天気が安定していてよかった
「不明の小5、無事保護=山中に15時間半―北海道」(ヤフーニュースより)
美瑛町の白金温泉にある「国立大雪青少年交流の家」で、小学5年生がウォークラリー中にはぐれて行方不明になり、山中で一人夜を過ごしたものの、無事保護されたというニュース。無事でよかった。
白金温泉は、大雪山系十勝岳の麓にある温泉です。車で通ったことがありますが、相当高く登り詰めた場所にある印象(アメダスポイント「白金」は標高650メートルとのこと)。
大雪山系といえば、昨年7月にトムラウシ岳と美瑛岳で大規模な遭難事故があったことが想起されます。天気が荒れていれば今回も大変なことになっていたかもしれませんが、幸いなことに、昨日(22日)から本日(23日)にかけては、夕方と明け方に多少の降雨はあったものの、気温は下がっても13℃ほど[注:アメダスポイント「白金」は降雨量しか測定していないので、近くにある「美瑛」(標高250メートル)の値から2.4℃引いたものを白金温泉付近の温度と考えた]だったことと、件の少年が「うずくまって寝ていた」ということから、体力消耗や体温低下が最小限にとどまったであろうことがよかったと思います。
学校行事の野外活動では、先日浜名湖でカッター漕艇をしていた中学生がカッターの転覆で亡くなるという痛ましい事故があったところです。野外活動を企画する学校側としては、過去の事故などの情報を集めた上で、危険性の予測と危険回避のための対策を考えなければならないですね。
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娘はほぼ熱が下がりましたが、鼻水咳がひどく、あと体に発疹のようなものが出てきました。これが単なるあせもなのか、あるいは突発性発疹という乳幼児がかかりやすい病気に起因するものなのか、明日お医者さんに診てもらって判断してもらおうと思います。