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2006年01月07日

2 スパイクを過信しないこと

前章で、「とりあえずの準備」として、スパイクタイヤを導入する必要について述べました。

しかし、スパイクタイヤも、万能ではなく、滑るときは滑ります。過信は禁物です。
(2006.01.09追記)実際、私もこけました。車のいないところでよかった・・・・。

基本的な注意として以下の諸点があると思います。

a)スピードは控えめ。時速15キロメートルくらい
元々、路面状態が悪いので、さほどスピードは出せませんが、意識的に控えめなスピードで走るのがいいとおもいます。一番の理由は、急ブレーキをかけて前輪がロックすると、横滑りしてハンドルが取られるからです。後輪がロックしても横に流されますが、前輪が横滑りした時の方が怖いです。
(2006.01.09追記)後輪がロックしてもこけます。後輪ロックも充分怖いです。

筆者の経験では、時速15キロメートル程度でしたら横滑りせずに制動が可能なようです。
路面が悪く、結構疲れますから、ま、のんびりと走るのがいいでしょう。それでも徒歩よりよっぽど速いですから。

b)後輪ブレーキを意識
上記したように、ブレーキの際に前輪がロックすると怖いので、後輪ブレーキを意識するのがいいようです。
(2006.01.09追記)さりとて、後輪ブレーキばかり利くと、私みたいにこけます。意識的に、ブレーキ早めに、ジンワリかけるのがいいでしょう。

c)サドル低め、立ち漕ぎは無駄
路面が悪かったり、雪の吹きだまりにつっこんだりするとよろけるときがありますので、すぐに足がつけるようにサドルは低めがいいでしょう(筆者は座高が高いので元々サドル位置は低いですが)。あと、立ち漕ぎはかなりの確率でタイヤが空転します。

d)交通法規厳守
当たり前といえば当たり前なのですが、特に、雪道だと自動車も止まれないときがありますからねぇ。

e)無理しない
走っていて無理そうなところに差し掛かったら、おとなしく自転車を押しましょう。もちろん歩道に乗って。車道で押すのはだめですよ。


あと、最初のうちに、交通量の少ない場所で自転車の雪道での特性を体感するのがいいですね。筆者の場合、大学の構内でいろいろやってみました。

繰り返しになりますが、スパイクタイヤとて万能ではないので、とにかく過信しないことです。