最終日が短答式!?
「平成23年新司法試験の実施日程等について」(法務省のサイトより。PDF)
来年度の新司法試験の日程が発表になりました。5月11日(水)、12日(木)、14日(土)、15日(日)の4日間です。
そして、時間割が大幅変更! 以前当ウェブログでも取りあげたように、論文式必須科目で試験時間が問題毎に分割されるという変更が行われるとともに、これまで初日に実施されていた短答式試験がなんと最終日に行われることになりました。
これは、来年度から実施される司法試験予備試験(すなわち、法科大学院を修了しなくとも新司法試験の受験資格を得ることができる試験)の短答式試験と新司法試験の短答式試験の問題を一部共通化する関係で、短答式試験を予備試験と同じ日にしなければならないということから行われた変更だと思われるのですが、受験生の立場からするとやりにくいことこの上ない時間割だと思います。
最終日のヘロヘロボロボロな状態で短答式を解くのは苦痛でしょうし、最終日まで7科目分の勉強が持ち越しになってしまうのも面倒だと思います。
例えば、予備試験を土曜日実施ということにして、新司法試験は土・日・火・水という日程にして短答式を初日に持ってくるようにするとか、やりようはあったと思うのですが・・・・。
来年からの新司法試験はますます大変そうだ。