黄鶴樓送孟浩然之廣陵
言わずもがなの、李白の漢詩でごさいます。
故人西辭黄鶴樓
煙花三月下揚州
孤帆遠影碧空盡
惟見長江天際流
「孤帆の遠影碧空に盡き」の部分、中学校時代の国語の先生は「こほのえんえいへきくうにつき」と読んでおりました。最初、「こはん」の方が正しいのでは、と思いましたが、「こほ」という読み方の方が、一艘の小さい帆掛け船が遠くに消えていくシーンがしみじみと思い浮かぶような気がして、ひねくれ者の私も「先生、『こはん』じゃないの」という質問は出さずじまいでした(無論、辞書的には「こはん」が正しいです)。
ある友人が札幌を離れることにちなんだエントリー。