という点を熱く論じた、わけでは勿論なく、「上海蟹」を養殖している業者にとっては営業の自由が侵害されないか、ということを論じました。
他に、ブラックバスを釣る自由が憲法上保障されるか、とか、噛み付き亀を飼う自由が憲法上保障されるか、など、論点はてんこ盛りですな(勿論半ば冗談。一般的自由説を採ればあり得ない議論でもないでしょうが)。
刑法の小テストは、「きっと死者の占有だって!」と根拠なく周りに吹聴しておりましたら、ズバリ、死者の占有が論点になる問題でした。
別にヤマはっていたわけではないのですが、ちと驚いた。
明日〆切の民法のペーパー、本当に訳が分からなくなってきました。
担当教員は「基本的な問題」とおっしゃいますが、基本的、というのと、易しい、というのは明らかに違いますね・・・・。
昼間忙しくしていたので、急ぎの荷物の発送を失念していました。後で中央郵便局の深夜窓口に行ってこないと・・・・。
しかし、その前に水曜日に提出の民法のペーパーがイマイチよくわかっていないので、もう一頑張りしなくっちゃ。
今日は、大学入試センターの適性試験日でした。今年は、どの程度難しかったのでしょうか。
読者の中で受験された方もおられるかもしれません。お疲れさまでした。気持ちを切り替えて、二次試験の対策に全力を尽くしてください。
私は、今から明日の憲法の予習です・・・・。
何度も書いてますが、今週はレポートだの報告だのが重なったのでホンマ、くたびれています。
明日の刑法小テストで山は越えますが・・・・。
今日の刑法の授業(報告担当)は、ちょいと教員相手に喧嘩腰の議論になってしまったきらいが。あまりよくないですねぇそういうのは・・・・。こんなことで熱くなっても仕方がない。
もうっ、レポート、レポート、報告、で、頭がこんがらがってますワー。
何とか形にはなったけど、果たしてこれでいいんかしら。
今日の政策評価の授業では、予定を変えて夕張市の財政再建団体申請問題について取り扱われました。
タイムリーな話題で、とても興味深く聞きました。
刑法の次回発表担当分の問題が公表されたのですが、6人分の罪責を論ぜよ、という話で、ちと大変です。
TKCの検索で元ネタ裁判例は見つけたけど、被告人毎に判決文があるため、各判決文毎に誰がAか、Bか、という呼称が違う・・・・。
とりあえず、それの整頓から始めよう・・・・。
今日の昼は、仕事に行っていました。とりあえず、プロジェクト一つ完了。
※明日は日弁連の法科大学院適性試験です。読者に受験生がおられるかどうかは知りませんが、もしおられたら、精一杯頑張ってきてください。
刑法の報告終わりました。
議論が少々錯綜してしまった・・・・。
パワーポイントによるプレゼンは効果的だったと思っています。
明後日に刑法のグループ報告があるのですが、今日最後の打ち合わせをして、レジュメすりあわせて、先程完成。
準備は割合スムーズに行った方だと思います。あとは報告をうまくこなせるか、だなぁ。
結構前倒しで進めていたつもりだったんですが、たまってきました・・・・。
とりあえず、民法で日掛け金融が出てくるとは思わなかったな・・・・。
今日は刑法の小テスト。
教員の研究テーマそのままの問題が出ました。却って意表をつかれた感じ。
今日は憲法の小テストでした。
まさかあんな問題が出るとはね・・・・。事前にやったテスト勉強は、一秒も役に立たなかった。
来週は憲法と刑法の小テスト、です。
詰め込みしないと・・・・。
受験生の皆様、精一杯頑張ってください!
試験前日にこのページをご覧になる受験生の方はおられないかもしれませんが・・・・。
刑法の小テストの話ですが・・・・。
住居侵入と傷害罪の組み合わせみたいな問題でした。ま、そんなにひねくった問題ではないです。
あと、今日図書館前の芝生に立て札が設置され、キャッチボール禁止とのことにあいなりました。理学部横か、農学部前の芝生でせよ、とのこと。
最近気晴らしの運動としてしばしばやっていたのですがねぇ・・・・。
明日は刑法の小テスト。範囲は殺人、傷害、住居侵入等、名誉毀損くらいなんで、ま、出るところは限られていますが・・・・。
何が出るかな?
今度の日曜日は現行司法試験の短答式、そしてその次の週には新司法試験の試験日になりますね。
受験生の皆様、体調に気をつけて、実力を100%出し切ることのできるよう頑張ってください。
前に書いたように、昨年末くらいから、「熊嶺通信判例集」という別のウェブログを立てて裁判例を蓄積していますが、今日200本目の裁判例を投稿しました。
まだまだ、著名判例でも掲載していないものが多いのですが、少しは、使えるページになってきたでしょうか・・・・。
さて、予習予習・・・・。
先週、最判2005.07.17がいまいちよくわからない、という話を書きましたが、今日の商法の授業で説明がありました。
担当教員曰く「そもそもあれは、法人格否認の法理使えないんじゃあないですか?」
言われてみればその通りで、法人格否認の法理は、法人と、背後の人(法人含む)との間に実質的同一性がある場合に使う理屈であるところ、あの事件ではそういう関係にはない・・・・。
見事に担当教員の罠に引っかかった・・・・。
今日は会社法の施行日です。
去年から、法科大学院での商法の授業は既に会社法でやっていましたので、授業内容的には別に変わるわけではないのですが、いよいよ、2005年法87号の改正前の商法を「旧商法」とおおっぴらに呼べるわけです。
しかし、根本問題として、なかなか会社法がマスターできません・・・・。辛いっ。
「ほっす」だの「けちみゃく」だのに悩まされた憲法は、結局よくわからないままに授業にでて、どこが難しいか、ということについては何となくわかったけど、結局理解できたとは言いがたい状況。
執行力と第三者異議の件については、民訴の教員も「最高裁の論理は厳しい。私もおかしいと思う」という話だったので、ま、とりあえず私の理解でよし、としておくことにします。
私物のプリンターを自習室で使えるようにしました。これから、レポートなどで印刷する機会が増えるはず、だから。
今日は、昼前に仕事先に寄ってから、午後はずっと勉強しています。しかし、予習がなかなか捗りません。
最判2005.07.17の関係で、執行力と第三者異議の訴の関係がいまいちわかりません・・・・。法人格が否認されたときに、執行力は拡張されないけど、第三者異議はできないというのがどうも腑に落ちません。明日民訴の教員に質問をしに行こう。
法主、血脈、相承の読み方が各々「ほっす」、「けちみゃく」、「そうじょう」だったなんて知りませんでした。
大学のネットもなんだか調子が悪いみたいだし・・・・。
何とか寝過ごさずに2講時の憲法授業に出勤。予習していなかったところで教員に発言を求められ(つうかあのプリント今日やるつもりやったんか・・・・)、何とかまともに答えられましたが冷や汗。
3講時は休講でしたが、あれやこれやと用事をこなしておりましたら昼飯を食いっぱぐれてしまいました。4講時の授業中、腹がぐうぐう鳴ってしまいました。
授業後、昼飯だか晩飯だか分からない時間に大学そばのレストランに食べに行き、自習室に帰るとポケットに入れていた筈のUSBメモリがない! 店に電話したりしましたが、結局机の引き出しから出てきて一安心(帰ってすぐに、無意識のうちに入れたようです)。ま、データ自体は別の場所にも保管してある分だったし、内容も授業のレジュメ程度で、見られても大したことないからいいのですが、無意味に1ギガもの容量があるものを使っており、紛失すると金銭的には痛い話だったので、出てきてよかった・・・・。
夜に、仕事先から電話あり。今度の週末、また本社から社長が来て、再面談とのこと。怒られるようなことはしていないと思いますが・・・・。
そんなこんなで今日は疲れたので、予習もそこそこに帰宅。もう、寝る。
はっはっはー、予習間に合いません。
今日は大学で徹夜確定です。
ま、今までがちょいと甘かったわけで、これからはしばしば追い込まれるでしょうな・・・・。
ま、せっかく徹夜するのですから、作れるだけ貯金を作っておきたいです・・・・。
段々春休みの貯金が無くなってきて、予習にてんやわんやになってきました。
頭の中で同時に三科目くらいのことを並行して考えているような印象。一つづつ、かたづけていくのが定石なんでしょうが、そうもいかない・・・・。
ま、ぼちぼちやっていくしかないですな。
明日の民法の授業が休講との告知。
こんなこと、喜んでいてはいけないのですが、予習の負荷が格段に減少して助かった気分・・・・。
今日は、前々からやろうという話になっていた、自習室の席替えをやりました。
かなり大変でした。一年で、随分とがらくたを溜め込んだものです・・・・。
H大法科大学院では、株式会社TKCのロー・ライブラリーを使って、判例のオンライン検索などが可能になっていますが、今年度から、有斐閣のVpassというサービスも使用可能になったようです。
ロー・ライブラリーのLEX/DB(大体私はこれしか使っていない・・・・)で判例を検索しますと、判例情報に加えて、判例百選などの判例評釈についてもオンラインで閲覧可能になりました。
これは嬉しいサービス追加だ!
