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2010年6月 7日

大阪にご当地ラーメンがない理由

他人まね嫌う大阪人...ラーメン根付かぬ文化のなぜ?」(ヤフーニュースより)

食い倒れの町とされる大阪ですが、ラーメン屋は少ないそうです。電話帳に登録されているラーメン店の数が、人口1万人あたり1.2店と全国最低。なお東京は3.1店だそうで。そして、ご当地ラーメンとしての「大阪ラーメン」って、確かにないなぁ。

その理由について、上記記事では「大阪は何でも受け入れてしまって、特化しない」(つけ麺専門店「宮田麺児」のてつじ氏)、「大阪はうどん文化が色濃く、ラーメンの入る余地が狭かった。それに、大阪人には『ただ真似すんのはいや』という気質もあり、『この食材をみんなで使いましょう』となりにくい」(グルメライターの曽束政昭氏)などと説明。まぁ、そんな感じかもしれへんな。

あと、記事中に出てくる「ラーメンにしろ、うどんにしろ、大阪の麺食はメーンがスープ。麺の地位が不当に低いんです」(てつじ氏)というのは納得。うどんやそばのだしが関西と関東で違う理由がそれだという話を聞いたことがあります。すなわち、関西のうどんやそばは、まず薄味のおつゆが先にあって、そこにおうどんやおそばをいれてみよかという発想で出来ているのに対して、関東のは、もりそばとかの付けだれを温めてみようか、という発想で出来ているというお話。

(追記)
あと、大阪の麺食がスープがメーンになっているということが、うどん定食(うどんとご飯のセット)を成立させている要因だと思われます。
うどんとご飯、どちらも炭水化物だから変な取り合わせとも思えるのですが、うどんはあくまでも汁物であると考えるとこの取り合わせは何ら変ではありません。

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