12年経って・・・・
「<名護市長選>県外移設派、稲嶺氏当選 辺野古案困難に」(ヤフーニュースより)
普天間基地の移設問題に関して、沖縄の名護市長選挙で「県外移設」を訴える新人が当選。
思い返すに、1997年12月、名護市では「名護市における米軍のヘリポート基地建設の是非を問う市民投票に関する条例」に基づく住民投票が行われたのでした。その際の結果は、
「賛成」2562票
「環境対策や経済効果に期待できるので賛成」が1万1705票
「反対」が1万6254票
「環境対策や経済効果に期待ができないので反対」が385票
・・・・だったのですが、当時の名護市長は「ヘリポート」を受け入れた上で辞職したのですね(その後、住民投票の結果に従わなかったことが国賠法上の違法になるかが裁判で争われた事件が憲法の判例百選に載ってますね)。
今になって考えると、やはり12年前の段階で時の為政者達が、住民投票の結果を尊重しておけばよかったのに、と思いますね。