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2005年9月 6日

鳥取県湯梨浜町のウラン残土問題(8)

今日の読売新聞社説が、ウラン残土関係でした(3104492氏の情報提供に感謝)。

アメリカへの搬送が余りに馬鹿げていて、税金の無駄遣いもいいところ、という点は同意。しかし、
前職の西尾知事の時代の「現地処理案」が原点である、という話は、読売は分かって書いている
のでしょうが、事実に反しています。

原点は、人形峠事業所での処理であり、それが、動燃(当時)と方面自治会との協定の共通の前提
になっていた話です。そして、その協定書の即時履行が最高裁でも確定してしまったというわけ
だから、少なくとも、現地処理という話はありえない。

西尾知事の時は、協定書を反古にしようという動燃に知事が肩入れしていたんですが、住民は
何とか耐えて、あくまでも協定書通り、という方針を貫き、今に至るという次第。

読売の考えとしては、残り2700立方メートルの撤去債務を無効化すべくアドバルーンを上げた
という話だと思いますが・・・・。

やはり現実的な手段は、人形峠事業所での処理だと思いますがね。すでに20万立方メートル
以上の残土を処理しているし、居住地からの距離もとれる。あとは岡山県の説得のみ、なんですが。


しかし、さすが、正力松太郎の読売新聞だなぁ。

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