泊原発廃炉訴訟提起へ
「北電に泊原発の廃炉求め 提訴へ準備会発足」(朝日新聞のサイトより)
北海道原発の泊原発について,札幌の弁護士らが北海道電力に対して廃炉を求める訴訟を提起する方針で準備を進めるということ。
廃炉の請求というのが,訴状書くときに請求の趣旨としてどうなるのかがわかりませんが,動きとしては注目したいと思っています。ちなみに,いわゆる原子炉等規制法上「廃炉」ってのは以下の条文になると思われます。
核原料物質,核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律
第43条の3の2 (原子炉の廃止に伴う措置)
1 原子炉設置者は,原子炉を廃止しようとするときは,原子炉施設の解体,その保有する核燃料物質の譲渡し,核燃料物質による汚染の除去,核燃料物質によつて汚染された物の廃棄その他の主務省令で定める措置(以下この条及び次条において「廃止措置」という。)を講じなければならない。
2 原子炉設置者は,廃止措置を講じようとするときは,あらかじめ,主務省令で定めるところにより,当該廃止措置に関する計画(次条において「廃止措置計画」という。)を定め,主務大臣の認可を受けなければならない。
来月7日の19時から札幌市中央区北2西7の「かでる2・7」で「泊原発廃炉訴訟の会」の発足集会が開かれるそうですよ。