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2009年1月の記事一覧

2009年1月 1日

本年もよろしくお願いいたします

2009年となりました。昨年は試験の結果としては不本意なことになってしまいましたが、個人的にはいろいろあった印象深い一年でした。

今年は、まずは試験に合格して生活の基礎を確立する目処をつけたいです。

本年も、ボチボチ更新する予定ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

2009年1月 2日

ひじきの煮物

食費削減のため、常備菜でも作るか、と思い、ひじきの煮物を作りましたが、どうも海藻ぽいにおいが目立ってしまい、イマイチな出来。以前作ったときはうまくいったんですがねぇ・・・・。

2009年1月 3日

揺れる

道路に積もった雪が溶けて、轍がボコボコになっています。そのせいか、大型車がアパートの前の道を通ると結構揺れます。

地震かと思ってびっくりした。

2009年1月 4日

どんどん変わっていくなぁ

JR西が大阪駅そばに「もう1つの大阪駅」」(ヤフーニュースより)

線路のポイントの関係で、大阪の最大ターミナルたる梅田を関空特急は素通りしていましたので、もし実現すれば便利になりそうですね。

関西を離れて、気付けば4年近く経ってしまいましたが、大阪もどんどん変わっていくなぁ。

2009年1月 5日

実務家から見るとそうなる、か

H大法科大学院の実務家教員から、昨年の新司法試験刑事系科目についてのお話を伺いました。

実務家だとそういうところに目をつけるのか、ということで、かなり参考になりました。

2009年1月 6日

転記完了

何の転記か、というと、去年の判例六法にメモした書き込みを今年の判例六法に転記する作業。

転記し終わるまで、判例六法を2冊持ち歩くという、ばかげたことになっていたので、やれやれ、です。

2009年1月 7日

指切った

スライサーでキュウリ切ってて指もスパッとやりました。

痛い。

2009年1月 8日

TKCの短答式試験の結果について再考

10日ほど前に、TKC短答式試験の結果から、次回新司法試験は短答式が激戦かも、という記事を掲載しましたが、前回の記事の際は手元になかった、昨年度の結果に関する正確なデータを見つけだしましたので、再度、細かく見ていきたいと思います。

まず、昨年度(2007年度)と、今年度(2008年度)に実施されたTKCの短答式試験の平均点推移は以下の通りです。今回は、各科目ごとの点数についても掲載しました。

総合得点(350点満点)
07年度 9月:172.3点→12月:187.4点→3月:220.0点
08年度 9月:181.9点→12月:214.9点→3月:    ?点

公法系得点(100点満点)
07年度 9月:45.4点→12月:52.1点→3月:57.6点
08年度 9月:55.0点→12月:58.4点→3月:   ?点

民事系得点(150点満点)
07年度 9月:72.9点→12月:77.1点→3月:98.1点
08年度 9月:74.1点→12月:92.0点→3月:   ?点

刑事系得点(100点満点)
07年度 9月:54.0点→12月:58.2点→3月:64.3点
08年度 9月:52.7点→12月:64.5点→3月:   ?点


9月の結果については、公法系について今年度の方が約10点上がっている以外は、昨年度も今年度も大して変わりません。そして、公法系については、部分点の付け方が甘めに変わったので、その影響も数点分はあろうかと思いますので、結局、9月時点では昨年度と今年度には有意な差がなかったと言ってよいかと思います。

そして、12月の結果ですが、科目ごとに見ていくと、民事系の得点が約15点上がっている点に注目すべきかと思います。私が試験を受けた印象としては、民事系の難易度は、商法が妙に細かかったのでむしろ難しかったといってもいいくらいだったのですが、にもかかわらず点数は大幅上昇しているわけです。

私は民事系は苦手なので、私にとっては難しいけど多くの受験生にとっては簡単だったという可能性もありますが、私が特に出来なかった商法に関しては、平均も正答率5割強と民法、民訴法と比べて低いので、私の印象がさほど全体的傾向から外れているとは思えません(とはいえ、私の正答率は5割切ってるからアカンねんけど)。

