民事裁判修習終了
早いもので,今日で実務修習第2クール目の民事裁判修習が終わってしまいました。
裁判所が,従前想像していたよりはるかに自由闊達で風通しのよい雰囲気であることに驚きました。この雰囲気は,おそらく裁判官の独立という特質に由来しているように思います。
私はいわゆる「司法の危機」の時代を十分に知っているわけではないのですが,あのころのことを書いた書籍から想像される,窒息しそうな雰囲気というのは少なくとも感じることがありませんでした。
修習内容としては,大規模訴訟から個人の訴額の小さい訴訟に至るまで,いろいろな類型の事件を見ることが出来たのは弁護士志望の私にとっても貴重な経験でした。
配属部の裁判官をはじめ,書記官・事務官の方々にお世話になりましたことを感謝したいと思います。