本サイトのリニューアル-コンテンツ・マネジメント・システムとしてのMovableType
長らく放置状態だった熊嶺通信本サイトを抜本的にリニューアルし、このウェブログと同じMovableTypeをコンテンツ・マネジメント・システムとして導入しました。
従来は、HTMLファイルを手打ちで作っていたので、更新の手間が半端でなく面倒で、更新する気力すら沸かないという有様でしたが、これからは、とりあえずネタさえあればそんなに手間をかけずに更新が可能です。
そもそも、私がMovableTypeを使い出したのは、前職で、コンテンツ・マネジメント・システムによる職場サイトの抜本的リニューアルを検討せよ、という命令を上司に受けたことによります。何でも、某社に依頼したらン千万円の見積が出て、もし自前で出来れば相当な額が浮く、という話でありました。
法科大学院への進学で仕事を辞めてしまったのですが、MovableTypeをコンテンツ・マネジメント・システムとして利用する、というのは、ある意味本来の目的だったものに近づいたことになります。
もっとも、MovableTypeをコンテンツ・マネジメント・システムとして導入、と、大上段に言うのは、よくよく考えると変な話ですね。今までも、当ウェブログでMovableTypeを散々活用してきたのですから、別に、目新しい話でも何でもないのです。
何か、ウェブログというと日記的なイメージがどうしてもついて回るし、私もそのようにウェブログを運用してきたわけですが、そもそもウェブログは、別に日記である必然性はないわけです。HTMLを知らなくても簡単にサイト構築が可能ですよ、というところに巷のウェブログサービスのキモがあるわけで。
尤も、大抵時系列順にエントリーが並ぶから、どうしても日記的な使い方が中心になってしまいがちなのが実際のところですが・・・・。
今回の本サイトリニューアルのキモは、従来のサイト構造をMovableTypeを使いつつ極力忠実に再現した、という点にあります。だから、各エントリーには日付も出ないようにしたし、分野ごとの情報が整頓できるようにカテゴリも細かく設定しました。今までのサイトを、ほぼそのまま移植できたと思っています。
その意味で、本サイトの方もウェブログにした、と言わずに、コンテンツ・マネジメント・システムとしてMovableTypeを導入、と、ちと格好をつけて言ってみた、という次第。