「つばす」といえば・・・・
ステープラー(ホッチキス)で紙を留めることを「パッチング」と呼ぶ用法を法科大学院関係者で流行らせて、次回の『広辞苑』改訂に収録させよう、というpyonpyon21様の野望、乗りますぜ。
今後とも懲りずに「パッチング」と言いまくることとします。
pyonpyon21様の御宅には兵庫県の浜坂からお取り寄せになった、「つばす」やえびといった海産物の詰め合わせが届いたとのこと。送料込み3000円で結構な量が入っているようで、お得感満点ですな。さすがに北海道ですと送料別途730円とのことですが。
「つばす」といいますと、兵庫県に実家がございますワタクシには、何やら懐かしい響きがございます。「つばす」とは、ぶり(鰤)の小さいやつのことね。ぶりは出世魚やから。関西では、つばす→はまち→めじろ→ぶり、だそうな。関東やと、わかし→いなだ→わらさ→ぶり、のようですな。北海道ではつばす・わかしに該当するのは「ふくらぎ」です。
「つばす」という魚には、ちょっとした思い出が。ワタクシの実家、ネコを飼っておるんですがね(2匹)、まだ関西に住んでいるころに、実家に帰りましたら晩御飯のおかずが「つばすのあら煮」でしてん(なお「あら煮」は「あらだき」と読んでくだされ。「関東煮」を「かんとだき」読むのと同じこっちゃな)。その時のワタクシとお母んの会話。
私 「なんや、つばすなんか買うたんや(注:「なんか」ちゅうのは「珍しいな」という趣旨ね)」
母 「それね、○○ちゃん(注:ネコの名)にね、お刺身食べさせてあげよう思って買うてん」
私 「お母様!(注:普段お母んに対してこんな呼び方はしない) それってワタクシはネコの余り物を喰っているということですか??」
母 「・・・・」
たまにしか帰ってこない息子なんてね、もはやネコ以下の扱いってことですよ。ま、飯があっただけでもよしとしなければならないのかもしれません。また、わざわざ魚屋で「つばす」を所望してネコに刺身を喰わせているお母んの「ネコかわいがり」ぶりにも、注目しなければなりませぬ。ネコのために「つばす」やなんて、どれだけ贅沢やねん。うちのネコちゃん達、「モンプチ」喰ってるブルジョワな感じのネコよりグルメちゃうか。
さすがにこれ以来、ネコに刺身が出ているときは私も刺身を喰わせていただける程度にはお母んも配慮してくれるようにはなりましたが、実家のソファの特等席で丸くなっているネコを追い払って私が代わりに座ると、両親に怒られるのは相変わらずです・・・・。
(この話、以前に当ウェブログで書いたことがあったような気もしますが、検索の結果出てこなかったので書きます。)
さて、今日は論文答練。今週から、毎土日が答案練習になるのでした。いよいよ、直前期という感じだなぁ。
某予備校の書籍割引、明日まででしたので、思い切って買っちゃいましたよ、12月に出たばかりのスタンダート10○(第6版)を6科目分。あと行政法はスタン10○がないので12○選を。2万円くらいかかった。