火災
車で市内を走っておりましたら、やにわに霞がかかったようになって、たき火のようなにおいがしてきました。たき火かと思ったら、沿道の建物から煙が出ているようにみえました。
火事かな、でも消防車来ていないし、と思いつつ、念のため寄り道してみましたら、惣菜工場の事務所の建物からまさに出火したところでした。工場で一人で作業していたというパートさんが「火の気もないのに、なんで」とか言いながら携帯握って狼狽した様子で立っていました。パートさんが消防に通報しており、建物の中には人は誰もいないということだったので、パートさんが不安にならないようしばらく隣で一緒にいました。この時点で壁に燃え移っていて素人による初期消火は不可能な状態でした。
しかし、目の前でめらめら燃えているのに、何だか非現実的な光景に思えてしまいました。ホンマ、嘘みたいにあっという間に燃え広がるのね。ガラス窓が次々と割れ、樹脂で出来た換気扇が飴のように融け落ちたりするのを呆然と見守っていました。
程なく消防が来て消火活動を開始し、パートさんも消防の人に呼ばれて事情聞かれていたので、その時点で現場を離れましたが、ニュースにもなっていなかったので大した被害はなかったようです。
以上、今日のちょっと驚いた体験。