ウィルコムが会社更生手続開始の申立
「【プレスリリース】会社更生手続開始の申立に関するお知らせ」(ウィルコムのサイトより)
以前にも当ウェブログで記事にしたこともあるPHS通信事業者のウィルコムの経営再建問題に関して、本日同社がついに会社更生法に基づく更正手続開始を申立。負債総額2000億円超ということで、なかなか大規模な経営破綻ということになります。
10年来のPHSユーザーであるワタクシにとっては、今後のサービスの行方が気になるところです。
一応、「従前通りのサービスを継続して提供」する旨プレスリリースではいわれていますが、今後新機種がどのような形で販売されるのかなど、不透明ですね。
特に、私は今使っている京セラ製の端末が気に入っていて、機種変更するならまた京セラ製にしようかと思っているのですが、京セラからの端末供給に関連して次のような記事も出ており、心配です。
「<ウィルコム>京セラ「債権取り立てに影響」更生法適用申請」(ヤフーニュースより)
京セラがウィルコムに供給した端末の売掛金が焦げ付く可能性が指摘されています。売掛金の残高が153億円ということで、端末1台5万円と仮定すると30万台強分の代金ということになります。ウィルコムはデータ回線も含めた加入者が400万強ということてすから、30万といったらそれなりに多いですね。
端末代金は分割払いになっていることが多いですが、今後は一括のみということになったりして・・・・。