医師への尋問
近所のガス漏れはまだ調査中なのか、道路が1ブロック通行止になり、ユンボが置いてありました。
んで、今日は札幌地裁に医療過誤訴訟の傍聴に行って来ました。医師に対する当事者尋問。
法廷は、裁判員裁判向けに改装されていて、ひな壇に椅子が9個あり、大型モニタも備えられていました。そして、モニタでビデオを流しながら尋問をしていました。普段の法廷傍聴だと、「○○号証を示します」とかやられてもさっぱりとわからないわけですが、今日は画像が見れたのでその意味ではわかりやすい。
しかし、そもそも医学のさっぱりわからない用語が飛び交っており、難解でした。「×××動脈」とか、「サージカルパティ」とか、「骨窓」とか。弁護士も裁判官も、こいつを理解しなければならないわけです。こりゃなかなか骨ですな。
で、尋問を受けている医師は「あの場面だと医者は100人中100人、私と同じ手技をする筈です」なんて言っており、聞いている私は「そんなものなのかな」とか思ってしまいましたが、この医師は過失責任を問われている立場ですので、額面通り受け取れるとは限りません。
とにかく、医療訴訟をやるためには猛烈な勉強が必要であるということを再確認。