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2009年2月12日

まるで教室設例

首絞め最中に交通事故...殺人それとも殺人未遂+過失致死」(ヤフーニュースより)

加害者が首を絞めている最中に被害者が交通事故に遭って死亡したという事案。

刑法の教科書には、いわゆる教室設例という実際にはありえなさそうな事例を使って、思考訓練をすることがあります。限界的な事例で、考え方の妥当性を検討するような感じです。

(例)
甲はVに致死量の毒薬を飲ませた。その毒の効果が出てくるのには5分くらいかかるが、毒の効果が出てくる前に、乙がVを拳銃で撃ち、Vは即死した。この場合、甲の行為は殺人となるか。

上記にリンクした記事の事件、教室設例みたいなのが実際にあるねんな、というような話です。

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