(補足)ただ、残念なことに、判例百選のデータは、基本的に判例百選DVDに掲載されているものなので、ごく最近に出た百選は閲覧可能ではないようです。
んで、判例百選DVDは、法科大学院の図書室に置いてあるんだよね・・・・。
ま、図書室に行かなくても見ることができるというのはかなりプラスなんですが。
来週から新年度の授業が再開です。
長期休暇の度に、能率が上がらなかったと後悔とか反省とかしていますが、今回も例に漏れず。
まぁ、課題に追い立てられる中で、一つ一つ論点を潰して、苦手意識を克服していくしかないんでしょうね、きっと。
授業料の免除申請のことをすっかりと忘れていました。〆切は来週の月曜日。
・・・・危なかった。
ようやく、来年度のシラバスとか時間割とかが発表になりました。
しかし、困ったことがあります。未修2年目ということで、この4月から既修で入学してくる人たちと一緒の学年になるのですが、その関係で、選択必修の科目が、同じ曜日の1、3講時と言った具合に2コマ開講されているのです。
もちろん、同じ日に2コマ授業があるというわけでなく、片方に出ればOKということなのですが、問題は、どちらのコマを履修するかこちらが選択可能なのか、あるいはクラス毎に決め打ちなのかが分からないということ。
決め打ちだと、重なっている他の授業を履修できない場合もあるので、コマを選択可能である方が助かるのですが、今のままでは履修計画が立たない・・・・。
後期・冬学期の成績発表があり、進級確定しました。
何とか、法科大学院の一年目を無事にくぐり抜けることが出来たのは嬉しい限りです。
しかし、成績的には、必ずしも良好というわけではないようです。特に、今回返ってきた冬学期の成績は、これまでで最も悪い結果だったと言わざるを得ません(何とか単位は揃えましたが・・・・)。
やはり、ここにきて、いわゆる完全未修者の方々の力が付いてきていますので、相対的に沈下してきた感は否めません。一応法学部卒というアドバンテージは、かなり低下してきたということになりましょうか。
ある先生から、「君の答案はなんか擦れてるんだよね」と言われたのが印象的です。わかってはいるんだろうけど、何かパワーがない、淡々と書きすぎ、みたいな趣旨であるようです。
確かに、特に今回の答案は全般的に、ちと「擦れた」答案を書いてしまったようです。その上、へんなところでちょこちょこと不正確な知識を露呈させてしまい、何やら墓穴を掘ってしまったような感もあります。
とは言っても、自分の中ではパワーアップを自覚する面もありますし、有意義な一年であったことは間違いありません。ひたすらに授業に課題に追いまくられていましたが、そのことが徒労であったというわけではありません。問題は、最終目標に向けた意味でのパワーがついているか、という点ですが、このことは、来年度以降に客観的に検証できるような方策をとらなければならないでしょうね。
H大でよかったと思っていることは、教員との距離が近い、というか、気軽に質問ができる環境がある、ということです。私の母校はその点、権威主義のきらいがあったように思え(勝手に思いこんでいただけかも知れないけど)、教員の部屋に質問に行くとかあまり考えられなかったので・・・・。その点では、わざわざ遠くに来ただけの甲斐はあったというものです。
最終目標からすれば、まだ麓の辺りをうろうろしているだけです。遭難しないように、これからも一歩一歩確実に高度を稼いでいくようにしなければなりません。
明日に、成績発表の予定です。
昨日、民訴法のテストが返ってきて、進級は一応確定していますが、単位は取れるだけ取っておきたい・・・・。
さて、どうなるかな。
今日、行政救済法の補講がありました。
本来はこの補講を以て法科大学院1年目の授業が終わる予定だったのですが、明日に急遽民訴法の定期考査解説の授業が入る、とのことで、終了が一日先送りになりました。
まぁ、どちらにしても明日で終わりだと思いますので、そのうち総括的なエントリーを投稿しますかね。
はぁー、やれやれ終わりましたですよ。
親族相続法は大サービス。やったー、って感じ。
あとは、無事に単位が取れていることを願うのみ。
今日は西洋法制史と商法のテスト。
当ウェブログに私が未明に書いたコメントで、私は
>先生がフェーデを宣言ですと!? そんな、恐ろしいことを。
>神の平和だ! ラントフリーデだ! 死刑反対! ベッカリーア万歳!
・・・・などと叫んでおるのですが、テストの問題は1問目、ラントフリーデ、2問目、フォイエルバッハと、未明の雄叫びがほぼそのまま出てきてしまいました。尤も、書けるかどうかというのは別問題でして、「ウソは100万回書いてもウソ」という感じで、さて、どうなるでしょうか。
商法は、個人的にはサービス問題だと思ったのですが・・・・。
山場は越えました。あとは、明日の行政救済法と、金曜日の親族相続法のみ。
考査一日目終了。周りの話を聞くと、なにやらすさまじい事をしてしまったような気がします。
とりあえず、振り返るのはなしにして、明日以降の予定をこなしていかなければなりません。
明日は西洋法制史と商法。
「雪冤宣誓」をしたら、赦してもらえないでしょうか・・・・。12人宣誓人集めるのが大変だ・・・・。
明日から冬学期の考査ですが、体調やや悪いです。腹痛あり。熱もないし下しているわけでもないけど、なんか痛い。背中の痛みではないので、尿路結石ではないんだなぁ。
雪はさらに積もって110センチオーバー。1日ちょいで25センチくらい積もった計算になります。アパートの階段にどっさり雪が積もり、雪かきが大変でした。
無理せず、でも頑張ろう・・・・。
来週の月曜日から定期考査です。でも、明日までは授業があります。
つまり、授業でやったばかりのところを、早速試験で問われる、という事になります。
いやはや、なかなか辛い話でございます・・・・。
ボヤいとってもしゃーないから、あと一息、頑張って勉強しますかね・・・・。
再来週には期末考査が迫っていますが、昨日の刑訴法の授業で、レポート課題が出されました。事前に予告はされていたのですが、予告より課題が少々増えていました。テストも近いし、取りやめを期待していたのですが、こんなタイミングででてくるとはなぁ・・・・。
時間もないことですから、あまり悩まずに一気呵成に仕上げて提出してしまいました。教員のところに直接持参して提出という指示だったので、同じように書き上げたクラスの人と一緒に持っていきましたが、「えっ、もう書いたの?」という反応でした。
出来のほどは、よくはないでしょう・・・・。
関東地方も相当な積雪のようですなぁ。当地は、雪など珍しくともなんともない毎日ですが、非日常的な積雪の方が慣れていない分大変だと思います・・・・。
今日は、札幌弁護士会主催の、裁判員制度模擬裁判があり、私も「裁判員」として参加してまいりました。
素人裁判員と、職業法律家の判断の乖離が興味深かったです。プロに言わせると、まあ有罪で迷わないという事案が素材だったのですが、私の参加した合議体では、5対4で有罪。しかも、裁判官(現職の裁判官と、検察官、弁護士が裁判官役をしていた)は3人とも有罪認定でしたが、裁判員(一般市民の公募による)は2対4で無罪の方が多数派でした。なお、裁判員の中で有罪だと思ったのは私と、ある新聞社の記者(司法担当)をしているという人であり、普通の人よりは法律の香りをかいでいるであろうという人種であったことにも留意しなければなりません。
これが、法律家の市民感覚の欠如を意味するのか、それとも、市民が刑事訴訟のルールを理解することの難しさを意味するのか、分かりません。両方の要素があるのかな、と思います。
あと、印象的だったのが、裁判官の訴訟指揮にかなりの工夫がなされていた、という点です。たとえば、「未必の故意」という概念を、「結果が起こっても構わないという、いわば『弱い故意』」と表現するなどしていました。こういう工夫は、素人裁判員が参加する以上、不可欠な配慮といえるでしょう。
ま、勉強になりました。
民法ゼミの答案、何とか完成させて送信。
いろんな論点があるようですが、それには目をつぶって、割とオーソドックスな法律構成にしたと思っています。
さて、帰るとするか。気温はマイナス5度程度と、さほど寒いわけでもないですが(本当に、慣れとは恐ろしい)、風の強さが気になります。体感温度は相当下がるだろうなぁ・・・・。
昨日、民法ゼミの報告の理屈の間違いに気付いたという話を書きましたが、もう一点でてきました。
クラスの人が、1講時終わった後、煙草吸いながらぼそっと「もう一つ、変なこと考えついちゃったんだよね」といって持ち出してきた論点が、かなり重要だと思われます。
ぐはっ、確かにその論点は、誰も考えていないと思われる。総合問題なのに、なぜその観点を忘れていたのか・・・・。
民法4の教科書を、読まなければなりませんな・・・・。
〆切といわれる日まで、あと1日(古っ)。
(追記)
上記論点は、深入りすると収拾がつかなくなりそうです。ちょいと触れる程度にして、従前の構成はあまりいじらないことにします・・・・。
民法ゼミの〆切は明後日、20日金曜日ですが、今日になって、今まで考えていた理屈だとおかしいのでは、ということに気付いてしまいました。ちょっとした、「論文の神様の降臨」という感じに、突然気が付いた。
気付いてよかったのだけれども、全面的な書き換えを強いられています・・・・。
今日は朝から補講込み3講連続で、その後、自転車のスタンドを買いに行ったり、歯医者に行ったりとあれこれ雑用をしていました。
ゼミは、字数制限に抵触しそうなので、その処理に苦しみそうです・・・・。
ライブドアが証取法違反容疑により、東京地検特捜部の家宅捜索を受けているとのニュース。どうなるでしょうか・・・・。
体調は、ほぼ回復。まだ100パーセントとはいってないけど・・・・
今、民法ゼミの問題と格闘しています。問題の内容については触れる事が出来ませんが、すーごく、難しい。
・・・・あと一週間でできるのでしょうか。
明日〆切の西洋法制史のレポート、無理矢理に完成させました。どうせ、時間かけてもいいものは書けないのは分かっているし、それよりも、商法のテスト準備に時間かけたいから・・・・。
今日一日で結構な量の文献を読み漁ったから、疲れましたです・・・・。
H大は今日から授業です。大学の冬休みは大抵7日までだと思いますので、えらく早い。これでは働いているときと変わらないではないですか。
今日驚いたこと。1講時の担当教員、年末にいきなり休講になったのでどうしたのかな、と思っていましたら、病気で倒れていたとのことでした。そして、驚くべきことに、実はその教員はまだ入院中で、今日は病院から外出許可をもらって授業のために出校してきたとのこと(まもなく退院できそうだとは仰っていましたがね・・・・)。
何という熱意でありましょうか!
