いわゆるテロ対策特別措置法の失効
いわゆるテロ対策特別措置法が本日を以て失効。これに先立ち、防衛大臣からインド洋方面に展開していた艦隊に対して活動終結と帰国の命令が出されました。
テロ対策特別措置法に基づく自衛隊の活動は、憲法違反であると考えていましたので、同法の失効は、違憲状態が少しましになったということで、歓迎します。
しかし、テロ対策特別措置法の代わりに現在審議が進められている法案も、憲法違反であることにおいては変わりないと思われますし、民主党の小沢氏が言っている地上部隊の派遣は、さらに露骨な憲法違反だと思われます(『世界』に掲載されている小沢氏の論文、まだ読んでいないですがね)。
ちなみに、テロ対策特別措置法の正式名称は以下の通り。
平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法
数え間違っていなければ112文字です。
比較対照のため、「寿限無」を以下に記しますと・・・・。
寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶら小路の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
104文字なので、テロ対策特別措置法の勝ち、ですな。