今年の新司法試験合格者は約2400人?
某巨大掲示板の司法試験板中のとあるスレッド(新司合格発表カウンドダウン)に、当ウェブログの文章をまんまコピーアンドペーストした文章が載っていてびっくりしましたよ。立川修習に関する記事の一部でした。
そのスレッドの中で、以下の説明会の案内文が話題になっていました。
「現行・新63期司法修習生向け東京三弁護士会就職合同説明会のご案内(10/17・18)」(第二東京弁護士会のサイトより)
東京三弁護士会では、司法修習生に対し就職のための情報を提供する目的で、東京三弁護士会共催にて、現行63期司法修習生(平成22年9月司法修習修了・約150名)及び新63期司法修習生予定者(平成21年11月修習開始・22年12月司法修習修了・約2400名)向け就職合同説明会を実施いたします。
この案内文では、新63期の修習生について「約2400名」と明示していますが、この数字の根拠は何なのでしょうか。
今年の11月に始まる新63期の司法修習に関しては、各弁護士会に修習受け入れ人数の内示があり、それに従って指導担当弁護士の依頼がかかっているところであるようですから(参照:落合洋司弁護士のブログのエントリー)、この数字が内示を元にしているとすれば、今年の新司法試験の合格者数は、2400人から格段に相違のない数字であることになりそうです。
一方、2400人という数字は、第34回司法試験委員会会議(2007年4月19日)の資料中「新旧司法試験合格者数案」で示された下限ギリギリの数字であり、これまでの合格者数の推移から、東京三会が推測した数字にすぎないとも考え得るところです。
来週の木曜日にははっきりすることですから、あれこれ考えていても仕方のない話ではありますが、気になるなぁ。