冬休みの宿題の、西洋法制史のレポートを書いています。
うーん、世界史の勉強みたいだなぁ。シャルルマーニュとか、オットー大帝とか、すっかりと忘れていた。
ちなみに、レポートのネタ的にはもうすこし近世を狙っているのですがね・・・・。
この間行われた秋学期の考査の結果発表がありました。単位はセーフ、というか、思いの外よい成績だった。
尤も、ある教授に「君は本当なら一つ下の評点だったけど、どちらにするか迷ったときは上の評点つけたから」と言われちゃいましたけどね。
今日で実質的に年内の授業終了。厳密には明日も選択の授業があるけど、かなり出る気喪失中・・・・。
夕方から自習室の面々と飲みに繰り出しました。JR高架下の某店。初めて行く店です。
ありえない。ふぐ鍋980円。一人前じゃないよ。3人くらいで喰っても十分な量があってのお値段。ふぐの種類は不明ですが(なごやふぐかな、とか言っていると法学病ですな)。普通においしかった。
飲んだあと、カラオケにいきました。これまた初めての店。見慣れないシステムだと思っていたら、装置から「ウィーン、ガシャン」という音がしている。何と通信ではないカラオケでした。これまた最近ではありえない・・・・。
年明けに商法の小テストがある旨告知されましたが、何と、持ち込み一切不可。
六法もNGとのことで、正直、驚いています。
六法から記憶を引きずり出すといういつもの手が使えないということか・・・・。
大学からの帰り道に、ある教授と遭遇しました。家が近所なんです。
教授:「テストはどうだった?」
私 :「いやぁ難しかったですね。出来は全般的にどうでした?」
教授:「うぅん、よくないね」
・・・・恐ろしい。
H大の法科大学院は、多くの法科大学院が採用している株式会社TKCのローライブラリーで、判例文献情報を提供しており、大変重宝しております。
この度、法科大学院修了者向けに、格安でサービス利用が可能になるコースを用意するようで、今日の昼休みに説明会をやっていました(もちろん、私はまだ関係ないのですが、説明会の会場になった教室で3講時が授業だったので、パンフレット貰ってしまいました)。
年間2万5200円と、サービスの質に照らして破格だと思います。しかも、合格したら、修習生の間は無料でサービス継続だそうで。
ちなみに、通常価格は月額1万500円(4時間コース)から。
こうして考えると、法科大学院は学費こそ高いけど、その分恵まれているなぁ、と思いました。
民訴のテストが返ってきました。意外なことに好成績。最も自信のなかった科目なので腑に落ちないのですが、まぁ、助かった、というか、よかった・・・・。
あと、刑法のゼミがありましたが、こちらは頑張って書いたつもりなのに、最悪な点数。妙なところでドツボにはまっていました。まぁ、仕方ないや。
アメダスによると、20時現在の札幌の気温、摂氏マイナス4.6度。積雪12センチメートル。
法学部主催の、現職判事の講演会に行って来ました。
講師の判事が、民事訴訟の弁論主義を「絵の具」の例えで説明していたのがちと面白かった。すなわち、裁判所は、当事者の出してきた絵の具(事実・証拠)のみを使って、絵を描いていく(事実を確定していく)、ということ。
・・・・これ、どこかの本に載っている表現なのかしら。いたく、気に入りました。
冬学期からお世話になっている教授、教え方は嫌いじゃないんですが、早口かつ小声で、かつ板書の字が汚く小さい。
板書の字が見えないということで、珍しく、前の席が盛況でした。
ちなみに彼はレジュメを配らない主義。しかし、板書が異様にシステマティックで、それをきっちりと筆記すれば立派なレジュメになる・・・・。
サーバー容量の節約のために、「さくらのブログ」に新しいウェブログを立てて、従来「熊嶺通信Laboratory」に蓄積していた判例情報を移植しました。判決・決定の出された年ごとにカテゴリーを定義したので面倒でした。
まだまだ蓄積量が少ないですが、頑張って、百選登載判例くらいは網羅したいなと思っています(「くらい」って、結構壮大な目標だぞこれは)。
「Laboratory」は、勉強メモなんかも蓄積するようにしようかと思ったりしています。
「熊嶺通信判例集」:http://precedents.sblo.jp/
今月から金曜日は1講時で授業が終了です。
クラスの友人が車に乗ってきたので、思いつきで夕方から石狩、小樽へドライブに行ってきました。
まずは、石狩の日帰り温泉へ。行ってみて気付いたけど、映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となった石狩灯台のすぐ近くでした。なかなかいい温泉でした。外湯600円也。
石狩に着いた頃からかなりの雪になってきました。雪中ドライブ。
それから、小樽に行って、回転寿司を喰ってきました。なかなか美味い。
とりあえず、小樽の雪模様の写真。
札幌市内に戻ってきたら雪が全然積もってなくて、驚いた。
(追記)回転寿司屋の名前は「和楽」です。調べたら札幌にもあった・・・・。
さて、今日は秋学期考査最終日でした。
民訴--死亡。妨訴抗弁とはなんぞや・・・・。
民法--これは幸いなことになんとかなりました。
あぁ、今回のテストは今までの中で一番ヤバい気がします。
今日は、とりあえず勉強はお休み。
今日の試験は会社法と刑事訴訟法。
会社法は、ちと意外な論点、「社債、株式等振替法」が出てきたので若干戸惑いました。授業でやっていたけど細かいところがわからなかった・・・・。
刑事訴訟法は、まぁオーソドックスな論点が出たのですが、微妙に変化球がかかっていて、「あれっ」となってしまいました。
明日は、試験最終日。民訴と民法です。
今日から秋学期考査です。初日は行政法。
問題用紙が来た瞬間に「やられたっ」とショック。よく分からないままに置き去りにしていた「個人タクシー」が出てきてしまったため。
なんか、適当に書いてしまったから、単位が出たとしてもギリギリでしょう・・・・。
明日、明後日と考査が続きますが、なぜか今日の5講時に民法ゼミが行われました(お題は交通事故を題材にした不法行為法)。
話としては面白いところですが、いかんせん、考査のせいで気もそぞろ。議論も全般的に低調でした。
答案の点数も芳しくなく、唯一誉められたのは「自賠法に基づく賠償請求のまとめが大変よくできていた」とのこと。「それだけに、責任の規範定立が不十分だったところが惜しまれる」とのことでした・・・・。
なんか、最近の私のゼミ答案って、実務的な観点のみが高く評価される傾向にあります。前回も、設問に対する具体的な解決法について、という問いで、建築基準法やら破産法やらADRやらをわらわら書いた点のみが高評価だったし(大体建築基準法って、公法やがな。「構造耐力」なんて言葉が出てくる民法の答案は明らかにおかしいよね)。
さて、明日は会社法と刑訴法。今から、最後の悪あがきをするかな・・・・。
先日、葉玉匡美編著『新・会社法100問』(ダイヤモンド社)には誤植が多いという話をエントリーで書きましたが、どうも、出版元のダイヤモンド社が、1刷購入者を対象に、誤植の直ったものに交換してくれるという話です。
何と太っ腹な会社だ。驚きです。開き直って「ゴジラ(誤字ラ)」というページを作っている会社もあるというのに(いや、「ゴジラ」もそれはそれでいいんです。誤植情報をきっちり流しているという点ではね)。
今日で秋学期の授業が終了。あとは、来週頭の定期考査を残すのみです。あっと言う間であった。
明日は授業が休みということになるけど、試験勉強のための休みだから、授業があるつもりで、朝からしっかり出勤しないといけません。
今日は、1~3、5講時と授業があり、疲れました。何か疲労困憊だなぁ。
5講時は16時半開始ですが、既に外は真っ暗だったし・・・・。
来週の月・火・水と定期考査です。何か、全然分かっていなくて焦っています。
焦っても仕方がないので、あと少し、淡々と復習を進めるだけです。
昨日、未だ開封していなかった引っ越しの荷物の中から、伊藤真の試験対策講座シリーズを掘り出しました。やはり、時間がないときは、どうしても予備校本に縋ってしまいますね・・・・。
今日は、話題の新刊、葉玉匡美編著『新・会社法100問』(ダイヤモンド社)を入手しました。新会社法の立案に関与した法務省民事局付検事らが、資格試験用に、会社法の問題(含・司法試験過去問、公認会計士過去問)の答案作成例を示す(しかも新会社法対応)というすぐれもの(ただ、誤植が多いのでお急ぎでない方は重版を待った方がいいと思います)。