ということで、やはり、例年より受験生のレベルが高くなっていると考える方が無難かと思います。そして、私は民事系をもっと点数取れるようにせなアカン。

2009年1月 9日

音声ブラウザと条文素読

条文の素読というのは、短答式試験の突破に当たっては結構重要ですが、なかなか大変でございます。

何か手抜きする方法ないかな、と思ってましたが、ふと、「音声ブラウザ」を使えばいいのではと思いつきました。

「音声ブラウザ」というのは、主に目の不自由な方のために、ウェブサイトを合成音声で読み上げる機能をもったブラウザです。んで、「電子政府の総合窓口」の「法令データ提供システム」をそのブラウザで閲覧すれば、条文を機械が読み上げてくれますので、それを聴けば素読する手間が省けるのでは、と。

で、調べてみましたが、最近音声ブラウザの開発というのはあまり行われていなくて、例えばIBMのホームページ・リーダーというソフトも2005年の情報が最新ですし、ビスタ非対応というのも多く見受けられます。

無料のもそこそこあるのですが、ことごとく「SAPI 4.0 runtime support」というマイクロソフトの提供しているプログラムが必要で、しかも4.0というのは古いバージョンらしく(最新版と互換性がないようです)、そのSAPIをダウンロードする先として紹介されているところのリンク(マイクロソフトのサイト内)が切れていて、結局試せずじまい。

もう少し、研究してみよう。

2009年1月10日

答練再開

新年あけて最初の答案練習会。短答式の刑事系科目。

指の怪我で、思いの外鉛筆が使いづらく難儀しました。

明日は論文式答練ですから、もっと大変やろなぁ。

2009年1月11日

紀伊國屋に文具は売っていないのか?

答練に出かける際、ボールペンのインク量が乏しいように思われたので、買おうと紀伊國屋書店に行きましたら、文具コーナーが見あたらない。

大阪梅田の紀伊國屋書店でよく文具を買っていたので、あるものと思いこんでいましたが、ないのでしょうか。それとも、探し方が悪かったか。

結局大丸の文具売り場(最上階)に出向きましたが、いつも使っているパイロットのVコーンが見つけられなかったので、結局買えずじまい。


なお、答練中にボールペンのインクが切れるということはありませんでした。指の怪我のせいで変な持ち方になって疲れはしましたが。

2009年1月12日

「寡額」を「かひたい」と読んだりするものの・・・・

数日前に、条文素読を音声ブラウザで機械化できないかということを検討しているという記事を書きましたが、いろいろ調べて、一応できそうな方法を見つけました。

ネックになっていたのが、音声合成の仕組みをマイクロソフトのSAPI4.0に頼っているという点だったのですが、フリーソフトで、自前の音声合成の仕組みを同梱しているのを見つけました。→「SofTalk

SofTalkは音声ブラウザではなく、テキスト読み上げソフトなので、「法令データ提供システム」からコピペする必要がありますが、これを使うと音声合成に加えて、合成した音声をWAVEファイルで保存できるので、再利用が可能ということになり、かなり便利かもしれません。

ただ、同梱されている音声合成が、システムを軽くするために、辞書がお粗末なのが難点でして、例えば「日本国民」を「にほんくにたみ」と読んだり、「寡額」を「かひたい」と読んだりするので、条文のデータをテキストファイルでローカルに保存した上で、そのテキストをSofTalkに入力して一度流し聴きして、読み間違ったところをテキストエディタで修正したものを用意するのがいいかと思います。

例として、憲法前文を音声合成したWAVEファイルををMP3に変換したのをアップしておきます。

kenpou00.mp3

MP3にするとちょっと割れてしまってイマイチですが、元々のWAVEファイルは、まあまあの音質。棒読み調なのは仕方ないですがね。

で、ここまで読み間違いなく読ませるには、以下のようにテキストを修正する必要がありました(傍線部が修正部分)。

日本こく憲法
(昭和二十一年十一がつみっか 憲法)

