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2008年9月23日

ムックリ

実は、昨日は夕方からH大法科大学院の同期との飲みのためだけに、高速飛ばして室蘭に行って現地泊。その同期は修了後関西に帰っていたのですが、昨日は所用で室蘭に来ていたため。

んで、今日は帰りがけに白老のアイヌ民族博物館に寄っていきました。高校の修学旅行で行った記憶があるのですが、定かではありません。

白老のアイヌ民族博物館は民間(財団法人)の博物館なのですね。公的なものかと思いこんでいましたが、長年アイヌを冷遇してきた国や道が、少なくとも32年前(財団法人設立は1976年)の段階でこんな立派な博物館を作るわけがないか。

修学旅行生などが次々に訪れているようでした。私らが行ったときは宝塚音楽学校の生徒さんがいました。

アイヌ舞踊が実演されたりと、なかなか興味深い施設でした。


お土産屋さんで「ムックリ」を購入。口琴という、口腔内で共鳴させる楽器の一種なのですが、以前「ゆかり」でさわってみたのですが全然うまく演奏できなかったので[なお、「ゆかり」とは北18条にある、アイヌ考古学者の東大名誉教授がやっている居酒屋。(関連エントリー)]。

竹に切れ込みを入れ、糸を2本つけただけの簡単な構造で、糸を引っ張って切れ込みの部分を振るわせて音を出します。

お土産屋さんの人にいろいろ教えて貰いましたが、自在に演奏するには時間がかかりそう。あと、お土産屋さんの人は「真剣に練習していたら絶対糸が切れる」と言っていましたが、案の定切れてしまいました。

焼き豚用の凧糸でも買ってきて、修理しようっと。

(ムックリに関しては、アイヌ民族博物館のページがわかりやすいと思います。→リンク

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