パラパラと読んでいて気になったところ。「会計監査人は会社の機関か」という論点。
従来の商法特例法の解釈では、会計監査人は会社との委任契約により、会社の外部から監査するのであり、会社の機関には含めないとされていたようです(神田秀樹『会社法(第6版)』158頁)。
一方、新会社法では、第二編「会社」の第四章「機関」の中に会計監査人の節(396条~399条)が入っております。それを見て、あぁ、会計監査人も機関になったのかな、と思っておりましたら、商法の担当教員は「違う、変わっていない」と申しておりました。んで、素直な私は「はぁ、そうでっか」とそのまま鵜呑みにしていたのです。
ところが、『新・会社法100問』には「機関である」と書いておるではないですか(葉玉編・前掲書197頁)。なお、神田教授の本の最新版でも、上記の「機関ではない」という記述は消えておりました(神田秀樹『会社法(第7版)』197頁~参照)。
これは、再確認の必要がありますなぁ。
(補足)文献引用の仕方は、正規の方法に依っていないよ。だって、所詮ウェブログだもんね(突っ込まれる前に言い訳)。
テスト勉強に一刻も早く取りかかりたくて、レポートの仕上げを焦ってやっています。
泥沼の訴訟物に関するレポートは、結局、レポートと呼ぶには膨大な分量になりつつあります。三ヶ月章博士の有斐閣法律学全集版の『民事訴訟法』の抜き書きに過ぎないのですが・・・・。
ま、今夜無理してでも仕上げれば、明日から本格的にテスト勉強に勤しむことが出来ます。もう少し、頑張るぞ。
刑法ゼミのレポートで、シャッターが刑法260条にいう建造物か否か、という論点を調べていました。
その過程で、変わった裁判例が出てきました。なんと、第二次大戦中の戦艦が刑法260条にいう建造物に当たる場合がある、というもの。
(事例の概要)
第二次世界大戦の末期に、旧日本海軍の戦艦日向が瀬戸内海で米軍の攻撃で沈められた。しかし、浅い海だったので、全部沈みきらないで上部構造が出た状態になっていた。
終戦後すぐ、GHQの指示で破壊されたのだが、海面から突き出ている上部構造部を取り壊しただけで、残りは沈んだまま放置されていた。
ある業者がそれに目を付けて、スクラップとして払い下げを受け、サルベージして沖合に係留して解体作業を進めていた。
それに目を付けたスクラップ泥棒が、ハンマーを持って忍び込み、砲金(銅と錫の合金)でできたバルブを盗ろうとして壊したら、海水がどっと入ってきて、哀れ、再び沈んでしまった。
この判決は、刑法260条にいう艦船は、自力・他力航行能力を有していなければならず、その時点では浮いているとはいえスクラップであるところの日向は艦船ではないとしつつも、依然大規模な構造を有し、多くの人の出入りする室を有する日向は、いわば「浮べる解体工場」であり、かつ、地上ではないとしても一定の場所に繋留されていたものであるから、家屋類似の工作物であって刑法260条にいう建造物に当たる、とした。
こんな事件もあったんだなぁ、と驚くことしきり。
・・・・尤も、今日になって、シャッターの部分考えなくてもいいという指示が担当教員から来て、全く、無駄になってしまったけどね。
民訴法のレポートの課題は、いわゆる訴訟物論争について、新訴訟物理論についてまとめた上で旧訴訟物理論に対する批判、旧からの反論、新からの再反論、という形でまとめなさい、というものです。
何やら、混沌の中に放り込まれたような気分です。読めば読むほど、泥沼に入り込んでいるような感じ。
大体、訴訟物論争って、ドイツでは戦前からあるし、日本でも40年以上前からある議論で、そもそも新旧という言い方も適切とは思えない。
しかし、論争としてはもう過去のものと言われつつ、百家争鳴、あれやこれや議論があるという有様。
もう、頭の中ごちゃごちゃですわ。〆切はまだなので、もう少し、この混沌の泥沼で藻掻くことになりそう。
今日は、とりあえずおしまい。一休みしてから、予習復習に移行する。
つい先日、溜まっていたレポートを何とか片づけた旨、書きましたが、またちょこちょこと課題が出されて、結局レポート漬けの日々は変わらない、という感じになっています。
溜まっているのは、民法(ゼミ)、刑法(ゼミ)、民訴法です。
民法は、大枠は完成済みなので、あと細かい点の検討をどうするか、という感じ。刑法は、大分考えたところで、元ネタとおぼしき裁判例が回ってきて、再構築。民訴法は、ほとんど手つかず。
もうすぐ秋学期も終わりで定期考査だし、何か不安だぁ。ホンマ、大丈夫なんでしょうか。
たまっていたレポートを何とか片づけました。民法はまだ〆切まで10日以上あるから、推したり敲いたりができますが、他の科目は、ミスタッチのチェックくらいだなぁ。
どうでもいいけど、私の使っているワープロソフトは「一太郎」です。しかし、大学の共用パソコンには入っていないので、自分のパソコンでPDFにしてから、共用パソコンに持っていってプリントアウトする、という、ある意味無駄なことをやっております。
ということで、いまからUSBメモリぶらさげてパソコンルームに行って来ます。
レポートがちと重なってきました。
行政法、刑訴法、民法(ゼミ)。
3講時の授業終わってからずっと書いていて、ちと疲れましたですよ。
今からタバコを喫ってこよう。
(余談)昨日、晩飯に坦々麺食べに行って、辛いの好きだからと「激辛」を頼んで、辛うまっ、とか思いながら、唐辛子で真っ赤なスープを飲み干して、おなか壊した。
おまけに、カプサイシン効果(?)で、やまいだれに寺になった。折角結石の痛いのはなくなったのに、不覚なり。
民事訴訟法のレポートは、深く考えるとなかなか難しい論点で、学説の議論も錯綜しており、正直、ちと参り気味であります。
〆切は金曜日ですが、明日は正規の授業が1~3講時にあるうえに、4、5講時が連続で補講が入ってしまったので、朝から夕方まで授業に出ていないといけません。
・・・・正直、かなり辛い。何とか、レポートを本日中に仕上げてしまいたいのですが・・・・。
(追記)日本シリーズ第4戦は、今のところ、ロッテが2-0でリード中。うぅむ、何か、このまま行ってしまいそうだなぁ。
昨日は刑事訴訟法のレポート〆切でした。題材は今年の司法試験論文式の問題より。
電子メールの精査に令状が必要な場合、何令状になるんでしょうか・・・・。個人的には検証令状かなと思いつつ。
続いて、民事訴訟法のレポートが来週〆切であります。民訴はあまり得意でなく(じゃあ得意科目は何だ、というと、「得意です」と胸を張れるような科目がないことに気付き慄然とするけど)、呻吟しつつ書いています。何とか半分くらいは書けました。
こんな感じで、土曜日も平穏に過ぎていきます・・・・。
(追記)自転車用のスパイクタイヤ、届いたんですが、いつタイヤ交換しようか、というのが悩みどころ。慣らしで50キロくらいアスファルトの上を走行すべし、という話なのですが、根雪になるのが12月として、それまでに50キロというと、片道1.7キロだから約2週間必要。11月中旬くらいかな、ベストタイミングは。
その前に、どっさり降らないことを祈りつつ・・・・。
民法ゼミの課題、苦しみながらようやく提出。あんなのでよかったのかなぁ・・・・。論点が結局分からなかった。
生命保険の掛け金が銀行から落ちていなくて、振込用紙が来ました。あわてて郵便局から振込。
明日くらいに銀行残高確認しておこう(しばらく補充しないでいいくらい十分にお金入れてた筈なんだけどなぁ。その支払専用の口座だから他に使うこともないし・・・・)。
夏学期の成績が発表されました。何とか単位は取りましたが、懸案の民法は「可」であり、
率直危なかった・・・・。
今日から新学期、一層気を引き締めて精進する所存です。
来週から秋学期の授業期間が開始です。苦手意識のある訴訟法と、いままでやったことがない
行政法の授業がはじまるので、不安感があります。
とりあえず、最低限、教科書の通読はほぼ終わりましたが、いまいち、理解していないです。
授業を聴くことによって、理解が深まればいいのですが。
(おまけ)
阪神M1で迎えた対巨人戦、5回を終わったところで3-0で阪神のリード。今日で決まるかな。
全く、ダメ虎だった時代がウソのようですね。
前回の優勝のとき、優勝の第一報を僕からのメールで知ってしまった虎ファンのpeter氏は、
気もそぞろでしょうな。
(おまけに追記)
阪神は5-1で巨人を下し、リーグ優勝達成! あとは、日本シリーズだ!
