刑事系が問題
今年の新司法試験の成績が返ってきました。
去年は、全般的にひどい成績(昔風にいうとオールG)でしたが、今年は1科目を除いては上から数えた方が早い順位なので、まあまあの出来だったようです。
問題の科目は刑事系で、これがかなり壊滅的な出来(5055人中4000位台)。去年も一番悪かったのは刑事系科目なのですが、他の科目が昨年より上向いたのに対して、刑事系はちっとも改善されなかった。
「もしも」ということを言っていても仕方がないのですが、もしも刑事系が人並み(つまり5055人中の2500位くらい)の点数を取れていれば、それだけで合格していたことがわかり、少なからずショックを受けました。
ま、逆に言えば、刑事系を人並みにすれば合格が見えてくるということでして、来年に向けて補強すべき弱点は明らかになった、と言えます。はっきりとした弱点が見えてきたので却ってやりやすいかもしれません。
あと、去年とは違い、今年は主観的な印象と客観的な成績にさほどのずれがなかったので、方向性の修正はできつつあるということになると思います。
ということで、来年に向けて少なからず希望がもてる成績発表となりました。
(追記)
成績発表ということで、また多くのお客様にご来訪いただきました。ありがとうございます。
9月19日は110名様がお越しになりました。