  日本こくみんは、正当に選挙された国会における代表しゃを通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国みんとの協和による成果と、わが国全土にわたて自由のもたらすけいたくを確保し、政府の行為によて再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権がこくみんに存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、こくみんの厳粛な信託によるものであって、その権威はこくみんに由来し、その権力はこくみんの代表しゃがこれを行使し、その福利はこくみんがこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本こくみんは、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであて、平和を愛するしょこくみんの公正としんぎに信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思。われらは、全世界のこくみんが、ひとしく恐怖と欠乏からまぬかれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うこと、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立うとする各国の責務であると信ずる。
 日本こくみんは、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓

結構直していますが、検索・置換してやればそんなに手間ではありません。

2009年1月13日

目聡い話ではなかった

テキスト読み上げソフトを使った条文素読の機械化についての記事を書きましたが、これを読んだクラスの人から、「音源公開していたり、CDになっているのがありますよ」との指摘がありました。

んで、調べてみると、結構あるみたいですね・・・・。例えばここなんかは、MP3プレイヤーとセットになった条文素読の音源データを販売しています(しかも、札幌の会社やった)。

自分でちまちま作る手間を考えたら、買ってしまう方が手っ取り早いといえそうです。

しかし、六法+会社法で2万円、かぁ・・・・。

とりあえず、行政法関係は無料でダウンロードできますから、興味ある方は試してみてはいかがでしようか。

2009年1月14日

20年ぶりの青函トンネル

今日は東北の親戚宅を訪問。20年ぶりに青函トンネルを通りましたが、口開けて寝ていて気が付いたら青森県内でした。

北海道の広々とした道路に慣れているため、田舎のくねくねとした道を運転するのは神経を使いました。

2009年1月15日

YS-11

昨日から東北の親戚宅におじゃま。

今日は墓参などをした後、YS-11などが展示されている博物館を見に行ったりと、市内を適当に見て回りました。

風雪強く、難儀。

2009年1月16日

起きていたからといって別段面白いわけでもないのだが

再び、青函トンネルをくぐって北海道に帰ってきました。今度はちゃんと起きていました。ただの長ーいトンネルなんですがね。


アメリカで、旅客機が不時着水したけど乗客乗員全員が生還したというニュース。怪我をした人もいるようですが、致命的な重傷者は皆無とのこと。

最初、「旅客機が川に不時着水」と聞いた時には、昔ワシントンD.Cの凍った川に飛行機が墜落した事故を思い出していやな気持ちになりそうになったのですが、全員無事と聞いてうれしく、かつ、驚いた。

操縦士の冷静な判断と絶妙の操作が、賞賛される出来事ですね。

2009年1月17日

火星のメタン

NASA 火星でメタン噴出初確認 微生物生息の可能性も

カール・セーガンの「COSMOS」で、アメリカの火星探査ヴァイキング計画の説明で、「もし火星に生物がいたら、それがどんなに原始的なものであったとしても、火星は彼らの支配すべきものであり、人類は手を出すべきではない」という趣旨のことが書いてあったと記憶しております。もしこの記事のメタンが生物由来だったら、火星は彼らのもの、ということになるなぁ。


今日は阪神淡路大震災から14年目。

2009年1月18日

50000アクセスありがとう

キリ番企画をうっかりと忘れていましたが、本日、当ウェブログは50000アクセスを突破しました。

皆様のご愛顧に感謝いたします。

2009年1月19日

帰省するたびに変わっとる

墓参りなどをするため、関西の実家に一時帰省。

父親がまたDIYで家を改造していました。温水洗浄便座を10分で取り付けるなど、比較的DIYが苦手ではない方であると思われるワタクシですが、トイレ全体のリフォームを自力でやったりする親父にはかなわない。

2009年1月20日

カーナビに騙される

墓参りのため、市町村合併でいつのまにかM市の一部になった隣町のY町まで自動車を運転。普段はコンパクトカーしか運転しないので、実家の大きなSUVは運転しにくい(もっとも、バックモニターのおかげで駐車場入れはワタクシにしては上出来)。しかも、カーナビに騙されて1本遠くの道に連れて行かれてしまいました。お寺の電話番号で目的地設定したのですが、お寺に行く山道をカーナビは知らなかったのよね。お母んの言うとおり、Y高校を目的地にすればよかった。