在外邦人の選挙権制限、最高裁が違憲判決(YOMIURI ONLINEより)
在外邦人の選挙権を制限する公職選挙法の規定は違憲である旨、最高裁判所が判断。
また、立法不作為による国家賠償も認定。
えらいこっちゃ。早く、判決全文が読みたい。
(追記)判決文はこちら(最高裁のサイトより)。
本判決の、
「立法の内容又は立法不作為が国民に憲法上保障されている権利を違法に侵害するものである
ことが明白な場合や,国民に憲法上保障されている権利行使の機会を確保するために所要の
立法措置を執ることが必要不可欠であり,それが明白であるにもかかわらず,国会が正当な理由
なく長期にわたってこれを怠る場合などには,例外的に,国会議員の立法行為又は立法不作為
は,国家賠償法1条1項の規定の適用上,違法の評価を受けるものというべきである。」
(傍線引用者)
・・・・というくだりは、従来の判例(最判1985.11.21など)の立てた規範、すなわち、
「国会議員の立法行為は、立法の内容が憲法の一義的な文言に違反しているにもかかわらず
国会があえて当該立法を行うというごとき、容易に想定し難いような例外的な場合でない限り、
国家賠償法一条一項の規定の適用上、違法の評価を受けない」
(傍線引用者)
・・・・を実質的には変更しているように思えるのですが、違うかな(最高裁は、両者は同旨である
と言っているのですが・・・・)。
(追記2)o((=゜ェ^=))o''様のコメントによると、最判1985.11.21の規範の重点は、私が傍線
を施した部分より、その後の「容易に想定し難いような例外的な場合」にあるとする考えがポピュラー
である、とのこと。傍線部が例示であるなら、確かに、判例変更とまではいかないですね。
定期考査が終了しました。
とりあえず、寝ます。
明日の刑法のテストで定期考査は終了で、10月の秋学期開講まで、再び、しばしの休息です。
まぁ、尤も、秋学期開講の訴訟法や行政法の予習がいっぱいあるので、うかうかしてはいられないけど(しかし、夏休みに没になった旅行の予定をこの期間に実行の予定)。
で、秋以降の日程でふと気になったことがありました。次回のゼミ日程です。
H大法科大学院の3年課程1年次の「目玉商品」は、実務家教員によるゼミです。去年は民法のみの開講でしたが、今年は、民法に加えて刑法のゼミも3回だけですが開催されます。
このゼミについては、これまでもこのウェブログで何回か書きましたが、事前に問題が公表され、各人は何を調べてもいいから、各自答案を作成して(但し、答案の見せ合いだけは厳禁)、メールで提出。その上で、ゼミを行い、答案は添削の上返却、という流れです。
次回のゼミ日程ですが、確認しますと、民法と刑法が完全に被っとる。問題公表日は同じで、提出日は刑法が若干早いだけ。新学期早々、これはえらいことになりそうです。何しろ、このゼミはちょっとした一大行事で、提出直前ともなるとTKCで引き出した判例やら、コピーしてきた文献で机の上に山が出来ているような有様で、同僚とは顔を合わせるとあの論点がどうのこうの、とか、この判例を見たか、とか、とにかくゼミ一色と言っても過言ではない状態なのです。
今のところ、皆試験準備でいっぱいいっぱいで、このことに気付いている人はいなさそう。
・・・・もちろん、私もアップアップなのですよ。試験前にこんなの見るんじゃなかった・・・・。
当ウェブログを愛読してくださっている3104492氏の疑問について(「偉い人」ではないけど)。
いわゆるカフェー丸玉事件判決(大判1935年4月25日新聞3835号5頁)は、自然債務という概念を認めたものとして有名ですが、3104492氏の疑問は、自然債務を承認したとされる部分は、判決理由ではなく、傍論に当たるのではないか、というものです(で、傍論には判例としての先例拘束性がないのでは、という理解でいいのよね)。
世の中便利になりまして、多くの法科大学院で採用されているTKCロー・ライブラリーを使うと、戦前も含めて、重要な判決はネットで検索可能です。カフェー丸玉判決も検索できました。
実は、この判決の本文に当たったのははじめて。短いから以下に全文掲げます(数字と仮名遣い、句読点は当方で修正、補充。傍線引用者)。
※一応、事案の概要(らしきもの)
道頓堀の「カフェー」の男性客が、店の女の子の気を引こうと、独立資金出すよ、と約束した。男性客は酒席での話のつもりだったんだけど、女の子の方はその話を当て込んで、お店辞めちゃって、男に「約束通り払ってよ」と言ってきて、裁判になっちゃった。原審は女の子の勝ちで、男性客が上告。
「上告人は大阪市南区道頓堀「カフヱー」丸玉に於て女給を勤め居りし被上告人と遊興の上、昭和8年1月頃より眤懇と為り、其の歓心を買はんが為め、将来同人をして独立して自活の途を立てしむべき資金として、同年4月18日被上告人に対し金400円を与ふべき旨諾約したりと云ふに在るも、叙上判示の如くんば上告人が被上告人と眤懇と為りしと云ふは、被上告人が女給を勤め居りし「カフヱー」に於て比較的短期間同人と遊興したる関係に過ぎずして、他に深き縁故あるに非ず。然らば斯る環境裡に於て、縦しや一時の興に乗じ被上告人の歓心を買はんが為め、判示の如き相当多額なる金員の供与を諾約することあるも、之を以て被上告人に裁判上の請求権を付与する趣旨に出でたるものと速断するは相当ならず。寧ろ斯る事情の下に於ける諾約は諾約者が自ら進んで之を履行するときは、債務の弁済たることを失はざるも、要約者に於て之が履行を強要することを得ざる特殊の債務関係を生ずるものと解するを以て原審認定の事実に即するものと云ふべく、原審の如く民法上の贈与カ成立するものと判断せむが為には、贈与意思の基本事情に付、更に首肯するに足るべき格段の事由を審査判示することを要するものとす。然らば原審が何等格段の事由を判示せずして輙く右契約に基く被上告人の本訴請求を容認したるは、未だ以て審理を尽さざるものか、少くも理由を完備したるものと云ふを得ざるにより、論旨は結局其は理由あるに帰す。」
・・・・どうかな、これって判決理由になっていないかしら。
この諾約は、「特殊の債務関係」を生じると解すべきで(ここが自然債務の部分)、原審のように贈与契約が成立しているというならば、格段の理由を示すべきであり、原審は審理不尽、故に破棄差戻、という作りですよね。
・・・・少なくとも、傍論ではないと思われます(間違ってたらゴメン。もっと偉い人にも聞いて)。
・・・・ところて゛、何で3104492氏はこのことを疑問に思ったのかしら。
(追記)3104492氏の情報によると、「カフェー丸玉」は、今でもパチンコ店「マルタマ」として残っているそうです。
「大東文化大学法学部 野口昌宏研究室」を参照のこと(写真もあります)。
今日は、民法の試験でした。
・・・・ドツボ踏んだ。よく分からなかったので、苦し紛れに「熊嶺説」を書いてしまいました。
答案作成上の注意点として、「ウソは書かない」という大前提がございます。よく分からない
ままに、自説をでっち上げるのは、まさに、この「ウソ」の部類に入ると言えましょう。
今回は、さすがにヤバイような気がします。
まぁ、今更そんなことを言っていても仕方がないので、残り1科目、刑法の準備に勤しむ
ことにします・・・・。
当地は現在雨降りです。台風接近の予感です。
雨台風の様相を呈してきましたので、去年の18号みたいなすさまじいことにはならないかな、
と思いつつ、油断は禁物なので、今日はもう帰宅します。九州、四国、中国あたりは豪雨の
被害が酷かったようで、お見舞い申し上げます。
今日は憲法の試験でした。レポートでやった、国民投票制度の問題が出ました。
マルック・スクシの話は、自制して書かなかった。アヴァンギャルドに攻めて撃退されるのは、
春学期でもう懲りた。
(追記)マルック・スクシは、欧米では有名な人らしいです。3104492氏の調べによると、
H大にもスクシの本は入っているようです。機会があれば読んでみよう。英語だけど。
