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2011年2月18日

弁護士の法服と修習生バッジ

皆さんご存じの通り,裁判官は,法廷に行く時は黒の法服を着用しています。

戦前は,検察官や弁護士にも法服があり,大通にある札幌市資料館(旧札幌控訴院建物)に行くと,弁護士の法服の実物が展示されています(リンク)。

今のガウン式の法服ではなく,唐草模様の刺繍の入った,聖徳太子の服装を思わせるようなものです(参考サイト)。

刺繍の色は,裁判官が深紫,検察官が深緋,そして弁護士は白だったようです。

ところで,司法修習生は,その身分を表す三色のバッジを着用しております。紺,赤,白の三色なのですが,この色が,戦前の法服の刺繍の色と対応しており,紺(≒深紫)が裁判官,赤(≒深緋)が検察官,そして白が弁護士ということらしいです(リンク)。なぜこの三色なのかと疑問に思っていましたが,戦前の法服からきていたとは・・・・。

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