2009年1月21日

クラスJは肘掛けが広い

関西の実家から帰札。

今回の帰省は、ダイヤの関係で数年ぶりにJALに搭乗しましたが、帰りはちょびっと奮発してクラスJにしました。奮発したといっても、元々が「先得」で、しかも不人気の神戸発なので、片道1万1千円にすぎませんが(通常のエコノミーなら1万円ポッキリ)。

1000円の追加でグレードが結構上がるので、お得といえましょう。飲み物のお代わりもしきりに勧められますし。
もっとも、シートの幅はエコノミーと比較して3センチしか広くなっていないらしいですが。ただ、肘掛けが広いように思えました。

搭乗券代わりのレシートみたいなの(チケットレスなので保安検査場で渡された)がマクドの無料券になっていました。てりやきセット賞という文字が微妙に見え隠れしていますが、「無料引換券」という文字はホットコーヒーなんで、てりやきをせしめるのは無理やろなぁ。

2009年1月22日

会社法百選40事件

銀行に住所変更の届を出していなかったので、数軒はしごして手続き。あと、司法試験委員会にも願書の記載事項変更届を出す必要があったので、提出。

夕方に、NTTの工事の関係で、請け負っている会社から電話。件の会社、会社法百選40事件、札幌高判1997(H09).01.28の被告会社です。株主提案の取扱いについての判例。

明日からフレッツ光に切りかわるのでした。楽しみだ。

2009年1月23日

久しぶりに飲み会

フレッツ光は予想より速度が出ず、少なからずがっかり。


夜に、クラスの人たちと飲み会。何か飲み屋に行くのも久しぶりな気がします。

飲み中に、参加者の携帯に「新司法試験の短答式の配点比率が変更になったらしいぞ」というメールが。

・・・・確認せねばなりません。

2009年1月24日

1:8

昨日メールがあった短答式試験の配点変更の件、確かに変更になっていました。

従来は、短答式(素点350点)は素点のまま、論文式(素点800点)は素点を1.75倍にして1400点満点として、合計1750点満点で成績を出していたのですが、今年の試験からは短答式の素点を2で割って、論文式は従前通り素点を1.75倍にして、合計1575点満点で計算するということになったようです。

従来は短答:論文が1:4だったものが、1:8になったということです。

短答式での逃げ切りがかなり困難になったということになり、ますます論文勝負の色彩が強くなってきたと言えそうです。


しかし、全く唐突だなぁ。

2009年1月25日

調髪

最近は、理容店に行かず、専らバリカンでおうちカットしているのですが、たまには普通にカットしてもらおうと、篠路(しのろ)の理容店に行って来ました。なんでわざわざ篠路(注:札幌市北区のかなり外れの方というイメージです。自動車でン十分)まで行ったのかというと、別件でついでがあったので。

それはさておいて、普段セルフカットをしているのは、理髪店での注文が面倒くさいというものぐさな理由です。しかし、今回は、二週間ほど前に大体のところを自力でカットしていたので、「おかしなところだけ直してください」という注文で、ほぼ思い通りの髪型にしてもらえました。

セルフ散髪の悲しさで、何カ所か、毛が全部持って行かれているところもあったりしたのですが、さすがプロでいらっしゃる、そのへんは巧妙に隠しつつ、うまいこと整えていただきました。

ちなみにこの理容店です。

2009年1月26日

シャレでは合格できひん

平成20年度行政書士試験/都道府県別試験結果一覧」(行政書士試験研究センターのサイトへのリンク)

去年の11月に受験した行政書士試験の合格発表があり、無事合格。何にせよ、合格したことは嬉しい話です(実は2006年にもこっそり受けましたが、そのときは落ちてしまいましてん・・・・)。

巷では行政書士試験は簡単や、とか言われてるみたいですが、決して簡単ということはないと思います。ただ、司法試験受験生(特に新試験の)とか法科大学院生にとっては、試験科目が普段の勉強と被る分、行政書士試験プロパーの対策はあんまりいらないということで取っつきやすいとは思います。ただ、特に行政法関係は新司法試験より細かいので、あまりにも対策しないままに受けに行ったら2006年のワタクシみたいに落ちることになります(ワタクシが落ちたときは地方自治法でコテンパンにやられました)。

