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2005年03月12日

2 運送業者、電話、インターネット

とりあえず部屋は決まった。次に、引っ越しに伴う諸手続も行わなければならない。一番大切なのは運送業者である。率直に言って、荷物を全部移すことは効率が悪すぎる。家電・家具系は基本的に現地調達、ということにして、今使っているものは人にあげたり、勿体ないけど廃棄したりして、輸送すべきものは運送業者の単身引っ越しパックのボックスに入るだけ入れて、あとは宅配便で発送、という方針を立てた。また、日程としては、仕事の関係があり3月末日までは関西にいなければならないから、3月20日前後の春分の日の絡む連休にとりあえず荷物を移して、再び戻ってきて空っぽの部屋に寝袋生活、ということを考えた。

単身引っ越しパックを扱っている運送業者はいくつかあるが、私はある大手の運送会社をセレクトした。少々値段は高いのだが、荷物を入れるボックスが大きめで、結局はお得になると考えたからである。

ところが、申し込みの段階では少々混乱が生じた。まず、CMなどで宣伝されているフリーダイヤルに電話をした。すると、私の居住地と違う地域のコールセンターにつながってしまった。そこで、私の居住地を管轄しているコールセンターの番号を教えてもらい、電話をすると、単身パックは担当部署が違う、ときた。その担当部署とやらに再度電話すると、ここでもない、別のところに架けてくれ、と、2番目に架けた電話番号を言ってくる。そこには先ほど架けて、こちらの番号を教わったのだが、というと、しばらく待たされた挙げ句、ようやくここで受理してくれる、ということになった。やれやれ、である。

また、日程的にも私の当初方針の通りにはいかなかった。関西-札幌だと、中2日はかかるとのことで、3連休中に荷出しと荷受けを行うことはできない、ということが判明した。逆に、一週間までなら荷出しと荷受けの期間を空けられるということだったので、結局、連休最終日に荷出しして、次の週末に受け取る、という方向で話をまとめた。

次に、電話とインターネット(ADSL)の移転である。まず、引っ越しに伴って、日本テ○コムの「お○くライン」に替えようか、と考えた。で、資料を取り寄せたが、どうもADSLのキャリアに制限ができるらしい。また、札幌の当該地域は今申し込みがいっぱいで、予約扱いになる、という(後で知ったが、「お○くライン」の強引な勧誘が問題になっているようだ・・・・)。その方針は早々に放棄して、順当に、NTTの回線移設とADSLの移転、ということにした。

NTTは、東西に会社が分かれているため、ちと面倒くさい。NTT西日本管内なら116番でいけるようだが、どうもそうではないっぽい。それで、NTT東日本のウェブサイトから手続きを行った。折り返しNTTのコールセンターから電話がかかってきて、こちらは無事完了。

次に、ADSLの移転である。移転の場合は、オンライン申し込みは出来ずに、書面での申し込みが必要である、とのことである。書面をプロバイダのウェブサイトからダウンロードして、必要事項記載の上FAXした。
・・・・しかし、二週間たっても音沙汰がない。問い合わせたところ、受理されていない、とのことであった。どうもFAXが通信エラーで先方に届いていなかったらしい。やれやれ。改めて、郵送にて申し込む、という羽目に陥った。

(追記)のちに、もう一つ問題が発生した。向こうに引っ越しした段階ですぐにADSLが使えるように、3月1日の段階でNTTの回線を移転して、引き続きADSL開通工事を行うという手続きをしていたのだが、3週間はかかるだろうという読みがはずれて、3月7日に開通することになった。そのため、レンタルのモデムが早々と北海道に発送されてしまっていて、運送業者に連絡を取って現住所に転送してもらうことになった。まぁ、仕事が早いのは大いに結構なんですがね。