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2008年7月29日

人面魚

宮崎駿のアニメ映画の主題歌である、「ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子」という唄が妙に耳にこびりついています。んで、珍しく、友人と映画館なんぞに観に行ってしまいました。アニメ映画を観に行くのは、「さらば宇宙戦艦ヤマト」「AKIRA」以来かと。

ポニョって、かなり昔に流行った人面魚ってやつだよね、と思っていましたら、映画の中でも「人面魚じゃないか」という台詞がありました。

(追記)
ネタばれにならない程度に感想めいたことも記載しておきましょう。

率直、ストーリーの展開がわかりにくく、個々のシーンの持つ意味が理解できないままエンディングに流れ込んでしまうという印象をうけました。もう少し、説明的であってもよかったのでは、と思いました。ネットの記事で、宮崎駿監督が、ターゲットにしたつもりの子供の反応が薄いことにショックをうけたという内容のものがありましたが、多分、ストーリー展開に原因があると思いました。

尤も、このわかりにくいという印象は、宮崎アニメで私がしばしば抱くものでして(ナウシカですとか、千と千尋で特に思いました)、二回、三回とみるにつれ、なるほどと納得するということがありますので、そのことが直ちにこの映画の評価につながるか、はわかりませぬ。今回も、とりあえず後でパンレットを見て、そういうことですか、と思ったこともあり。

あと、登場人物の全般的なのんきさが、なにやら不思議な感じです。何に関してのんきか、ということはストーリーに関わりますので書きませんが、客観的に大騒ぎになるような大事件であるはずのものが存外にのどかに推移するため、登場人物らの行動が「冒険」っぽくなくなってしまうのよね・・・・。

絵はセルアニメの真骨頂という感じで、CGでは絶対出せないだろうな、という雰囲気。

全くストーリーと関係ないことですが、作中に出てくるラーメン(チキ○ラーメンと思われる)のが妙にうまそうにみえてしまいました。トッピングとして、ラーメンにこれは微妙かな、というものが乗っていますが。

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