5月の試験に向けた弾みにしたいです。

なお、試験問題はこちらからダウンロード可能。

2009年1月27日

引っ越しはあれこれと手続がある・・・・

区役所から、健康保険に関して手続があるので「至急来庁されたし」というハガキがきました。保険証の住所変更があるんでした。忘れてた。

何やらいろいろと手続がいるなぁ。

2009年1月28日

楳図かずお邸の裁判で判決

「楳図ハウス」OK 赤白模様「景観乱さず」」(ヤフーニュースへのリンク)

吉祥寺にある楳図かずお氏の赤白しましま模様の邸宅について、東京地裁は、周辺住民の「景観利益」を認めず、「景観利益」があったとしても、当該建物が周囲との調和を乱すものではないという判断をしたようです。概ね、予想通りの判決。

件の邸宅、上記リンク記事に写真が載っていますが、意外と普通の建物に思えました。ま、感じ方は人それぞれだと思いますし、裁判に至った経緯には感情的なこじれもあったりするんでしょうが。

2009年1月29日

丸井今井が民事再生法適用

丸井今井が民事再生=負債500億円、店舗は当面営業」(ヤフーニュースより)

昔からの札幌市民ではないので必ずしもなじみ深いわけではないですが、北海道を代表する地場の百貨店が飛びました。すすきののロビンソン百貨店が閉店したばかりなんですがね。

ジュンク堂がつい先日に丸井今井のテナントとして入ったばかりなのですが、どうなるかな。あと、三越伊勢丹HDの支援ということですが、札幌大通地区に三越と丸井今井が近接しているので、そのへんも気になるところです。

2009年1月30日

今でも850円らしい

先日理容店の話を書きましたが、その関連で思い出したこと。

関西で大学に入ったばかりの頃、髪を切りに行くといえばわざわざ神戸まで行っていました。神戸というと何やらおしゃれな感じで、ワタクシらしくないんですが、当時はおしゃれだったということではなくて、阪神元町駅の近くに「阪神理容」という、おそろしく安い理容店があったから。調髪に洗髪、顔剃りまでついて、大学に入った当初は580円やった。すぐに750円に値上げになったけど、それでも安いわな。QBハウスも目じゃない。電車代を払っても近所で散髪するより安い。

ただ、安いだけあって、調髪、洗髪、顔剃りの全行程が10分程度で完了。髪型の注文は「長め」「短め」しかなく、基本的に、容赦なく電気バリカンでいく。ただ、ものぐさなワタクシにとっては、あれこれ言わなくてもいいので楽でした。安いとは言ってもプロの仕事ですから、それでもきちんとそれなりにはなるので。

髪型の注文で、もう一つだけしなければならないことが。バリバリと刈っていって、最後にもみあげを切るときに、理容師のおっさんが一言、「テクノにするか?」
「テクノ」なんて知らん人も多いでしょうね。もみあげのところをまっすぐに切り落とすのを「テクノカット」といいまして、1980年代の初頭に一時流行った、のかな? ワタクシの学生時代にはすでに廃れた髪型でしたので、他の点はされるがままのワタクシも、「いえ、普通で」と答えてました。

その後大地震があって、一時神戸に行けなくなってしまったので足が遠のいてしまったのですが、調べてみますと、元町の阪神理容、850円に値上げしたものの、今でも頑張ってるみたいです。

2009年1月31日

20年経てば変わる

今日は、札幌弁護士会など主催の、裁判員制度に関するシンポジウム。「家栽の人」の毛利甚八氏がゲストで来られていましたので、行ってきました。

裁判員経験者が補充裁判員も含めれば毎年1万6千人くらい発生する計算になる。そのうち1%でも、裁判制度に関心を持って裁判に詳しくなれば、20年後にはそういう人が3200人になり、職業裁判官の数に匹敵する、ということをおっしゃっていました。そこまで行けば、裁判は随分と変わるだろう、とも。

ちなみに、ひそかにショックを受けたのは、毛利氏が「家栽の人」の連載開始当初30歳だったということ。意外と若い頃の作品やったんやなぁ。

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