フランスデモ
書き忘れていましたが、昨日はH大南門近くの古民家を改装したモツ鍋屋にて、もうすぐ修習で札幌を離れる新司法試験合格者の壮行会的な飲み会を、H大LSの教授を交えながらやりました。
んで、飲み会中の話で、憲法判例として著名な「徳島市公安条例事件」[最判1975(S50).09.10][最高裁のサイトへのリンク(PDF)]に出てくる「フランスデモ」がどんなデモなのか知らないと若手から言われて、おじさんは驚いたのですが、よくよく考えると、私だって「フランスデモ」を現に見たことはなく、確か法学部の学部2回生くらいのときに、憲法の先生に「こんなのだよ」と教えてもらったから知っているのでした。
ということで、自治労北海道のサイトの中に1970年頃の「フランスデモ」の写真があったのでご紹介。
(リンク)
「フランスデモ」ってのは、デモ隊が手をつないで道幅一杯に広がって行進するやり方をいいます。前記徳島市公安条例事件最判では、「道路一杯を占拠するいわゆるフランスデモ」として出てきます。
自治労北海道のサイトにある写真は、おそらく札幌の駅前通で行われたフランスデモだと思われます。
(追記)駅前通じゃなく、北一条通りなど東西に走る道路かもしれません。背景に山が写っているので。