月曜日に行われる商法の試験準備に追われています。
6月に成立したばかりで、未施行である会社法が範囲。頼りになる参考書も少なく、何が正しい
のやら間違っているのやら、全然分からない。
まぁ、皆同じような状況とは思いますが、不安はいやが上でも募ります。
機関構成で分類したら、株式会社の種類が20種類以上あることになるんだなぁ。参った。
長かった筈の夏休みも終盤にさしかかり、来週から夏学期の考査がはじまります。
碌に、勉強していません。今頃になって、泡食って勉強です。小学校1年生の時に、夏休みの
宿題の理科の観察を全くやっていなくて、あわててノート2頁ほどやっつけで作ったことを思い
出します。ちなみに、内容は、朝顔の種の断面図(種をカッターで切って模写)、金魚の観察
(金魚は水槽の縁を叩くと餌が貰えるので浮いてきます、とか箇条書きしただけ)、でした。
全く、進歩していないではないか・・・・。
一昨日、昨日と、民法ゼミの合宿でした。こってり絞られてきました。
実務家教員に、いろいろわからない点を聞くことが出来たり、考え方の基本的なことを教えて
いただいたり、と、私にとっては有益でした。まだ消化不良のところもありますが。
帰りは遠回りしてドライブを楽しんできました。北海道は風景がよい場所が多く、どこに行っても
楽しいです。
今日は、研究科長と個人面談です。また、絞られるんだろうな・・・・。
今日は、久しぶりに授業でした。憲法補講。最後は超音速で終了しました。
明日、明後日と、某温泉地で民法ゼミの合宿です。同僚4人乗せて私の運転でレンタカー
で行くので、責任重大です。将来ある優秀な4人の学生と、そうでもない運転手の生死が
かかっています。今日はとにかく熟睡することが私の任務です。おやすみなさい。
今日で、とりあえず補講も終わり、前期の授業日程がほぼ終了しました。
「ほぼ」というのは、いくつか、夏休みの後半に補講が入ってしまったので、です。
夏休みとはいえ、宿題のレポート、休み明けの考査の準備、その他もろもろで、結局勉強の
日々が続くわけですが・・・・。
しかし、とりあえず授業に追い回される日々からは束の間の解放です。
昨日で、正規の授業は終了しました。やれやれ、の筈なんですが、今週いっぱいは補講につぐ
補講で、正規の授業期間と変わりがありません。まぁ、何とか今週さえ乗り切れば、夏休みに
入るので、一息つけるのですが。
とりあえず、憲法のレポートを仕上げてしまいたい。木曜日〆切ですが、いまいちしっくりきて
いない。
昨日、先月成立した新会社法に関する講演会に行ってきました。商法の授業の一環。
ややこしいことこの上ないです。しかし、こいつをマスターしないと試験には受からないという
苦しさ。汚い字のメモを必死にノートに起こしながら、勉強中。
月末に商事法務から一問一答式の解説書が出るようです。ぜひ、入手しないと。
4月に札幌に来てから、ほとんど札幌から足を踏み出すこともなく3ヶ月過ぎてしまいました。
このままではさすがにいかんなぁ、と思っていましたが、折角の連休だし、課題も出ていない
という気安さから、今日はクラスの人を誘って少しだけ遠出をしてきました。
行き先は、小樽です。勝手に遠いというイメージを持っていましたが、実は電車で30分ちょい
という近場です。
小樽市立文学館で、伊藤整の企画展をやっていまして、法学をやっている人なら誰でも
知っている、「チャタレイ事件」の資料も展示しているというので、ま、勉強がてらという名目
もありつつ。
文学館の展示は、伊藤整の生い立ちや、文学作品、そして「チャタレイ事件」の資料と、
なかなか見応えあり、でした。
あと、個人的には小林多喜二の資料が興味深かった。『蟹工船』の描写に圧倒されて以来
僕の中では最も尊敬する作家のうちの一人です。
あとは、地ビールを買って岸壁で海見ながら飲んだり、寿司喰ったり(回ってたけど)と、
享楽的な休日を満喫。
伊藤整は、旧制小樽中学時代、作文の成績が甲乙丙の丙、すなわち最低だったという
話があり、ウケました。学校の成績って当てにならないことも多いんだなぁ。
今日は、刑法ゼミがありました。今年から、民法ゼミと併せて実施されることになったものです。
事前に答案をメールで提出して、授業後返却という流れですが、参った。信じられないような
低得点でした。
字数制限がきつく、字数節約のためにやったことが悉く裏目。切っていいところといかんところの
区別がつけられていない、ということでしょうか。
いやはや、修行が足りません。
また憲法のレポート書いています。今回のお題は、拘束的国民投票制の導入の可否という問題で、88年の司法試験の過去問そのものです。
前回と違い、手がかりがあるので楽かなぁ、と思っていたら、レポートの体をなすためにはやはりそれなりの文献調査が必要であることがわかり、また、ドツボにはまっています。
レファレンダムの分類について、フィンランドの研究者であるマルック・スクシという人が纏めているものをある人が論文で紹介していて、そいつを頂きましたが、スクシなんて人はそもそも知らん。この人有名なんでしょうか(なお、ヤフーの検索では1件のみヒット)。
ちなみに、どうでもいいけど大要以下のような分類。
レファレンダム制度は、以下の4つの視点から分類が可能である。
1)事前に規定されているか、いないか
これは、憲法上の規定で事前に規定され、かつ、執行法も含めて、国法秩序の中で確立されているか、いないかという視点。
2)義務的か、任意的か
レファレンダムの実施につき、一定の条件下で自動的に実施されるか、国家機関の提案によって実施されるか、という視点。
3)能動的か受動的か
国民がレファレンダムの開始権限を有するか、有しないかという視点。
4)拘束力を有するか、有しないか
結果に拘束力があるか、ないかという視点。
明日〆切の憲法レポートで呻っています。
抽象度が高い論点で、かなり根本的な議論から掘り起こしていかなければならないという
感じです。内心、かなり苛立っています(珍しく)。
なんか、過去に学位論文で苦しんだときに近いな、ということに気付きました。憲法はおそらく
今月いっぱいは毎週レポートが課されます。うぉーっ、辛いぞこんな調子じゃあ。
・・・・ということで、法学バトンは少し余裕が出来てからボチボチ書きますね。>>pyonpyon21様
とりあえず、14時45分からの補講の準備もしないと・・・・。
(追記)呻吟しながら、なんとか完成。中途半端に文献を渉猟したため、ちぐはぐなものに
なってしまったきらいが・・・・。
西日本は梅雨前線の活動で大雨とのことですが、ここ札幌は、今日もいい天気です。
図書館前の芝生の広場に資料とレポートの草稿と茣蓙を持っていき、お外でのんびりと
勉強していました。
・・・・鳥に爆撃されました。コピーしたばかりの資料にウ*コつけられた(泣)。
レポートは憲法ですが、抽象度の高い論点で、学説の分岐をかなりまとめなければならず、
苦戦中です。
昨日は、クラスの飲み会を担任など教員数人を交えてやりました。人数多い飲み会はあれこれ
気を遣います。4月以降懸案だった、担任との約束を果たすことが出来て、やれやれ、ですが。
使った店は、大学近くのよく行く居酒屋。人数が100人程度まで対応可なのはいいのですが、
コース料理頼むと、毎回全く同じメニューになってしまうのが難点。もう飽きた。
ぜひ、他の店を開拓しなければなりません。
H大の入学金については、免除申請していたので、まだ払っていません。
昨日、免除なしという結果が貼り出されました。うぅむ、残念なり。
併せて、同じく免除申請していた学費についても払わなければならない旨掲示されたので、それも払わないといけません。
仕方がないですね。かなりの金額を支払うことになりますが・・・・。
今日、大学内の廊下を歩いていると、M教授とでくわしました。
彼は、去年私がH大法科大学院の特別選考を受験したときに、面接官の一人でした。
圧迫面接の圧迫役で、たいそうボコボコにやられた記憶があります(結果はもちろん
不合格)。
