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2011年4月12日

レベル7

事故評価、最悪の「レベル7」=チェルノブイリと並び2例目―福島第1原発」(ヤフーニュースより)

東日本大震災に伴う福島第一原発の事故について,原子力安全・保安院は国際原子力事故評価尺度(INES)でレベル7の事故であるとの暫定評価を発表したとのこと。

放出放射能量はヨウ素131換算で37万テラベクレル(保安院)ないしは63万テラベクレル(安全委員会)とのことで,昔のキュリーに直すと実に1千万キュリー以上というとてつもない量の放射能が漏れたということになります(先月,核種がよくわからないけど,と紹介した3万テラベクレル以上という評価も,ヨウ素131換算の値みたいですね)。

チェルノブイリ原発事故との比較で放出放射能量が多いか少ないかという話は,福島第一原発の事故が発生後1か月以上を経てもなお進行していることを考えても,あまり実のある議論ではないと思われます。1千万キュリー以上だなんて,それだけで想像を絶するような値です。

何とも恐ろしい事態が発生したものであると,戦慄を覚えます。

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