ジュラシック・パーク
今日は以前に紹介した、足利事件の講演会。大講堂が満員で立ち見も出る大盛況。
佐藤弁護士のお話は、極めて説得的に足利事件の問題点を指摘されていましたが、とりわけ「足利事件はDNA鑑定が暴走して、明らかに自白がおかしいにもかかわらず見過ごされた。あたかも、(DNA技術を使ってジュラ紀の恐竜を復活させ、それが大暴れしだした)ジュラシック・パークのように」とおっしゃっていたのがなかなか面白いたとえで印象的。
また、菅谷さんの、「最初はやっていないといっていたのに、取り調べの刑事に髪を引っ張られたりして怖くなり、耐えられずにうその自白をしてしまった」というお話から、冤罪が作られる構造の一端を垣間見ることが出来ました。