会釈すると、「君は去年面接で会ったよね」と声をかけられました。何故か、覚えられていた
ようです。よほど印象に残っていたということなんでしょうか。面接の評点はC(最低)
だったのですが・・・・。話を聞いていると、人違いということではなさそう。
「こいつ、落としたはずなのに、何を間違って紛れ込んできたんだ」と思われないように
頑張らないといけません。
春学期の成績が開示されました。心配していた民法も含め、単位は3科目とも取れて
いました。とりあえず、一安心です。
昨日、今日とH大を会場にして、刑法学会が開催されています。
木曜日に、刑法のテストがあったところですが、担当のN先生は、
「犯罪論における同時存在原則」というテーマで報告しておられました。
・・・・これって、ずばりテストで出たところではないですか。
事前に、プログラム確認しておけばよかった。(泣)
今日刑法の考査でした。問題自体は簡単とは言い難かったけど、採点に当たっては、基礎的な理解が出来ているかという観点で見る、という担当教員の言明があったので、単位は、何とかなりそうです。刑法の体系的理解は、夏休みあたりの課題ということにしておきます。
やれやれ、やっと終わりました。授業期間と並行してテストというのはきつかったなぁ。
明日は刑法の定期考査です。
論点相互間の関係がいまいちのみこめていません。参った。
憲法のテスト前にぼやいていた、違憲審査基準は、少し分かった気がするのですが。
同じように「目から鱗」となる日が来るのでしょうか。
とりあえず、明日の考査を乗り切らないと行けませんが、大丈夫かな、と、弱気。
今日の4、5講時は、憲法、民法のテストでした。
ともに、大問2つという構成。インターバル15分はキツいっす。
憲法は、時間ぎりぎりで書きなぐったので、ただでさえ汚い字がますます汚くなりました。先生、読みにくい答案でゴメンナサイ。民法は、やや余裕がありましたが、あとでいくつか論点落ちの疑惑が発覚し、ちょっとがっかり。不可はつかないとは思うのですが・・・・。
明日も一つ試験があり(法情報学)、来週は刑法のテストです。
今日はさすがに疲れたので、試験終了後同僚数人と飯を食いに行き、そのまま直帰。
(追記)民法のテストは、とんちんかんなことを書いてしまったことが判明。
不可はつかない、などと安穏とはしていられない。マズイね。
今週、来週と、春学期の定期考査が授業の合間を縫って行われます。
今の段階で泣き言を言うようではイカンのですが、きっちり準備しようと思うとなかなか
大変だなぁ。とりあえず、憲法の判例の規範を頭に叩き込もうと思っています。
違憲審査基準を、体系的に理解したい・・・・。
今日から夏学期がスタートです。それにあわせて、ということでもないでしょうが、日曜以降
急に気温が上昇して、連日20度オーバーと、夏の様相を呈してきました。
しかし、暑いの寒いのと、天気のことばかり書いているな。勉強のことも少々。
今日は民法ゼミの2回目がありました。議論白熱でなかなか面白かった。少ない字数で
事案を分析するのはなかなか難しいです。僕の答案はアバンギャルドな感じが意外にも
高評価だったようでした。
来週に定期考査が控えているので、準備しないといけません。
H大法科大学院は、3年課程の1年目だけ、春夏秋冬4学期制です。今日で、春学期が
終わりました。なんか、あっという間でした。
別に、休みがあるわけでなく、来週月曜から夏学期が始まるだけですが。
あ、でも、来週は学祭期間があるから休みがあるな。勉強してるだけやから別段の変化も
ないんですがね。
大体、もうすぐ6月だというのに、まだ春の雰囲気。家ではストーブ点けることもままあり
ます。恐るべし、北海道。
LexisNexisは、オンライン利用可能な英米法のデータベースです。現状では使うこともなかなかないのですが、大学院生はIDもらえるので、一応申し込みしておきました。
営業もなかなか熱心で、人数集めたら無料の講習会をやってくれたりしますので、興味のある方は依頼してみるのもいいでしょう(前職で講習受けましたが、無料とは思えない充実の内容でしたよ)。
唯一の難点は、英語オンリーのサービスである、ということ。日本語のサービスもはじまっていますが、IDが別なんだなぁ。
昨日は、LexisNexisから来たメールのクイズに答えたら、正解者はもれなくマグカップがもらえるというのに申し込んで、早速当選のお知らせが来ました。LexisNexis使って所定の事項を調べる、という内容の問題なので、使用方法さえ間違えなければ確実に貰える、という次第。なんか毎月やっているみたいだから、マグカップ集めようかな。
H大法科大学院に入ってまだ2ヶ月足らずですが、今週末をもって春学期が終了です。
今週中に、憲法の人権、刑法総論、民法総則、物権総論、債権総論くらいが終わる予定です。
・・・・しかし、間に合わないだろうな。今週は補講、補講、補講、と、数えるのがうんざりする
ほど補講が入っていますが、それでも、授業の遅れはどれだけ取り戻せるのか。
ま、しかし、短期速成で実力を引っ張り上げるという3年課程の1年目の目標からすると、
致し方ありません。足りない部分は自学自習で、いくしかない。嗚呼。
今日は授業がなく、早々とレポートやゼミ課題も片づけてしまったので(何か調子いいぞ)、
のんびりと自習しています。
こういう一日もたまにはあっていいでしょう。
ps:昨日はいろいろとお祝いいただきありがとうございました。なんか嬉しかったです。
おおっ、何か1週間以上投稿していなかった。
先週は何やら気ぜわしく、ゆとりがありませんでした。寝坊で1講時を初ブッチしてしまった
り(不覚なり)、レポートや課題は溜まるし、やたらに忙しいのに週末は墓参りのために一時
帰省しなければならなかったし、と、とにかく泡食っていました。
昨日は授業後、自習室の同僚と飲みに行ってきました。2軒行って3000円ですんだ。
信じられない安さ。
溜まりに溜まったレポートも何とか処理しきったので、今日は刑法デーということで、手薄
になっている刑法をやっていこうと思っています。
今日の朝1講時は、憲法の中間テスト。つい先月に授業が始まったばかりですが、
4学期制をとっているので、春学期は早くも折り返し点に到達したという次第。
思い切りヤマ外してしまいました。てか、ヤマかけとかいう響きも微妙に懐かしいような気分。
今、午後の授業の課題をやっつけ片づけています。あ、あとゼミの課題も着手しないと。
来週提出なんで。
昨日は一回目のゼミ発表でした。変わったことを書いてしまったのですが、教員には
意外と好評で、怒られたりダメ出しされたりということはありませんでした。とりあえず
当面していた大仕事が終わったので、やれやれ、です。
明日、ゼミの報告レジュメを各人に配布することになっていますが、昨日の深夜になって、
だしぬけに細かい書式の設定が指定されました。もう人数分コピーしちゃったよ。無駄紙に
なってしまった。勿体ない・・・・。
今週はずっと寝坊続きです。今日はついに朝飯食いそびれてしまいました。なんとか1限に
は間に合いましたが、ちと反省。
今日は憲法のレポートの締め切り日でしたが、またレポート課題が課されました。
毎週レポートという予告だったので、仕方ないのですが、ちと、息つく暇もなしという感じに
なってきました。ま、仕事してた時分よりはずいぶんと楽ですし、プロセス教育、ですから
当然なんですが。
晩にY君(3月25日のエントリー参照)と約束があったので、資料だけ図書館で探索して、
早めに帰りました。約束というのは、この間ホーマックで買った巨大本棚の組み立てを
手伝ってもらうということ。一苦労の挙げ句組み立て、御礼がてらスープカレーを食べに
行きました。うまかった。
今日は、午後に民法の補習が入って、民法が二コマ連続になりました。事前の話では、
補講は問題演習で、その場で配った問題を皆で考えましょうみたいな言い方だったのに、
一コマ目の終わりに、担当教員が「次の時間ですが、抜き打ちテストをやります」ときました。
