引退・・・・
何か、というと、福井県立大学の田中求之助教授の研究室で、12年間にわたってウェブサーバーとして稼働してきたマッキントッシュのLC475。
当時としても普及機で、今となっては想像を絶する低速のマシン(プロセッサのクロックは25MHzでなかったかしら)で、12年間ウェブサーバーが運用できたことになります。ムーアの法則が貫徹しているとすれば、プロセッサの性能は256倍に上がっていることになるはずですな(18ヶ月で集積度2倍、で合ってるよね?)。
インターネットの世界の12年前というと、ほぼ黎明期ということになりますが、個人的にウェブサーバーを立ち上げる、という、今となってはそんなに珍しいことでもないことを、当時からやっておられたのはすごいと思いますね。私がこのサーバーの存在を知ったのは多分10年くらい前なんですが、当時は家庭で常時接続ができるなんてことはあり得なかったので、すごくうらやましかった(その辺、大学みたいな教育研究機関はいいよね)。
私はマッキントッシュはほとんど使わないのですが(OSテンは使ったことがない)、インターネットのことを勉強するときによく参考にさせてもらったサイトです。
新サーバーに移行したようですが、「新」といってもG3の266MHzだそうで、中古屋で数千円出せば買えるのではないでしょうかね。