学生からは微妙に不満の声。あぁ、高校時代を彷彿とさせて、私はなんかほのぼのした
気分になりましたよ。肝心のテストは、論点落としてちとへこんでますが・・・・。
今の札幌の天気、雪、でございます。季節はずれの、と言いたいところですが、札幌の最終
降雪日の平均は4月19日だそうで。ま、普通、ってことですね。
雪といっても、雨混じりの雪、って感じで、積もる気配はないです。
自習室の窓から見えるテニスコートの横を、水路が流れています。これは、サクシュコトニ川
という、昔は鮭も遡上したという小川で、長らく涸れてたのを何年か前に復元したとか。
学内に小川がある、というのもH大ならではといっていいでしょう。純天然物でないのが
残念ですが。
学内にはサクシュコトニ遺跡という、アイヌ時代の遺構もある、ということで、今度の散歩は
そこに決まりだな、と思っています。
今、民法の演習問題と格闘中。見た目とは違い、意外とややこしい論点が絡まっている
ような気がして、苦戦しています。
私は、まぁ分かると思いますが、コンピュータが好きなんですよ。で、昔大学院にいたときも、狭い机に無意味にPC3台置いてたりして、密かに周囲の顰蹙をかっていたような奴なんですが、H大法科大学院の、さらに輪をかけて狭い自習室にも、ついに持ち込んじゃいました、自作のタワー型パソコン。そのためにわざわざ液晶ディスプレイ(これは格安でした)だの、ワイヤレスキーボード(高かった)だのを買い込んで。馬鹿ですねぇ。そんなことしている奴、他には見あたらない・・・・。
ネットワークカードがうまく認識しないので、買ってこないといけないな・・・・。あと、ハブが必要だ。ハードディスクも古くてやかましいから、安いのでいいから静音型買ってくるか。
今日は午前中歯医者、午後にパソコン据え付けやってからレポート作成。そろそろ煮詰まってきたので今日はぼちぼち帰ります。
今日は、明日〆切の民事法ゼミの課題をメールで提出しました。
問題は4月1日のガイダンスの時に配布され、併せて一回目の報告者に指名されたため、
相当早くから取りかかって、早い段階で答案はとりあえず形にしていたのですが、他の人と
議論をする過程で、いろいろと考えが変わってきたり、まとまってきたりして、推敲を重ねる
うちに今日に至りました。どういう評価をうけるかは、分かりません。
このゼミ課題は毎月課されるので、民法が苦手な私にとっては相当勉強になりそうです。
楽しみだ。
昨日の晩は、なんか寝付きが悪く、午前5時くらいまで眠れませんでした。
今日は朝から出勤して勉強三昧の予定だったのに、結局自習室への出勤は昼過ぎになって
しまいました。
なんか勉強も捗らず、21時頃に自習室から早々と退却。あぁ、思いの外無為な週末だった。
こんなことではいかんのだ。
今日は金曜日、法科大学院における最初の一週間が終わりました。
3年コースの最初、ということで、まだ憲法・民法・刑法の基本3科目の、しかも基本的な
事項の授業ですので、一応法学部卒の僕にとっては、そんなに難しい内容ではありません。
しかし、改めて基礎からやり直す、というのは、知識の整理という観点からは有益です。
有名な判例であっても、判例百選を読むだけですませていたものを、改めて判例集に立ち
返って読むだけでも、理解の度合いが違ってきます。2年コースだと、いきなり演習演習
で追いまくられて、大変だったと思うので、案外、こちらの方が僕の性には合っているのかも
しれません。
札幌は、昨日、一昨日と雨降りでした。今日は、雨が霙になり、そして雪になろうとしています。
春はまだ先のようです。本州では、真夏日のところまであって暑いくらいなようですが。
あ、あと、ついにクロスバイク買いました。車体価格3万5千円くらいの安物ですが、十分
です。鍵だのライトだのサイクルコンピュータだの買ったので、合わせると結構しましたが。
昨日からH大法科大学院の授業が始まっています。といっても、3年コースのはじめです
ので、憲法、民法、刑法の主要三教科の授業のみです。しかし、各々週2~3コマづつ
急ピッチで進むので、予習復習は大変になるでしょう。
自習室も個席が決定し、パソコンもネットワークに接続されたので、いよいよ本格的に
勉強漬けの生活が満喫できそうです。
今日は授業終わったので、この間できなかった免許証の記載事項変更に行ってこようと
思います。
今日から正式にH大の学生になりました。あれやこれやを。
まず、朝驚いたのは「暑い」と感じたこと。ガイダンスなんで一応スーツ着て、上にいつも
着ているオーバーを着込んで外出したけど、いい天気で、雪からの照り返しのせいか、
とてもとてもオーバーを着てられませんでした。
ガイダンスで印象に残ったのは、H大は割とアットホームな雰囲気があるのかな、ということ。
母校はもっと権威主義的な雰囲気があったので。喫煙所でも教員に親しく話しかけられたり
しました。私が飲み会を設定しなければならないそうです。関西在住時も「幹事長」をよく
任されましたが、うぅむ、私の性質をよく見抜いておられる(?)。
残念だったのが、自習室が月曜からしか使えない、ということ。早速課題が配布されたので
勉強モードに一気に突入しようと思っていたのですが。週末は家で勉強だな。図書館に
出向いてもいいか。なお、自習室は書庫棟を改装したものらしく、天井がかなり低いです。
でも、有ると無いとでは大違い。住めば都、になるでしょう(多分)。
あと、結果の遅れていた奨学金、何とか採用されて一安心。
帰りにヨドバシカメラに寄って、洗濯機の排水ホースを注文。中古で買った洗濯機、ホース
が妙な破れ方をして、修理したけどうまくいかなかった。届くまではコインランドリーに行か
なければなりません。
よし、今日はついでに近所の銭湯にもいくぞ(銭湯好きな私)。
家に帰ってきたら、H大学から入試成績が届いていました。以前開示を請求していたものです。
H大法科大学院(本サイトでは実名にしていますが)は、「顕著枠」という選考方式をとって
いて、いくつかある基準のそれぞれで「顕著」な受験者を合格とする、というシステムになっ
ています。前回はそれのせいで、各試験ともそこそこよくできたにも関わらず、「顕著」とまで
はいかない中途半端でしかなかったため、不合格になってしまいました。
今回は、全国共通の一次試験である適性試験の出来がよかったため、その枠で合格した
ことがわかりました。ヤマカンがズバリ決まって4点点数が上がっていたのですがね。
一方、小論文は去年はAでしたが今年は何故か平均点以下。
うーむ、ということは、今年は「顕著枠」制度に逆に助けられたということだなぁ。
去る2月28日、司法試験委員会から、2006年度実施の新司法試験について、
合格者数が900~1100、2007年度についてはその倍程度にする、という方針
が発表されました。
従来報道されていた、初年度800とかいう話と比べたら、すこしはマシになっては
いるのですが、依然、厳しい状況には変わりありません。
現行司法試験よりははるかに合格しやすい、ともいえますが、法科大学院修了に
多大な金銭と時間を費やした上、3回不合格で受験資格喪失、という、いわゆる
「三振制度」の存在を考えると、辛い制度である、と、いわざるをえません。制度
設計に無理がありすぎる。
本サイトにこの件については詳しく書きましたので、よろしければご笑覧あれ。
仕事の多忙にかまけて、4月から行くことになるH大法科大学院が指定してきた、入学前の課題書を手に入れていませんでしたが、昨日、ようやく一部入手しました(gullet氏サンクスでした)。
しかし、手に入れただけでは意味なし。最低でも読む時間を捻出せねば。むむぅ、加速度的に忙しさの度合いが増している現状で、どうしたらいいのか。
あ、あと、伊藤塾から試験対策講座(いわゆるシケタイ)「行政法」が届きました。法科大学院関係のアンケート答えたら貰えました。アンケートに答えたのはずいぶん前の話ですが。まぁ、引っ越し前に届いてよかった。